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この記事は私がまとめました

ソクイラさん

※注意事項

このまとめは、ネット上で見つけた怖い話をまとめたものです。
5分以上20分未満で読める怖い話をまとめております。
2500~10000字の怖い話が対象です。

・文字数は、句読点を含めたすべての字数です。
・推定読了時間は、1分間に500文字読んだと仮定して計算しております。
(読むスピードは人それぞれですから、あくまで目安です。)
・恐怖指数は、個人的に感じた恐怖を数値化したものです。
(ただし私個人の感覚ですから、人によっては違うと感じる場合がございます。あくまで参考です。)

★☆☆☆☆ あまり怖くない
★★☆☆☆ 少し怖い
★★★☆☆ まあまあ怖い
★★★★☆ 結構怖い
★★★★★ かなり怖い

※タイトル一覧

・湖底に沈む農家
・かんひも
・呪う夫
・謎の多い公衆電話
・おいぼ岩

文字数:4986字
推定読了時間:10分前後
恐怖指数:★★★★☆

原著作者:2011/07/01 17:17 だが、それがいい!さん「怖い話投稿:ホラーテラー」
以前、つきあってた霊感の強い女性から聞いた話。
「これまで、いろんな霊体験してきて洒落にならんくらい怖い目にあったことってないの?」
って尋ねたら教えてくれた。
俺が聞き伝えでここで書いても、その時の恐怖の状況がうまく伝わるかどうかわからんが、これまで色んなとこで聞いた話の中ではダントツに怖かった。
舞台は今から19年前、某県の山中にある、Nダムというダム湖のそばで起こった実話です。
彼女は家電量販店で働いていて、その日、とある町に注文を 受けたテレビを一人で配達に行った。

たまたまその町には彼女の叔母が住んでいて、叔母さんの方にも私用があったから、配達の前に叔母さんの家に寄り、ついでにテレビの配達先の家を知らないかと叔母さんに尋ねると、お客さんの家は叔母さんの家から目と鼻の先で、テレビの配達も無事にすませた。
帰る前、叔母さんに隣接するK市内に寄って帰りたいから、ここから近道はないのかと再度、尋ねたら、Nダムのそばを通る裏道を教えてもらった。
そして、彼女はその道を通って帰路についた。
その日は昼間から曇天で薄暗かったらしいが、あまり気にせずに近道と教わった山中の一本道をずっと走っていたのだが、そろそろ山を下ってK市内に出てもいいはずなのに、一向に山道を抜けないし、それどころかアスファルトの舗装もなくなり、車が一台通れる程度のすごく狭いデコボコ道になってきた。
彼女はさすがに道を間違えたのかな?と不安になっていたら、ちょうどそこに 農作業の帰り道とおぼしき一人のお婆さんが通りかかった。

彼女がそのお婆さんに、
「すみません。この道はK市に抜ける道であってますか?」
と尋ねると
「いや、この道は違うけえ。この先もうちょっと行った所に民家があって、そこの家の前が広うなっとるけえ、そこでUターンしんさい」
と親切に教えてくれたそうだ。
彼女はお礼を言い、教えてもらった民家まで車を進めた。
しばらく行くとお婆さんの言った通りに民家が見えてきたのだが、それがこんな山中になんで?っていうくらい大きな屋敷で、母屋の他に納屋と倉まで建っている、昔の豪農のようなたたずまいだった。
ともかく彼女はその家の前を借りて、車をUターンさせようとした、その時、先程道を教えてもらったお婆さんがなぜか車の横に立っている。

車でかなり走ってきたのに、なんでさっき別れたばかりのお婆さんがこんなところに?
彼女は気味が悪くなったのだが、一応、窓を開けて先程のお礼を再度、述べたそうだ。
するとお婆さんは
「せっかくだから家でお茶でも飲んでいきんさい」
と彼女に強くすすめるので、導かれるままに、彼女は車を降りたそうだ。
(このあたりから、記憶ははっきりしているが、彼女自身の意思とは別のモノに操られている感覚があったという)
すると、お婆さんが家の中に向かって、
「おじいさーん、きょうこさんが帰ってきたよー」
と意味不明のことを口走った。
すると、その声に応じて家の中からお爺さんが出てきて、
「ああ、きょうこさん、よう帰ってきたね~」
と、彼女には全く理解できない内容の声をかけてきたのだ。

