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miya1224さん

雄別炭鉱

北海道の道東にはその昔、雄別という町に雄別炭鉱があった。
当時は朝鮮人をたくさん連れてきたり、天涯孤独の身元不明の人たちを雄別炭鉱は労働者として受け入れ、それなりに雄別町は栄えたらしい。
炭鉱なので事故で死んだ人も多く、多数の名もなき位牌が増えていった。
時代は石炭から石油に変わり、雄別炭鉱も例外なく閉山になる。
雄別町は炭鉱で栄えた町なので、閉山したあとは町民が減っていき、ついには雄別町に住む人は一人もいなくなってしまった。

そんな中、名もなき位牌は雄別町に流れる川に全部廃棄されたらしい。
それから雄別町は無人のゴーストタウンと化した。
現在も雄別町には病院に映画館に大きな煙突と、建造物は残ってるんだが、
廃墟と化した病院や映画館では当たり前のように幽霊の目撃談は後を絶たないし、
大きな煙突が逆さまに見えたら雄別町から帰れなくなるといった噂まで出る始末。
雄別町に近い釧路市という町では、遊び半分で絶対に行ってはいけない場所だというのは市民の暗黙の了解だし、
以前ギボアイコとかいう霊能者が雄別町に来た時も「私には手に負えない」といい何もせずに帰っていったくらいやばい場所。

こんな話が伝わってる。
ある日の夜、釧路から男2人と女1人が車で雄別町に肝試しに行ったらしい。
理由は分からないが、男2人は女を雄別の病院に置き去りにして帰ってきたらしい。
次の日になり女が発見されたのだが、昨日まで黒髪だった女は白髪に成り果てて精神崩壊。
女は精神病院に入れられ、数週間後に男2人は原因不明の変死。
その雄別に数年前、土木の仕事で行くはめになったんだけど、日が暮れて夜になった雄別は電気もないのに毎回すごく明るかった。

大雪山sos事件

1989年北海道・融雪沢上流の湿原に、樹木で組んだような「SOS」の文字が北海道警航空隊のヘリコプターに撮影された。

写真を分析したところ、文字は風倒木かシラカバの木をつないで文字に組み立てたもので、現場は登山道もなく、普段人が出入りしない場所だった。

発見翌日、道警は救助隊をヘリコプターで現地に派遣。
文字の確認と周辺を捜索、文字の周辺から、白骨化した遺体とカセットレコーダー、テープ三本の入った袋のようなものが見つかった。

道警に回収されたカセットレコーダーの中には若い男性の声で、二分十七秒にわたり、助けを求める声が録音されていた。

がけの上で身動きとれず
SOS 助けてくれ
がけの上で身動きとれず
SOS 助けてくれ
場所は初めにヘリに会ったところ
笹深く上へは行けない
ここからつり上げてくれ
(※下記動画参照)

検死の結果、発見された白骨は女性のものと断定された。

※こちらが公開された音声のようです。

北海道のとある峠

五年くらい前、仕事で北海道のとある峠をよく通ることがあった。
その峠は雨が降ると霧がかかるというか、地元ではガスがかかると言うんだけど、
その日も雨がシトシト振り、峠自体がモヤっていた。

いつもは峠を降り海側にしばらく走っていると、霧は無くなるんだけど、
その日はずっと霧がかかった状態だった。
視界が悪いし、なんだか嫌だなあと思って運転していると、霧の中にボヤーっと光が見えた。
そういえばここにはポツンと公衆電話BOXがあったはずと思いながら走っていると、
突然その部分だけ霧がなくなり、公衆電話BOXがきれいに見えた。

すると中に髪の長い女の人が見えたような気がした。
しかしもう午前一時を回っているし、街からは相当離れているし、ここらへんにはダムしかないはず。
こんな人里離れた公衆電話BOXに人なんか居るわけないと言い聞かせ、
気にしないようにしようと思っていると、突然携帯が鳴った。

