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アポローンとは?

アポローン(古希: ΑΠΟΛΛΩΝ, Ἀπόλλων, Apollōn)は、ギリシア神話に登場する男神。オリュンポス十二神の一柱であり、ゼウスの息子である[1]。詩歌や音楽などの芸能・芸術の神として名高いが、羊飼いの守護神にして光明の神でもあり、イーリアスにおいてはギリシア兵を次々と倒した[2]「遠矢の神」[3]であり、疫病の矢を放ち男を頓死させる神[注 1]であるとともに病を払う治療神でもあり、神託を授ける予言の神としての側面も持つなど、付与された性格は多岐に亘る。もとは小アジアに起源をもつ神格で、本来は繁茂する植物の精霊神から転じて牧畜を司る神となったという説や、北方の遊牧民に起源を求める説など[4]、アポローンの出自については諸説あり、複数の神格の習合を経て成立したものとも考えられている[5]。古典期のギリシアにおいては理想の青年像と考えられ、また、ヘーリオス(太陽)と同一視されるようにもなった。

推定される原音に近づけてその名をカナ転写すればアポルローンとなるが、日本語のカタカナ表記ではアポローン、または長母音を省略してアポロンとするのが通例である。

彼にまつわる神話①:難産の末の誕生

。ヘーラーはレートーがゼウスの子を身ごもると、すべての土地にレートーに出産する場所を与えてはならないと命じ、イーリスとアレースに土地が命令に背かないように監視させた[6]。あるいは太陽が一度でも照らしたことがある場所で出産してはならないと命じ、さらに蛇のピュートーンがレートーを追い回した。というのは予言によって、レートーの産む子が自分を殺害すると知っていたからである[3]。このためレートーは出産できる土地を求めて放浪しなければならなかった。

臨月を向かえたレトは、妹:アステリアの事を思い出すのである。妹:アステリアは、以前ゼウスに求婚され、しつこいゼウスから逃れようとウズラに姿を変え、飛んで逃げようとした所をゼウスに見つかり、オルテュギア(ウズラ岩)に変えられてしまったのである。
しかもこのオルテュギアは浮島であり、ゼウスの正妻:ヘラはアリステアには同情的だったのである。そしてレトはこのオルテュギア=妹に約束をするのである。

「どうか貴方の上でお産をさせて欲しい。そうすれば「浮島」をギリシア中心に移動させアポロンが誕生した聖地となる。あなたの上には立派な神殿が建てられ、誰もが羨まずに居られない程、富裕な島になるでしょう」

妹:オルテュギアは、姉:レトの願いを喜んで引き受けたのだった。ところが九日九夜の間、陣痛が続いても子供を産む事ができないのである(ヘラがお産の女神エイレイテュイアを監禁した為)
しかし、レトの事を心配する女神が次から次へと集まってイリスという女神が、オリュンポスに忍び込み女神エイレイテュイアを、ヘラに解らぬ様に連れ出したのだった。
レトはまずアルテミスを産み、アルテミスはその後すぐアポロンが産まれてくるのを助けたのだった。

彼にまつわる神話②:カラスが黒いわけ

カラスはアポローンの使いの鳥であった。当時は真っ白できれいな鳥で、人の言葉を喋っていた[1]。ところが、このカラスは、アポローンの恋人コローニスが別の男と密会しているという誤った情報をアポローンに伝えた。カラスがうっかり者だったという説と、カラスがうそつきだったという説がある。アポローンは現場に行き、人影を確認して矢を放ったところ、間男などはおらず、射殺した相手は当の恋人コローニスであった。コローニスは、腹にいるアポローンの子を無事育てて欲しいと告げ息を引き取った。

この子どもが後に医学の神となるアスクレーピオスである。

カラスは罰として真っ黒に染められ、二度と人の言葉を喋れないようにされたのち、天上に追放され、星座となった。

彼にまつわる神話③:月桂樹の誕生物語

アポロンは弓矢で遊んでいた愛の神エロスを揶揄した。それに怒ったエロスは、アポロンに「恋心を掻き立てる矢」を放ち、近くの河原で遊んでいた精霊ダフネに「恋心を去らせる矢」を放った。

アポロンはダフネを追い回し、ダフネは逃げたい一心から月桂樹へと姿を変えてしまった。アポロンは涙を流し「すまなかった・・ダフネ。せめて私の聖樹となってもらえないか」と頼むと、彼女はなったばかりの月桂樹の枝を揺らし、うなづいたという。

