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縁起のいい日ではなかった?「大安」 悪い日ではない?「仏滅」 本当の意味とは?

大安といえば「おめでたい日」であり、逆に仏滅は「縁起が悪い」と思われていて、結婚式などの節目には大安に合わせることが多いです。この大安や仏滅はもともと六曜であり、単に曜日として使われていたようです。当然今思われているような意味合いはないようで、これも誰かの策略で今日の意味合いになったようですが…

更新日: 2019年09月11日

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egawomsieteさん

■六曜

「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つを「六曜」と呼び、現代の日本では、日にちの吉凶を占う指標として利用されています。六曜はもともと中国で「時間」を区切る際に使われていた考え方で、日本に伝承された当初も時間の吉凶を占う指標として用いられていました。

六曜の起源は、中国の六壬時課または小六壬と呼ばれる時刻、日の吉凶占いで、それらが室町時代に輸入され、陰陽道の影響を受けたり、民衆に広がり今に至ります。

六曜の起源となる六壬時課または小六壬は、本来軍事戦略の時間の吉凶を占うものだったという歴史があり今考えられている大安や六曜とはとらえ方が違うかったようです。

また室町時代に輸入され、日本で独自の進化を遂げた六曜は江戸時代に大流行りして、幕府がむやみに暦を信じないようにと御触れを出します。

さらに明治時代になると、六曜は暦から消されてしまいます。

元々は時間を区切る指標

これら六曜は、もともと時間を区切る指標として活用されていたと考えられているが、現代では逆に占い的な性格を持つ六曜によって人の行動が制限されるという逆転現象を引き起こしている。
そして現代にいたって六曜は、日時の吉凶を示すものとして認識されるようになった。
そんな現代における六曜の吉凶、あるいはそれぞれの言葉の意味は、以下のとおり。

・六曜は神道や仏教とは何の関係もない

六曜は日本で長く信仰されている、神道や仏教の教えではありません。

「仏滅に葬式は良いのか?友引に葬式は縁起が悪い」と言った話で仏教の教えではないから気にしないでいいと言われたりすることもあって、気にしないで良いと考える人もいるでしょう。

歴史的に見れば、六曜の成立は上記のようにあまり信頼性が高いものとは言えません。

・急に使われ出した慣習

六曜は、江戸時代までは誰も知らなかった暦法で、
明治時代になってから急に、結婚式やお葬式などに使われるようになった慣習です。

ですので、「大安」に結婚式をしようが、「仏滅」に結婚式をしようが、全く関係ないと、私個人的には思ってしまいます。

「仏滅」に結婚しようが、続くカップルは続きますし、「大安」に結婚しようが、別れるカップルは離婚してしまうと思います。

・行政機関のカレンダーには記載なし

現在でも、一般的に使われているカレンダーや手帳には六輝が載っていますが、実は、行政機関が発行をするカレンダーには六輝は掲載されておらず、むしろ六輝を採用する事自体を取りやめるよう行政指導も行われていたり、とある自治体の職員手帳に六輝が掲載されていたものがすべて廃棄された事例があります。

・それでも多くの人(特に年配者)は信じている?

実際に結婚式の挙式では大安を選ぶ人が多く、仏滅を選ぶ人は少なく、同じ結婚式会場でも、大安の日は、式場費が高く、仏滅の日は安くなるそうです。

高いお金を払っても、大安を選ぼうとする人が多いのは、日に、いい悪いがあると少なからず信じているからでしょう。
だけど、日に良いとか日に悪いとかもともと決まっているものなのでしょうか。

■仏滅

今でこそ一番凶の作用が強い日と思われていますが、もともとは厄日と言うより、中身の無い日という意味で『空亡(くうぼう)』と言っていました。

この日になにか行うと、長続きしないと言われていたので、一般的にはあまりよくないのですが、軽い病気の治療は「すぐなおる」と言われて吉とされました。 縁を切りたい場合もよかったようです。

悪い日だと思われがちですが、この日は仏事や別れたい人との別れには良い日と言われています。

・仏教とは無関係

もともとは「空亡」や「虚亡」と記したものが、意味の上で「すべてが滅ぶ」と解釈され「物滅」と表記されるようになり、明治時代に暦学者が「物」に「仏」の字を当てたことから仏滅と表記されるようになっただけのこと。
なので仏教とは何の関係もない。

・仏滅は物滅

仏滅も仏が滅する日だから悪い日なんてのは後付けです。

もともとは物が滅する「物滅」から字が変換されて「仏滅」となりました。

お釈迦様が亡くなられた日は旧暦の2月15日。

2月は友引からはじまりますので友引→先負→仏滅・・・・と進んでいくと2月15日は100%仏滅にあたります。

これはたまたまです。

ですが、「字面」と「日にち」という偶然も重なって、「仏が滅する」なんて意味が後付けされたのでしょう。

■大安

今では一番いい日取りとされていますが、もともとは一神教の安息日と同じような意味合いでした。 名称も大安ではなく『泰安(たいあん)』。

どちらかというとあまり積極的に動くのはよくなく、ゆっくりと休養したり、リラクゼーションに時間を使うとよい日とされます。

この日は大吉だと思われがちですが、「大いに安し」という意味をそのままとると「特に害のない日」となり、実は「小吉」のような日です。

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