【解説】
とっても暗そうな「僕」だが、そんな「僕」の「友達」がこの話の焦点になる。文章中に「僕が二人組みで一人で余ったときには僕と組んでくれ」、「僕がいじめられているときは見守っていてくれ」とある。

この「友達」が実在するのであれば、「僕が二人組で一人余ったとき」には、当然この「友達」は誰かと二人組になっているはずなので(「友達」が誰かと組んでいないならそもそも一人余ることがない)、この「友達」は現実に存在していないか、若しくは「僕」以外の他者には視認できない存在であるということが推察できる。

そして、本当に「僕」にとって最高の友達であれば、「僕」がいじめられている時には助けてくれると思うが、「僕がいじめられているときは見守っていてくれ」とあることから、その「友達」は他者には干渉できない存在であるということがわかる。

このことから「友達」は「僕」が創りだしたイマジナリーフレンド(イマジナリーコンパニオン)であると思われる。

出典意味が分かると怖い話【解説つき】 - 僕には最高の友達が一人いる

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