こうしてアポロンは「乙女の化身」月桂樹を聖樹とし、月桂樹のかんむりで額を飾る様になった。

こうして月桂樹は冬でも葉の落ちない常緑樹になり、その枝を編んで作られる月桂樹冠は、人間のあいだでは最高の名誉の印となって栄冠される事となったのである。

彼にまつわる神話④:愛人に予言の力を与えるも…

トロイアの王女で予言の巫女であったカサンドラに恋をしたアポロンは、彼女に「絶対当たる予知能力をあげるから、ぼくの恋人になってよ!」と迫る。
これを受け入れたカサンドラは晴れてアポロンの恋人となるが、最初に見た予知はなんと「アポロンに散々弄ばれた挙句に捨てられる自分」というものだった。
この予言を見てしまったが故に、カサンドラはアポロンに別れを告げるも、当のアポロンはキレて「予言を誰も信じない」呪いを彼女にかける。
結果、彼女の予言は「絶対に当たるが誰も信じない予言」となってしまい、その末にトロイアはトロイア戦争にて滅亡を迎える。

彼にまつわる神話⑤:愛した少年との別れ①

アポローンは、ヒュアキントスという若者を非常にかわいがっておりました。漁に行くときは網を持ってやり、狩りにいくときは犬をひいてやり、山に行くときは供となり、運動をするときも一緒です。

ある日、2人が仲良く円盤投げを楽しんでいた時、アポローンの投げた円盤がヒュアキュントスの頭部に激突、少年は息を引き取った。これはゼピュロスが2人の仲睦まじい様子を空から見て嫉妬し、円盤の飛ぶ方向を風で狂わせたためであった。

アポローンは、嘆きました。
「ヒュアキントスよ、
お前は死んでいく。私は罪を犯したのだ。
不死であることをやめて、一緒に冥界に行けたらいいのに。
しかし、神であるがゆえ、それはかなわぬ。

ヒュアキントスよ、
私の記憶と唄の中で一緒に暮らそう。
竪琴の音でお前をたたえ、私はお前の運命を唄おう。

そして、
ヒュアキントスよ、
お前を私の嘆きを記した花にしてあげよう」

その花の形はギリシャ語の「αι αι」(あぁ あぁ) になり、地面に落ちた血から深紅色のヒヤシンスの花が咲き出てきました。

彼にまつわる神話⑥:愛した少年の別れ②

キュパリッソス(古希: Κυπάρισσος, Kyparissos)は、ギリシア神話の人物である。テーレポスの子で、ケオース島に住む美少年。アポローンに愛された。

ケオス島のカルタイアの野のニンフに捧げられた金色のツノを持った大鹿がいました。首には宝石をちりばめた首輪、額にはお守り、耳には真珠の飾りがたれていました。

この大鹿には恐怖心も臆病さもなく、良く村にやってきていました。村人はみんなこの大鹿をかわいかって、頭をなぜてあげました。とりわけ、キュパリッソスはこの大鹿を誰よりもかわいがっていました。彼は大鹿を新しい草を食べさせに行ったり、澄んだ泉に水を飲みにも連れて行きました。花輪を編んではツノにかけたり、大鹿の背中に乗って遊んだりしていました。

ある暑い日、大鹿は木陰で休んでいました。キュパリッソスは間違って、持っていた槍で大鹿を突き刺してしまいました。死にかけている大鹿を見ていると、少年は自分も死にたいと思いました。

「嘆きはそのくらいにして、あまり度を超すことがないようにしなさい」
アポロン神はできるだけの慰めの言葉をかけました。が、キュパリッソスはうめくばかりで、アポロン神に最後の願いとして、いつまでも嘆いていたいと言うのです。さすがのアポロン神さえ、もうどうすることもできません。

やがて、悲しみのために血もかれて、その体はひからびて緑色になりました。髪の毛は逆立ち、細い針のような葉となり、梢となり、空を仰ぐようになりました。糸杉になってしまったのです。

アポロン神は、最後に糸杉になったキュパリッソスに優しく声をかけました。
「お前への哀悼は、私がしよう。そのかわり、お前はほかの人々を悼み、悲嘆にくれている者たちの友となるのだ」

彼にまつわる神話⑦:アザミ誕生物語

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