彼女の名前は「きょうこ」ではないしその老夫婦もその日初めて会った見知らぬ他人だったのにもかかわらずだ。
その時、彼女は母屋の中から彼女をじっと見つめる明らかな視線を感じた。
ぎょっとして納屋の方を見るが、もちろん中の様子はわからない。
彼女は気味が悪いのをこらえて、お爺さんにすすめられるまま、縁側に腰をかけた。
縁側に彼女が腰をかけてもそのお爺さんは
「きょうこさん、よう戻ってきた」
などと変わらず、意味不明のことを彼女に言うので、彼女はこのお爺さんは、きっと少し痴呆が入ってるのだと解釈し、
「いえ、私はただの通りすがりの者で、きょうこさんじゃありませんよ」
と言ってみたのだが、お爺さんは全く聞く耳をもたない。
次の瞬間、彼女は意識を失ってしまい、ふと気がつくと母屋の中の仏間にお爺さんと二人でなぜか座っていた。

彼女は自分の意識がなぜ飛んだのか わからなかったが、お爺さんはまた一方的に彼女に話しかけてきた。
「昼の間は他のもんは出払っとって、ワシ一人じゃけえのう」
彼女は気味悪さをこらえつつ
「あ、そうなんですか?でも、納屋の方にひょっとしたらどなたかいらっしゃるんじゃないですか?」
と聞きかえした。
すると、
「ああ、あれは家の孫の子なんじゃが、結核を患ろうて、ここに置いとるだじゃ。数のうちには入りゃあせん」
とお爺さんは言う。
「ああ、病気の療養されてるんですか。それは大変ですね」
と彼女が言ったその瞬間、何者かが彼女の腕をギュッと掴んだ。

びっくりして彼女が自分の腕を見ると、3歳くらいの女の子が腕を掴んでいた。
いつの間にその部屋に来たのか、まったくわからなかったのだが、その少女は無表情な顔でじっと彼女を見つめている。
彼女はもう、本能的にこの家がただごとではないことに気がつき、逃げようとしたのだが、体がまったくいうことをきかない。
するとお爺さんが、
「こりゃ!この人はおまえのお母さんじゃあないんで!」
と女の子を叱りつけた。
次の瞬間、彼女は目を疑った!
なんと女の子はいきなりお爺さんに飛びかかり、首筋に噛みついたのだ!
しかも、先程の無表情な顔とは一変し、獣のような牙をむき出しにし、赤く光る不気味な目を輝かせながら!
彼女の話では本当に身の毛もよだつような恐ろしい顔だったそうだ。

とにかく彼女はもう、限界だった。
逃げようと体を起こそうとしたのだが、体がまったく言うことをきかない。
ふと自分の体を見ると、畳の中から無数の手が伸びてきて彼女を掴んでいたのだ!
そればかりではない。その無数の手は彼女を掴みながら、
「きょうこさん、やっと大旦那さんのとこに帰ってきてくれたんじゃねえ」
「もうどこにも逃げられんよ~」
などと語りかけてくるではないか!
もう、彼女は気を失いそうになった。
そしてふと横にいたお爺さんを見ると、先程まで首筋に噛み付いていた幼女は消え、そのお爺さんはお爺さんでは なく40代の中年の男になっていたのだ!
その男も周りの手の声と同調するかのように、
「きょうこさん、あんたは もう戻れんのんじゃけえねえ」
とニタニタ笑いながら語りかけてくる。