道路は霧でモヤっているので路肩に止めるのは危険だと思い、
休憩用のパーキングがあったそこまで走り、車を停め携帯を確認すると、着信履歴は公衆となっていた。

しばらく考えてみたが、こんな時間に公衆電話から
掛けてくるヤツはいないだろう、間違い電話だと思い、
車を発進させようとすると、また携帯電話が鳴った。今度も同じく「公衆」と表示されている。
さっきの公衆電話BOXを思い出し、怖くなり、携帯を持つ手が震え、脂汗が背中を伝った。

電話はずっと鳴り続けいている… 
気持ち悪いので携帯の電源を切り、車を発進させようと前を見ると、髪の長い女が立っていた。
「うっ!」俺は息を飲むと体が固まってしまった。するとその女はスーっと運転席の横に移動してきた。
一分くらいそのまま横にいて、俺は目だけ右に動かし、その女の動きを見つめた。
メチャメチャ怖いにもかかわらず目線がその女から離せなくなっている。

すると突然、車の中で「私の事…見えてたんでしょ?」と女の声が聞こえた。
全身鳥肌が立つのがわかった。そして車の横にさっきの女が居ないことに気がついた。
どこにいったんだ!俺は心臓がバクバクとなり、もうパニックになり、何も見たくないと目を瞑った。
今度は「見えてたんでしょ…」といきなり耳元で、吐息がかかる感覚がした。俺の記憶はここまでしかない。

気がつくとパーキングで朝を迎えていた。
それ以来、昼でも夜でも迂回してその道は通らないようにしている。
みんなも深夜の走行中の着信には気を付けたほうがいいぞ。特に公衆からの着信ならば。
お前らは気付かなかったけど、向こうからは見えていたかもしれないのだから…

あんたがたどこさ

北海道札幌市には平和の滝っていう心霊スポットがある
心霊スポットっていってもシーズンになると蛍が見れるから
例えば夏休みに肝試しに行こうってことになっても
心霊スポットであることを知らないであろうカップルやら家族やらが普通にいたりするところ

今から10年以上前、俺が高校時代の夏休み
高2の夏休みだから部活以外にやることはなくその日も母親がいなく
父親も仕事で家に中々帰ってこない半分1人暮らし状態の友達の家に泊まりに行ってた
でもやっぱりしばらくするとやることがなくなり女子も誘って肝試しをやろうってことになった
急な誘いにも関わらず男子4人女子3人というメンツが集まった

どこへ行こうかって話になったんだけど学校はまずダメ
うちの学校は当時比較的明るかったし以前夜学校に侵入したのがバレて
次やったら停学、何か問題を起こしたら退学にすると脅しをかけられていたから
そこで名前があがったのが平和の滝だった

俺はそこが蛍の名所であることも知ってたけど蛍を見たことがない上に
正直霊を全く信じていない俺は蛍見た方が楽しいかなと思って黙ってた
チャリで40、50分くらいの距離だしちょうどいいやと思って俺たちはそこに向かった
(女子はチャリじゃなかったので2ケツ)

しばらくして到着
ホタル見たさの人は誰もいなく石碑なんかもあったりしてやはり中々の臨場感
平和の滝って名前の割には自殺が多い場所で深夜に滝に行くと滝の上から誰かが手招きしてるとか
写真を撮ると滝の中に顔が無数に浮かび上がってるように見えるとかそんな程度の心霊スポット
それでも俺たちはこえーwwとか言いながらワーキャー盛り上がってた

で、滝の方に向かってくわけなんだけど何かがおかしい
何がおかしいのかはわからないけどとにかくおかしい

―――静かすぎる

1分前までみんな盛り上がってたのに誰も声を発しない
怖いなら怖いなりに声を出してもいいはずなのに
静かな理由がすぐにわかった

声は出さないんじゃない、出せなかったんだ
他の人がどうだったかは知らないが少なくても俺は出せなかった
それどころが足を止めたいのに止めることが出来ないし顔を動かすことも出来ない
自分の体なのに言うことを全く聞いてくれなかった

