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ハーデースとは?

ハーデース(古希: ΑΙΔΗΣ, Ἅιδης, Hādēs) は、ギリシア神話の冥府の神。日本語では長母音を省略してハデスとも呼ばれる。クロノスとレアーの子で、ポセイドーンとゼウスの兄である。妻はペルセポネー。その象徴は豊穣の角及び水仙、糸杉[1]。ポセイドーンと同じく馬とも関連がある[2]。

オリュンポス内でもゼウス、ポセイドーンに次ぐ実力を持つ。後に冥府が地下にあるとされるようになったことから、地下の神ともされる。普段冥界に居てオリュンポスには来ないためオリュンポス十二神には入らないとされる場合が多いが、例外的に一部の神話ではオリュンポス十二神の1柱としても伝えられてもいる[注 1]。また、さらに後には豊穣神(作物は地中から芽を出して成長する)としても崇められるようになった。

冥界を支配する冥王ハデスは冷酷で残虐な神として描かれることが多いようです。しかし、元々は純真な心の持ち主であり、恋をした女性へのアプローチが上手くいかず思い悩む姿も語られています。また、ハデスは非常に真面目な性格で、奔放すぎるゼウスに比べれば遥かに常識的な思考の持ち主であるとされています。

彼にまつわる神話①:ペルセポネーに恋をする

ある日ハーデースは大地の裂け目から地上を見上げ、その目にニュンペー達と花を摘んでいたペルセポネーが映る。そこをアプロディーテーの息子エロースの矢によって射たれ、ハーデースはペルセポネーに恋をした[12]。

若く美しいペルセポネに一目惚れをしたハデスは何とか彼女の気を引こうと悩み苦しみますが、奥手な彼には気の利いたアプローチは思いつきません。そこでペルセポネの父であるゼウスに直接求婚の許可を取りにいきました。

ゼウスから許可をもらったハデスは花を摘んでいたペルセポネを「大地を割る」という神業で冥界に連れていきます。しかし、突然のことに事態を飲み込めないペルセポネは、地上へ帰りたいと泣いて悲しみました。ハデスは彼女を優しく慰め正式にプロポーズをしますが、彼女がそれを受け入れることはありませんでした。ハデスも彼女に対してそれ以上強引な行動がとれずに困り果ててしまいました。

一連の騒動がゼウスの差し金だと気付いたデメテルは激怒し、豊穣を司る力を放棄し世界中に不作と大飢饉を引き起こしました。大変なことになってしまいましたね。これに慌てたゼウスは先の約束を反故にし、ハデスにペルセポネを返すようにと命令しました。

これに落胆したのはハデスです。ハデスは地上に帰る前に一度で良いから自分と食事を共にして欲しいとペルセポネに哀願しました。冥界に来てから一切の食事を拒否していたペルセポネは、結婚こそ拒んではいたものの自分に優しく接し続けていたハデスの願いを聞き入れ、彼が差し出した「ザクロの実」を口にしました。しかし、ザクロは冥界の食べ物とされており、これを口にした者は冥界で暮らさなければならないという掟が存在したのです。ハデスに差し出された12粒のうち4粒を食べてしまったペルセポネは1年のうち4ヵ月は冥界で暮らさなければならなくなってしまいます。

彼にまつわる神話②:美しい音色に心動かされ

竪琴の名手オルペウスの妻エウリュディケーが毒蛇にかまれて死んだとき、オルペウスは妻を取り戻すために冥府に入った。彼の弾く竪琴の哀切な音色の前に、ステュクスの渡し守カローンも、冥界の番犬ケルベロスもおとなしくなり、冥界の人々は魅了され、みな涙を流して聴き入った。ついにオルペウスは冥界の王ハーデースとその妃ペルセポネーの王座の前に立ち、竪琴を奏でてエウリュディケーの返還を求めた。オルペウスの悲しい琴の音に涙を流すペルセポネに説得され、ハーデースは、「冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」という条件を付け、エウリュディケーをオルペウスの後ろに従わせて送った。

彼にまつわる神話③:トリカブト誕生物語

ヘラクレスは冥王ハデスの許可をもらい、決して傷付けないという条件で地獄の番犬ケルベロスを生け捕りにしたことがありました。

地上に引きずり出されたケルベロスは太陽の光を浴びた時、狂乱して涎を垂らした。その涎から毒草のトリカブトが生まれたという。

彼にまつわる神話④:白ポプラ誕生物語

レウケー(Leuke, 古希: Λεύκη, Leukē)は、ギリシア神話に登場するニュンペー。オーケアニデスの一人。長母音を省略してレウケとも表記される。

レウケーは冥界の王ハーデースに見初められて冥界に連れて行かれたが、彼女は完全な不死の神ではなかったために死んでしまった。これを悲しんだハーデースは、レウケーを白ポプラに変えたという(なお、レウケーとは「白い」という意味)。それ以来、エーリュシオンには白ポプラが繁っているという。

彼にまつわる神話⑤:世界の秩序を守るために名医を罰する

アスクレーピオス(古希: Ἀσκληπιός, Asklēpios)は、ギリシア神話に登場する名医である。ラテン語ではアイスクラーピウス(Æsculapius / Aesculapius)という。長母音を省略してアスクレピオス、アスクラピウスとも表記される[1]。

ケイローンのもとで育ったアスクレーピオスは、とくに医学に才能を示し、師のケイローンさえ凌ぐほどであった。やがて独立したアスクレーピオスは、イアーソーン率いるアルゴー船探検隊(アルゴナウタイ)にも参加した。その医術の技はますます熟達し、アテーナーから授かったメドゥーサの右側の血管から流れた蘇生作用のある血を使い、ついに死者まで生き返らせることができるようになった。

冥府から使者が蘇ることは世界の秩序を乱すことであり危険だとゼウスに強く抗議しました。職務に真面目に向き合うハデスならではの逸話といえます。これをゼウスは聞き入れ、アスクレピオスを最強の武器「ケラウノス」で射殺してしまいます。しかし、同時にアスクレピオスの偉業を讃え、彼を「へびつかい座」として大宇宙に迎え入れました。

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