まさに、どうしようもない状況であった。
その悪夢のような状況が変わったのは、その男(元・爺)がいきなり立ち上がり、彼女の手を掴んで、外に連れ出した時だった。
彼女は抵抗もできず、家の外に連れていかれ、倉の前に立たされた。
わけもわからず、彼女がおびえていると、男は倉の戸を開け、彼女に中の様子を見せたのだ。
倉の中に入っていたものは・・・
時代劇などに出てくる座敷牢がその中にはあり、牢の中には一人の女性が横たわっていた。
彼女は恐る恐る、
「こ、これは誰ですか?!」
と男に問いかけた。
すると、
「誰って、おまえの妹じゃろうがあ!」
と男はニタニタしながら答えた。
彼女はもう、パニック寸前でそこから一刻も早く逃げ出そうとした。

ふと、横を見ると自分の乗ってきた車はまだそのままの場所にある。
彼女は男を振り切り、車までなんとか駆け出した。
すると突如車の前に、最初出会ったお婆さんが現れ、フロントガラスの上にカラスの死骸を置きながら、
「きょうこさん、あんたもうどこにも行かれんのんじゃけえねえ!」
と睨みつけてきた。
彼女は気が狂いそうになるのを必死でおさえながら、フロントガラスの上のカラスの死骸をはねのけ、車に乗り込んで、必死にエンジンをかけようと試みた。
この手の話の展開ではお約束のような感じだが、案の定、車のエンジンはなかなか始動しなかった。
それでもようやくエンジンがかかり、急いで車の向きを変え、もと来た道をひたすら戻ったそうだ。

後ろも振り返らず・・・
話はここで終わればよかったのだが、この時彼女にとり憑こうとしていた霊は、そんな生易しいものじゃなかったのだ。
彼女はやって来た一本道をひたすら走らせていたにもかかわらず、道はなぜかどんどん狭まっていき、ついには車が走行不可能な幅にまでなってしまった。
彼女はその場で立ち往生してしまい、どうしようかと悩んでいると、道の前方に、来た時にはなかったはずの赤い橋がぼんやり浮かんできたそうだ。
次の刹那、車の横にはあの老婆が立っており
「戻れん言うたじゃろう? あの橋はあんたのために作ったんじゃけえ、渡ってもらわんといけんのんよ」
と、車の窓越しに語りかけてきた。
彼女はもう、覚悟を決め、車を後退させ、逃げれるとこまで逃げようとした。

老婆を無視して車をバックさせていると、今度はその老婆が逆さまで車のフロントガラスにはりつき、
「逃がさんけえねえ~逃がさんけえねえ~」
とずっと叫び続けていた。
窓にはりつき叫び続ける老婆を無視して、ひたすら後退を続けたのだが、今度はまたしても前方に、先程見た赤い橋が見えてきた。
その時は彼女も万策つきて、もうダメだ、と思ったらしい。
彼女は呼び寄せられるように、車を降りてしまい、その橋に向かって無意識に歩いて行こうとした。
その時!頭の中に直接語りかけるように、彼女が小さい頃、自分を育ててくれた、お婆さんの声で
「○○ちゃん!そっちに行ったらいけんよ!」
という声が聞こえたそうだ。
その瞬間、彼女はまたしても瞬間的に気を失ってしまった。

そして気がつくと車を運転しており、そのまましばらく行くと、見慣れたアスファルトの道路にようやくたどりついたのだ。
まさに九死に一生というか、なんとかあの世の一丁目ともいうべき場所から 解放された瞬間だった。

ここまで書き進めて、この話を読んでくれた方々は、
「それはいかに言っても ネタ話だろ?」
と思うかもしれない。
しかし、紛れもない彼女の実体験なんです。
しかも!彼女の恐怖はこれだけじゃすまなかったんです。
そのダムにまつわる因縁めいた後日談というか・・・
その晩、彼女はほうほうの体で帰宅し、何気なく自分の所持品を調べたそうです。
すると大事なものが無くなっている。

彼女はその日の朝まで持っていたはずの運転免許証を紛失していることに気がつき、その日のうちに、再発行の手続きをするために、警察署に行った。
信じられないことがあったのはまさにこの後から。
警察署に行くと、幸運にも紛失した彼女の免許証は落し物として届けられていた。
彼女は安堵しつつ、引き取りの手続きをしようとした。
ところが、その運転免許の顔写真が彼女の写真ではなく、まったくの別人の 顔に変わっていたというのだ。
当然、警察では偽造とか犯罪の可能性もあるので、彼女の免許証をしばらく あずかり検査したのだが、これが写真が本人と入れ替わっている事実は別にして、まったく偽造した形跡がない正真正銘の免許証だったのだ。
後日、警察を通してわかった事実なのだが、その顔写真の主とは、彼女が恐怖体験をした日にテレビを配達に行ったF家というお宅の娘さんで、名前は「きょうこ」さんだったのだ!