そのまま俺たちは滝の前まで強制的に連れてこられて立ち止まった
一刻も早く帰りたかったが滝から目を離すことができなかった

そのまま俺たちは滝の前まで強制的に連れてこられて立ち止まった
一刻も早く帰りたかったが滝から目を離すことができなかった

暗闇に目が慣れ滝に1人の男の子?がいるのがわかった
その子はこちらに背を向けて体育座りをしている
一目でその子がこの世のものではないとわかった

その時滝の音が止まった
止まるはずはないんだが確かに聞こえなくなった
それと同時に鼻歌みたいなのが聞こえてくる
聞いたことがあるメロディー

「あんたがたどこさ」だ
ずーっと前に学校へ行こうっと番組でこの歌を使ったくだらない遊びを紹介してて
それが小学生の弟たちの間で流行ってたから聞き間違いではない
間違いなく「あんたがたどこさ」だ

その歌が中ほどまでくるとその子がすっと立ち上がった
ゆっくり、ホントにゆっくりとその子は体ごとこちらに向けていく
怖かった
顔を見たら死ぬんじゃないかと感じた

その子が完全に横向きになったあたりで後ろでドサッと誰かが崩れ落ちる音が聞こえた
それと同時に「逃げろ!!!!」と大きな友達の声が聞こえた
体がいつの間にか動く
俺は腰を抜かしてる女子を半ば引きずるように立たせ手をひきながら力の限り走った

滝の音がする
が、「あんたがたどこさ」は止まらない
それでも俺たちはチャリに飛び乗って無我夢中でこいだ
夢中でチャリをこいでいるとコンビニの明かりが見えた
気付かなかったがいつの間にか「あんたがたどこさ」も止まっており
俺たちはやっと解放されたと思い一安心した

その後特に異変はなかったがあの歌を最後まで聞き、
あの子の顔を見たらどうなっていたのか今でも怖くなるときがある
滝壺への投身自殺、公衆トイレ内での焼身自殺、首吊り自殺
自殺のメッカでもあるその場所とあの子は無関係なのか、今でもわからない

水辺でテント泊

音の話しが出ていたので。

北海道の三大秘湖には何種類かくくりがあるようですけど、どの分類にも入っているのが
東雲湖(しののめ湖)です。たぶん。東雲湖に行くには、然別湖の湖畔経由かくちびる山
経由の二通りがありますが、いずれも山道で、直接湖につながる道路はありません。
然別湖の隠し子みたいな湖ですので、ボートで然別湖を横断するという手もありますね。

もうかなり以前ですが、湖畔経由で東雲湖の東の水辺にテント1泊した事があります。
今ならやりませんが、当時そういう知識がありませんでした。
非常に静かな湖畔でした。ときおり天望山から聞こえるナキウサギの声以外は、自分の

心臓の音が聞こえるぐらい静かです。日暮後にテントの中にいるとき、すぐ頭上で
凄まじい叫び声(ギャー!)が聞こえて驚きましたが、ややあって遠のいた場所で
同じ声が聞こえたので、大型の鳥などが湖上を渡って行くのだとわかりました。

ところが、夜中にふと目が覚めると、ヒーン、ヒーン、という声が聞こえます。今だった
ら鵺(=トラツグミ)の声だと思うでしょうが、当時これも知りませんでした。そのうち
女の人がしくしく泣くようなか細い声になり、恐々テントから顔を出してみると、声は止
まり湖上は真っ暗で何も見えません。テントに引っ込んでしばらくすると、また聞こえ始
めます。やがて外の何かは、女性が含み笑いをしながら時々奇声を発しているような声に
なりました。テントの外の湖の事を考えると何だか良くない物を色々と想像(創造w)し
てしまい、非常に恐ろしくて眠れなくなりました。が、鈍感なので眠ってしまいました。

