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【関西】まさに芸術。日本の匠による伝統工芸品まとめ

日本の匠の息吹が感じられる伝統工芸品は、手に取った瞬間に感動を覚えることでしょう。長く受け継がれている技術や匠のセンスを楽しむことができる、芸術とも呼べる伝統工芸品をまとめました。ここでは京都以外の関西のものに絞ってご紹介します。

更新日: 2019年09月26日

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friekingbadさん

関西の伝統工芸品:大阪府

大阪府大阪市周辺で作られている金工品です。原料の錫はかつて国内で採掘されたものを使用していましたが、現在はタイ・インドネシアなどから輸入しています。

ビール用のタンブラーの内側には手作業で細かな凹凸がつけられ、持ちのよい泡を発生させるとともに、厚みのある飲み口が滑らかな口当たりを演出します。

茶筒などはろくろ挽により正確に削り出されるため、気密性がよく、湿気・酸化を防ぎ茶の保存に適しています。

農業をするかたわらに行われた、近所で採れるキハダやキリの木を使った、箱等の簡単な指物作りは、江戸時代中期に始まったと言われています。江戸時代後期から明治時代にかけて一大産地を形成しました。

キリの柾目(まさめ)を活かし、木釘と各種組み接ぎ(くみつぎ)技法を凝らした組立から、磨き着色に至るまで、伝統技法を脈々と伝えています。

関西の伝統工芸品:兵庫県

兵庫県の南東部に位置する東播磨の中心に位置する小野市を中心に作られているそろばんです。温暖な気候に恵まれた小野市では、農業の閑散期の手仕事として算盤づくりが行われてきました。

学校や商店など身近な場所で使われる算盤を量産するようになり、子どもが使いたくなるカラーや形、使い勝手を追求した算盤や、ユニークな形のおもちゃのような算盤も開発してきました。

伝統工芸品「丹波焼」の特徴は、土地の傾斜を利用して 一度にたくさんの器を均等に焼くことができる登り窯で最高約1300度で熱し2~3日間かけて焼かれるため、 火の当たりと「灰被り」という独特な模様と色が現れ一品ずつ異なった趣きある表情が生まれます。

ここで製造される工程は「無形文化財」に指定されています。

桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、慶長16年(1611)ごろ朝鮮式半地上の「登り窯」が導入され、同時期に取り入れられた蹴りロクロ(日本では珍しい立杭独特の左回転ロクロ)とともに、伝統技術を今日に受け継いでいます。

関西の伝統工芸品:滋賀県

滋賀県甲賀市信楽町周辺で作られている陶磁器です。陶土に木節(きぶし)、実土(みづち)、蛙目(がいろめ)などの粘土や原料を合わせて練るため、コシがでて、肉厚な焼き物や大きな焼き物を造ることができます。

茶陶器においては、信楽焼の焦げ部分のさびた趣きが珍重されています。他の産地では見られない、人の肌のような素朴な温もりや豊かな表情が垣間見えます。

近江上布とは滋賀県(東近江市、愛知郡愛荘町、犬上郡多賀町)で主に生産される伝統的工芸品です。
上布を代表するもので、爽やかな着心地の麻織物です。

近江上布の歴史は古く、鎌倉時代には既に織られていました。
そして、江戸時代に彦根藩の保護を受け幕府への献上品として織られ、最盛期の明治時代には年間六十万反程生産されています。

関西の伝統工芸品:奈良県

室町時代中期、高山領主の子息が、茶道の創始者でもある村田珠光の依頼によって作ったものが始まりです。

その製法は城主一族の秘伝とされ、代々後継ぎのみに「一子相伝」の技として伝えていましたが、後になってその秘伝は、主だった16名の家来に伝えられることとなり、今日まで脈々と伝えられ、現在では、奈良県の高山が全国で唯一の茶筌の産地になりました。

奈良県奈良市・大和郡山市周辺で作られている筆です。奈良は筆作りの発祥の地と言われています。現存する日本最古の筆は、聖武天皇の御物(ごもつ)である17点の「天平筆(てんぴょうひつ)で、正倉院に保管されています。

筆匠(ひっしょう)たちは、毛の特質を読んで修整を繰り返しながら、千差万別の毛質によって偏りが出ないように何度も練り混ぜて一本の筆に仕上げていきます。

関西の伝統工芸品:和歌山県

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