しかもその顔写真の主は、2年前に彼女が怖い目に会った場所の近辺で交通事故死していたというのだ。
そのテレビを買われたF家のお婆さんという人は、その近辺の豪農の娘で、若い頃自分の実家と折り合いが悪く
駆け落ち同然で、家を飛び出したんだそうだ。
駆け落ち後はずっと長い間、東京に住んでいたらしいのだが、偶然にもその 娘さんがY県のお婆さんの実家のある町の人と結婚し、年をとったからという ので、娘さん夫婦に引き取られる形で、自分の生まれ故郷に戻ってきてたらしい。
そして、亡くなったきょうこさんとは、お婆さんの娘さんの子供、つまり 孫にあたる女性で、亡くなった時の年齢は、恐怖体験をした彼女と同じであったとのことだ。

なんでも、その方の実家である家(つまり彼女が導かれて迷い込んだ幽霊屋敷) はとうの昔にダムの底に沈んでいるというのだ。
かなり因縁めいた後日談は、まだまだこの先に衝撃の事実があるらしいのだが 俺が今日、彼女から聞いたのはここまで。
続きはまた今度、会った時に話してくれるそうだ。
とりあえず聞いたところまで、忘れないうちにまとめてみました。
でも、本当に信じられないことだが、何気ない日常生活を送っている世界のあちこちに、異世界への穴がぽっかりクチをあけて待ってるらしいです。
おしまい

文字数:6022字
推定読了時間:12分前後
恐怖指数:★★★★★

876 866 sage 2005/10/14(金) 16:25:05 ID:c2L+VjQX0
「かんひも」について。
僕の母の実家は、長野の山奥、信州新町ってとこから奥に入ってったとこなんですけど。
僕がまだ小学校3、4年だったかな?
その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。
そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。
交通も、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないようなとこです。
そんな何もないとこ、例年だったら行かないんですが、その年に限って、仲のいい友達が家族旅行でいなくて、両親について行きました。
行ってはみたものの・・・案の定、何もありません。
デパートやお店に連れて行ってとねだっても、一番近いスーパー(しょぼい・・)でも車で1時間近くかかるため、父は
「せっかくのんびりしに来たんだから」
と連れて行ってくれません。

唯一救いだったのは、隣の家に、僕と同じ年くらいの男の子が遊びにきていたことでした。
あの年頃は不思議とすぐに仲良くなれるもので、僕と、K(仮にKくんとします)は、一緒に遊ぶようになりました。
遊ぶといっても、そんな田舎でやることは冒険ごっこ、近所の探検くらいしかありません。
1週間の予定で行って、確か3日目の夕方くらいだったと思います。
午後3時を過ぎて、日が落ち始めるころ。
夏とはいえ、西に山を背負っていることもあるのでしょうか。
田舎の日暮れっていうのは早いもんです。
僕とKは、今まで入ったことのない山に入っていってみました。
はじめは、人の通るような道を登っていたのですが、気がつくと、獣道のような細い道に入っていました。
「あれ、なんだろ?」

Kが指差す方を見ると、石碑?が建っていました。
里で見る道祖神ののような感じで、50センチくらいだったでしょうか。
だいぶ風雨にさらされた感じで、苔むしていました。
僕とKは良く見ようと、手や落ちていた枝で、苔や泥を取り除いてみました。
やはり道祖神のような感じでしたが、何か感じが違いました。
普通の道祖神って、男女2人が仲良く寄り添って彫ってあるものですよね?
でもその石碑は、4人の人物が、立ったまま絡み合い、顔は苦悶の表情?そんな感じでした。
ぼくとKは薄気味悪くなり、「行こう!」と立ち上がりました。
あたりも大分薄暗く、僕は早く帰りたくなっていました。
「なんかある!」