翌朝まぶしくて目が覚めると、テントの外は一面の銀世界。空も地も真っ白で、東雲湖だ
けが黒く大きな深い穴のようにぽっかりと空いていました。テントの換気口のメッシュに
風が当たって、ヒューン、ヒューン、と音がしています。原因はこれ。トラツグミでもな
かったのでした。

もと来た道をもどり、昨日水を頂いた然別湖畔温泉のフロントの方に会って、やっと一息
つきました。何も不思議な話ではありませんが、本人は非常に怖い思いをした体験です。

札幌の迷い道

一昨日体験したことだけどあまりに不気味だったから聞いてほしい。
リアルに体験したことだからオチとかはないよ。

自分の実家は北海道の札幌近郊の小さな町なんだけど、
たまたま仕事が休みだったもんだから帰省してたんだよね。
そんでもって家族3人(父、母、自分)で札幌に住んでる婆ちゃんの家にご飯食べに行こうってなった。
行きは父さんが車運転して、帰りは俺が運転したんだけど、
ご飯食べて帰る時にはもう夜の8時過ぎてて周りは真っ暗だった。

余談だけどいくら札幌が都会といえども、ちょっと郊外いくと結構な田舎なわけよ。
そんでもって俺が車を運転して実家に帰ってたんだけど、
あんまり運転に慣れてないのとその道を自分で運転して走ったことないのとで(親の車では何度も通ってる)
父さんに隣に乗ってもらって道教えてもらいながら運転してた。

しばらく話しながら走って俺が父さんに「ここどの辺?」と聞いたら、
「今N町入ったとこだから家までちょっとだよ」と行った。
暗くてよくわからなかったけど、確かにそこは俺の地元の隣町のN町だった。
ああ、そしたらあと20分くらい走れば家に着くなぁ。やっぱり長距離の運転は疲れる。。。
みたいなこと考えながらそのまま夜道走ってると、どこか道に見覚えがない。
いつも親に同乗して乗ってたけど、自分で運転したらこんなもんか。夜道だし
とか思って走ってたら目の前に急に丁字路が表れた。

もう家族みんなで「?」状態。だって札幌からの帰り道(途中で買い物したから北広島からか)
今までそんな丁字路、一回も通ったことがないから。

俺「え...、父さんこれどっち行くの?」

父さん「…み、右行け」 父さんの顔見るとかなり焦った顔してた。

そんで父さんの言うとおり右に曲がると細い農道みたいな砂利道だった。
そこからはもう街灯とかもないしUターンできないくらいの細い道だったから怖くてかなりゆっくり走ってた。
いくら走っても地元の町に着かないし俺も両親もかなり不安になってきた。
そんなとき横に座ってた父さんが「まるで狐につままれたみたいだな」とか言い出した。

狐か…まぁ幽霊とかじゃなければいいかとか思ってそのまま走ってると、
右前方に小さな動くものが見えた。動物みたいだけどこんなときに気持ち悪っ。て思ってたら
それは小さい子狐だった。
俺「あ…狐だ……」
父さん「猫かなんかだろ! あ…」

近づいていったらわかったんだけど、本当にその小さな動くものは子狐だった。
減速して近づいて行くと卑しそうな目でこっちを見ながら砂利道を横切っていった。
北海道では別に狐が道路横切るなんてことは、そんなに珍しくないんだけど、
それでもなんか気味が悪かった。

それからちょっと走ったらまた丁字路に当たって今度も右に曲がったんだ。
そしたらやっと舗装してる道に出て、周りの景色を見てもどことなく見覚えのある場所だったから
やっと安心した。

それからはどこにも迷うことなく実家に帰れたんだけど、帰ったあと家族で一杯やりながら話してたら両親が気になることを行ってた。
まず母が言ってたのが砂利道に迷う前に霧が出てたとか言ってた。俺はあんまり気にならなかったけど。

