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携帯「ながら運転」厳罰化…12月1日から反則金3倍に

政府は13日、車の運転中に携帯電話を操作する「ながら運転」の反則金や違反点数の額を引き上げる改正道路交通法の施行令を閣議決定した。

更新日: 2019年09月13日

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反則金や違反点数の額を引き上げる改正道路交通法の施行令を閣議決定した。

Doragonflyさん

政府は13日、車の運転中に携帯電話を操作する「ながら運転」の反則金や違反点数の額を引き上げる改正道路交通法の施行令を閣議決定した。12月1日に施行する。

携帯電話の通話や操作をしながら運転する「携帯電話使用(保持)」の反則金を約3倍に引き上げ、大型車は2万5000円、普通車は1万8000円、二輪車は1万5000円、ミニバイクなどの「原付車」は1万2000円とする。「交通の危険」を生じさせた場合は反則金ではなく、直ちに刑事処分の対象とする。

違反点数は「使用」を1点から3点、「交通の危険」は2点から6点に引き上げた。

ながら運転を巡っては、5月に成立した改正道交法で、「使用」は6月以下の懲役または10万円以下の罰金とする罰則を設けた。「交通の危険」は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金としていた。

警察庁によると、携帯電話の通話や操作などが原因の交通事故は昨年1年間に2790件発生。5年前の1・4倍に上った。

このうち死亡事故は42件で、発生率は携帯電話を不使用の場合の2・1倍だった。

施行は12月1日。危険な走行は「あおり運転」も含め社会問題化しており、今回の改正を機に事故の抑止や運転マナー向上が期待される。

政府は13日、スマートフォンなどを使用しながら車を走行させる「ながら運転」について、違反点数と反則金を約3倍に引き上げ、懲役刑も重くするなど厳罰化した改正道交法の施行令を閣議決定した。

ながら運転を巡っては、ドライバーがスマホを操作しながら運転した車による死亡事故が相次いだことから、遺族らから罰則強化を求める声が上がっていた。

改正施行令では、運転中の携帯電話での通話や、画面を注視する違反「携帯電話使用等(保持)」の点数を1点から3点に、通話や注視により交通の危険を生じさせる違反「携帯電話使用等(交通の危険)」を2点から6点に引き上げた。

違反を繰り返すと「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」の罰則が適用される可能性がある。

「保持」の反則金は「大型車」はこれまでの7千円から2万5千円に、「普通車」は6千円から1万8千円、「二輪車」は6千円から1万5千円、「原付車」は5千円から1万2千円に変更。

「交通の危険」は軽微な違反であれば反則金の納付で刑事責任を免れる交通反則通告制度の適用から除外。

直ちに刑事手続きの対象となり、罰則はこれまでの「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」から引き上げ「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」とした。

ながら運転の厳罰化などを盛り込んだ改正道交法は5月に成立した。

警察庁は7月、施行令案を公表し、パブリックコメント(意見公募)を実施。施行に向けた作業を進めていた。

「あおり運転」の規制や罰則の強化は、自民党が8月に開いた交通安全対策特別委員会で方針が示された。

警察庁はあおり運転を道交法で新たに定義して規制する案や「車間距離保持義務違反」の罰則を重くする案などを検討している。

ドリームエリアは9月12日、「あおり運転」に関するアンケート調査の結果を発表した。

調査は8月末から9月頭にインターネット上で実施。不審者情報配信サービス「マチコミ」利用者43579人から回答を得た。

34%の人が「最近、あおり運転を受けた」と回答。具体的にどんなあおりを受けたかについては、「車間を詰められた」が87%で最多となった。

わずかながらも「併走して叫ばれた」(3%)や「前に出て急ブレーキを踏まれた」(2%)という回答もあった。

一方で、運転中にイライラして加害者になりかねない行為をする人も多数

運転中にイライラすることがあるか聞いたところ、「頻繁にある」(4%)、「たまにある」(73%)と合わせて約8割の人が運転中にイライラを経験していた。

そういった際にしてしまったことについては、「何もしない」が66%で最も多かった。

しかし、「相手と併走した時に顔を見た」(14%)、「急加速したりスピードを出したりした」(6%)「クラクションを鳴らした」(5%)など3人に1人は加害者になりかねない行動をしていた。

「あおり運転を1年以内に受けたことがある」と回答した人で、「運転中にイライラした時に、何かしらの行為を行なった」という人が約3割にいた。

自身が被害者でありながら、同時に加害者にもなりうる行動をとってしまっている人が一定数いるようだ。

ドライブレコーダー、「今後装着予定」という人も4割

「あおり運転に関して必要だと思う対策」については、ドライブレコーダーで対策するという意見が多かった。他には、心に余裕をもつことが挙がった。具体的には次のような声が出ていた。

「ドラレコがないときは携帯で撮影するなどして証拠を残し、なるべくあおり運転の車と違う道に出れるようにするか、お店などの駐車場に入り警察に電話」

「冷静に車を寄せて、さっさと先に行かせるのが大事だと思います」

「自分のことだけではなく、周りにも気をつけて、譲り合いの気持ちで、時間に余裕を持って運転する」

ちなみに現時点でドライブレコーダーを装着している人は3割程度に留まっている。だが、39%が「今後装着する予定」と回答するなど、あおり運転対策をする人が急速に増えていることがうかがえた。

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