僕がKの手を引いて歩き出そうとすると、
Kが石碑の足下に何かあるのを見つけました。
古びた、4センチ四方くらいの木の箱です。
半分地中に埋まって、斜め半分が出ていました。
「なんだろう?」
僕は嫌な感じがしたのですが、Kは、かまわずに木の箱を掘り出してしまいました。
取り出した木の箱はこれまた古く、あちこち腐ってボロボロになっていました。
表面には何か、布?のようなものを巻いた後があり、墨か何かで文字が書いてありました。
当然、読めはしませんでしたが、何かお経のような難しい漢字がいっぱい書いてありました。
「なんか入ってる!」
Kは箱の壊れた部分から、何かが覗いているのを見つけると、引っ張り出してみました。
なんて言うんですかね。
ビロードっていうんでしょうか?

黒くて艶々とした縄紐みたいなので結われた、腕輪のようなものでした。
直径10センチくらいだったかな?輪になっていて、5ヶ所、石のような物で止められていました。
石のような物はまん丸で、そこにもわけのわからん漢字が彫り付けてありました。
それはとても土の中に埋まっていたとは思えないほど艶々と光っていて、気味悪いながらもとても綺麗に見えました。
「これ、俺が先に見つけたから俺んの!」
Kはそう言うと、その腕輪をなんと腕にはめようとしました。
「やめなよ!」
僕はとてもいやな感じがして、半泣きになりながら止めたのですが、Kはやめようとはしませんでした。
「ケーーーーー!!!」
Kが腕輪をはめた瞬間に、奇妙な鳥?サル?の妙な鳴き声がし、山の中にこだましました。

気が付くとあたりは真っ暗で、僕とKは気味悪くなり、慌てて飛んで帰りました。
家の近くまで来ると、僕とKは手を振ってそれぞれの家に入っていきました。
もうその時には、気味の悪い腕輪のことなど忘れていてのですが・・・。
電話が鳴ったのは夜も遅くでした。
10時を過ぎても、まだだらだらと起きていて、母に
「早く寝なさい!」
としかられていると。
「ジリリリーーン!」
けたたましく、昔ながらの黒電話が鳴り響きました。
「誰や、こんな夜更けに・・・」
爺ちゃんがぶつぶつ言いながら電話に出ました。
電話の相手はどおやらKの父ちゃんのようでした。
はたから見てても、晩酌で赤く染まった爺ちゃんの顔がサアっと青ざめていくのがわかりました。

電話を切ったあと、爺ちゃんがえらい勢いで寝転がっている僕のところに飛んできました。
僕を無理やりひき起こすと、
「A(僕の名)!!おま、今日、どこぞいきおった!!裏、行きおったんか!?山、登りよったんか?!」
爺ちゃんの剣幕にびっくりしながらも、僕は今日あったことを話しました。
騒ぎを聞きつけて台所や風呂から飛んできた、母とばあちゃんも話しを聞くと真っ青になっていました。
婆「あああ、まさか」
爺「・・・・かもしれん」
母「迷信じゃなかったの・・・?」
僕は何がなんだかわからず、ただ呆然としていました。
父も、よくわけのわからない様子でしたが、爺、婆ちゃん、母の様子に聞くに聞けないようでした。

とりあえず、僕と爺ちゃん、婆ちゃんで、隣のKの家に行くことになりました。
爺ちゃんは、出かける前にどこかに電話していました。
何かあってはと、父も行こうとしましたが、母と一緒に留守番となりました。
Kの家に入ると、今までかいだことのない嫌なにおいがしました。
埃っぽいような、すっぱいような。
今思うと、あれが死臭というやつなんでしょうか?
「おい!K!!しっかりしろ!」
奥の今からは、Kの父の怒鳴り声が聞こえていました。
爺ちゃんは、断りもせずにずかずかとKの家に入っていきました。
婆ちゃんと僕も続きました。
居間に入ると、さらにあの匂いが強くなりました。

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