それよりも父が言ってた方が引っかかった。
砂利道を走ってるとき、父さんは言わなかったけど実はあのとき父さんの知ってる場所を走ってたらしい。

そこは地元近郊のゴルフ場近くの道なんだけど、N町の入り口つまり俺が父さんに
「ここどこ?」って聞いた場所から何キロも離れた場所にあるんだって。

俺が父さんに訪ねた場所から砂利道に迷い込むまでの時間は経ってても5、6分くらい。
到底そんな時間で何キロも走れるわけないし、

ましてその道を走り慣れてる父を隣に乗せて走ってるのに、
そんなわけのわからない場所に迷い込むわけがない。

父曰く、俺が場所を尋ねた場所から少し行ったところに歯医者さんがあるらしく
その角から右折させたかったらしいけど、家族全員そんな歯医者さんなんて見てないし、
気がついたら丁字路だった。


てことで幽霊とかは出てこないけど、本当に狐につままれたのかと思うような不思議な出来事でした。
父は飲みながら「あれは絶対ループしたんだ!」と豪語してたww(ワープと言いたかったらしい)

他にも車関係のオカルトな体験あるから、見てくれてる人いるならかくよ~

生き延びた男

これは本当にあった事件の話で、ある精神病院に隔離された事件の生存者の話です。
だから細部が本当なのか、狂人の戯言なのかは、わかりません。
しかし事件そのものは実際に起こり、北海道新聞の過去記事を探せば「大雪山ロッジ殺人事件」というのがあります。
その男は確かにその事件の生き残りであるのも間違いない、という事は初めに言っておきます。

事の発端は主人公である事件の生き残りの男が、札幌市中央区の中○公園にある古本屋にフラリと入ったことから始まった。
余談だが、残念ながらその古本屋は現在はないらしい。
何気なく男が手に取った本の隙間から大学ノートが落ちてきた。
何か書いてあったので読んでみると・・・。


奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる

もう自分で命を断つしかないのか…


助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて

という物騒な内容が最初から最後までびっしりと書いてあった。
気味が悪くなった男は店主に
「こんなものがあったんだけど、なんですか?これ?」
と聞いてみた。
店主は
「あ!」
と声をあげて
「なんでもない、これは売り物じゃないんだ。」
と言ってノートをむしり取った。

その日は仕方なく帰った男だったが、あのノートに書かれていた内容が頭から離れない。
奴とは一体、誰なのだろうか?
ノートを書いた人は今も生きているのだろうか?
男は次の日も気になって気になって、気が付いたらまたその古本屋に来てしまっていた。
そして再び店主に問いただしてみたが、教えてくれない。
それでも更に気になって、男は一週間ずっと通い続けた。
さすがにうんざりした店主は、ついに根負けして口を開いた。
「あんた、そんなにこのノートが何なのか知りたいのかい?」「だったら、八月二十三日に大雪山の五合目にあるロッジに泊まってみると良い…。」「ただし後悔しても私は知らないよ」
男はここまで聞いてしまったら、もう止まらなかった。
友達四人を誘い、五人でその年の八月二十三日に大雪山のロッジを目指して登山を開始した。登山したメンバーの内訳は女二人男三人。
登山そのものには、不可解な事は何も起こらなかった。
順調にロッジまで到着したそうだ。ロッジに到着すると女二人は
「お茶の用意をしてくるね。」と言ってすぐに準備を始めた。
男達は二階に昇り、寝室に荷物を運んで整理を始めた。
登山を提案した男は、窓辺に座り景色を眺めていたそうだ。
五分くらいした後、寝室のドアの向こうから声がした。
「ねえ、開けて。お茶持ってきたよ。」階下でお茶の準備をしていた女の声だった。
手にお盆を持っているから、自分でドアを開けれないらしい。
当然ドアの近くにいた男が、ドアを開けた。その瞬間だった。
突然そいつの首が落ちた…。
ゴトッ!

しかし何かがおかしい。
頭部が長髪の女の顔なのだ。
いや、正確に言うと頭部が女なのではなく、首が切り落とされた男の体の上に女の生首が乗っているようなのだ。
そいつの首の付け根からは、絶えず血が溢れてだしていた。
手には何かを持っているようで、生首女の目は恨めしそうにずっとこちらを見ていた。
そいつは有無も言わさず、荷物を整理する為に部屋の中心にいた友人の首も切り落とした。
同時に窓際に座っていた男は、無我夢中で窓から飛び降りた。
そして命からがら逃げ出して、登山道を偶然通りかかった登山者に助けを求めたそうだ。
「な…仲間が何者かに首を切り落とされて殺された!」
この信じ難い話に半信半疑だった登山者だったが、急いでロッジに到着してみると、凄まじい光景に腰を抜かしてしまった。
入口を開けて一階に入ってみると、女が二人とも首を切り落とされて死んでいた。
「これは大変だ…!」
その後すぐに警察が出動した。
生き延びた男は、窓から飛び降りた時に足を骨折していたらしく、病院へ搬送された。
警察が現場検証をしたところによると、四人の遺体の切断された切り口があまりにも鋭く斬られていたのか、出血もほとんどなかったそうだ。
警察はどんな凶器を使用したのか、まったくわからないと首をひねるばかりだった。
そして不思議な事に、犠牲者達の首は一つも見つからなかったそうだ。
結局事件は迷宮入りしてしまった。
病院では、ベッドに横たわる怯えた姿の逃げ延びた男がいた。
そしてその部屋では看護師が男の点滴を替えている時だった。
コンコン…。
「あれ?誰だろう?はーい、どうぞ。」
しかしドアは開かなかった…。

その替わりに声が聞こえた。
「この部屋に入院している者の母でございます。」
「実は荷物を持っていまして…すいません、開けて頂けませんか?」
男の母親の声だ。
が、母親は単身赴任の父を訪ねて東京にいるはずだった。
ここは旭川だ…こんなに早く母が到着できるのだろうか?
そもそも誰が連絡したのだろうか?
この時、男はその不自然さに気づいた。

「はーい、今開けますね…。」
男は
「駄目だ!開けては駄目だ!」
と男が声をあげようとした瞬間

ゴトッ…!

男が気づいた事とは、どうやらそいつは自分では決してドアを開けない、と言う事。
そいつは、どんな人の声も真似できるらしいと言う事。
そいつはあらゆる口実でドアを開けさせようとする事。
そして最後にそいつは自分の存在を知った人間を、殺すまで追い続けると言う事…。
男はその時はベッドを仕切るカーテンの中で気絶してしまったので、助かったようだった。
しかしそれ以来男はドアのある場所へは近づく事もできなくなってしまったらしい。
現在もその男は精神病院の鉄格子の中で、大学ノートにこう書き続けているそうだ。
あの古本屋で見つけた、ノートの持ち主と同じように…。

奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る奴が来る

この話を聞いてしまった時、私の所にもそいつが来るのではないかと心配になりました。
しかしいくらなんでも、それはないと思っていました。
しかしこの話を友人二人にしていた時、話が終わった午前五時、いきなり家のチャイムが鳴って驚きました。
恐る恐る玄関に行くと
「おい、俺だよ俺。祐司だよ!開けてくれよ!」
と、東京に就職した友人の声がしました。
さすがに皆焦って、そっと鍵を開けて
「鍵開いてるよ!」
って言ったんです。
そうしたら
「お土産沢山抱えてて…開けてくれよ!なあ!開けてくれよ!」
それを聞いて全員怯えてしまったんですど、友人の一人が機転を利かせて、裏口を開けたんです。
そして
「祐司、なんかドア壊れたみたい。裏口開いてるから入っておいで。」
って言いました。
今考えると入ってきたらどうするんだ!って話なんですけど、その時は無我夢中で。
朝まで友人皆と布団被って震えてました。
十時頃、祐司に電話してみると
「え、今?東京にいるけど、なんで?」
それを聞いて、私達はゾッとしてしまいました。
今でも半信半疑ですが、もう誰かの為にドアを開ける事は絶対にしないようにしています。

北海道の某ホテル

先月、仕事で北海道にいった。
某ホテルに到着し、部屋に行こうとして一人でエレベーターにのり、部屋がある4階を押した。
エレベーターが動いて止まり、扉が開いた。
すると、真っ暗というか、真っ黒なフロアだった。
この階は使ってないから電気消してるのかなと思った。
前方まっすぐに廊下が伸び、遠くに客室らしき扉が見えた。
真っ暗な中、扉の上の小さなライトのお陰でその扉が見えたが、それ以外はとにかく真っ黒。
エレベーターのなかから少しフロアを覗いたが、ヒンヤリした空気があるだけ。
節電で電気消してるのに冷房入ってるって変だなぁと思いつつ、完全に自分の部屋のフロアではないと確信し、
乗るエレベーターを間違えたのかもと思って、別の階へいってみるとふつうの明るいフロア。
そのフロアで館内図を確認するとこのエレベーターで間違いなかった。
もう一回乗って4階へいくと、普通の明るいフロアだった。
あの真っ黒な冷たいフロアは何だったのか。
あのフロアに出ていたら、どうなってたんだろ。しばらく怖かった。

おかしな死体が流れてきた

海の話ではなく、川の話です。

私の祖母が子供だった頃、住んでいた村は、比較的大きな川の近くにありました。(北海道です)
当時は河川改修などほとんどされておらず、大雨が降ったりすると危険な存在だったそうです。(いまもそうですが)
上流で雨が降ると泥で濁った水が流れてくるのですが、
たまに、動物(エゾシカなど)の死体が流れ下ってくることがあったそうです。
たまに人間の死体が流れてくることがありました。
周りの樹木の破片などといっしょに流れてくるので、かなり傷んでいる死体がほとんどだったと語っていました。

しかし、ある時(夏だったと言っていたと記憶しています)、おかしな死体が流れてきました。
どう見ても人間なのですが、硬い鎧のようなものを上下に着ていて、大きな口には太く尖った歯が並んでいたと。
不思議なのは、その死体には目も鼻も耳もなかったそうです。
べつに傷んで脱落したのではなく、孔もなく、まったくないつるんとした状態だったそうです。
当時は、警察の取り調べもあまり厳密ではなく、身元もわからないので、地元の寺の墓地に埋葬したそうです。
当時は土葬だったそうで、あたらしく遺体を埋葬すると土饅頭ができて、
埋められた遺体が腐敗して体積を減じると、その土まんじゅうが平らになるのですが、
その死体を埋めたところは、いつまでたっても平らにならなかったとのこと。
鎧のようなものは死体から剥がせなかったので、そのまま埋めたので、
それが原因ではないか?と寺の住職は語ったそうです。

北海道の支笏湖

私が高校三年のときの話です。
実名だけは省いて地名なども詳しく書くことにします。

北海道の空の玄関口、千歳市から南に車で1時間ほどの所に支笏湖という場所がありますが、
私の奇妙な体験はそこで起こりました。怖いというよりも奇妙という表現が正確でしょう。
当時、所属していた部活動のイベントとして、支笏湖まで自転車で行ってキャンプをしようという話が持ち上がり、
何時間も自転車を漕ぎながら私達はキャンプ場に向かいました。
テントなどの重い機材のお陰で「面倒だな~」と思いつつ、夏の日差しにめげながらも、何とか現地に到着。
そこまでは何も問題は無かったのですが、
やはり夜になると肝試しをしようというような、如何にもありがちな方向に話が転がっていきました。

支笏湖は地元では有名な心霊スポットの一つです。
ポロピナイキャンプ場から出発した私達は山道の獣道のようなところを進み、T字路まで辿り着きました。
私はといえば、密かに好きな女の子が怖がって他の誰でもなく私の腕にしがみ付いているのを、
違う意味で内心ドキドキしながら歩いていました。
何かがあるような独特の感覚も無く、肝試しは怖がり始めた部員達の提案によって途中中止となったのですが…。

キャンプ地に、私と友人の女の子の二人が先頭になって戻ったのです。
後ろの方には、部員が賑やかに「怖かったね」などと冗談混じりに話しているのが聞こえました。
ところが、先程まで焚き火を焚いていた場所に、既に先客が居ました。
部員の一人で同年代の男子、Aが俯いた感じで石の上に座っていました。
私は『そんな筈はないよな』と反射的に考えました。
何しろ、ついさっき彼を追い抜かして、先にここに私達二人が戻ってきた筈なのですから。
それも、いつもと違って暗く沈んだような雰囲気を醸し出していることに違和感も感じました。


「あれ、Aってさっきまで後ろに居たよね?」と、私は隣の女の子に敢えて明るく聞いてみました。
「うん。おかしいね…?」と彼女も不思議そうな声で返答しました。
「だよなぁ」と言いながら、私は後ろを振り向いて確認の為に大声を上げました。
「なぁ~、そっちにA居るか~?」
「おう、俺はここに居るが何だ~?」
それは紛れもなくAの声でした。
ほんの数秒のやり取りだったと思います。
――じゃあ、ここに座ってる奴は一体誰なんだ?
薄気味悪さを感じて再び振り返ると、そこには誰も居ませんでした。
「あれ…、さっきまでいたよな?」
「うん。居たよね」
おかしいなぁ、と戻ってきた部員に伝えたところ、その場はちょっとしたパニックになりました。

ここからは後日談なのですが。
この場所では、こういうことがよくあるそうです。
つまり、誰かが『増えている』ということが。
中には会話を交わしたり、ありえない場所に迷い込ませようとする者もいるそうです。
実際、一度行ったことがある筈の場所に二度と辿り着けない、という体験も何度もありました。
(以前は確かに行けた筈なのに、道が途切れていたりなど)

北海道の支笏湖に足を運ぶ際は気をつけて下さい。
貴方の隣にいる人が本物であるとは限りませんので。

地蔵

自殺者が多い路線ではJR中央線がよく挙げられる。
しかし、「自殺が多い駅」というのはあまり聞いたことがないだろう。
この自殺の多い駅として、北海道江別市にあるJR高砂駅(函館本線)がある。

実は12日午前7時50分に19歳の女子学生が飛び込んだばかり。
幸いにも軽傷で済んだが、1時間不通となり、その後のご家族のことを考えると怖い。
その怖いというのは放っておいて、この駅の紹介をします。

駅員さんがいるのは南口。北口は無人となっています。
北口にあるラーメン高砂の昔風ラーメンは美味しいです。
一見面白い洋風チックな駅と歩道橋。
これらは今から5年前の2001年に完成しました。

それまでは歩道で線路を横断していたのですが、
「自殺者が多いから」という理由で歩道橋に。

何故自殺のメッカと言われる程多いのか。
両隣の駅が見える、静かなところなど様々な要素があると思われます。
そういう人を引きつけていると言われればそれまでですが。

この高砂駅のすぐ近くには、お地蔵さんが立っています。
立てられたのは昭和3年9月13日。
これは自殺者遺族や有志によって立てられたものです。
今から77年も前。それほど前から起きていたのでしょうか。

実はこのおじぞうさん。
2001年の駅改装の際、このおじぞうさんを移動させていました。

その改装直後、ミス江別がこの駅で飛び込み自殺。
04年には、恋人と別れたことを苦にした21歳の女性が、
友人と家族に「今から死にます、ごめんなさい」とメールを送り、靴を揃え、15時丁度に身を投げました。

この時の自殺は、防犯カメラにしっかりと残っていました。
そしてこの5日後、すぐ横にある踏切で女性が飛び込みました。
電車の衝撃で腕、足、首がバラバラとなり、悲惨な光景が…。

高砂駅を知っていて、霊感が強い人は「行きたくない」と言うそうです。
自分は江別の大学に通っているため、人身事故の影響はよく受けます。今日も…。

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