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【東北】こけしや曲げわっぱなど個性的な伝統工芸品まとめ

日本にはさまざまな伝統工芸品がありますが、その中でも東北は個性的でおもしろい工芸品がたくさんあります。東北にお住いの方は馴染み深いものばかりかもしれません。父の日や祖父母へのプレゼントや、友人へのお土産にもおすすめです!

更新日: 2019年09月27日

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friekingbadさん

青森県の伝統工芸品

津軽塗の始まりは、元禄年間(1600年代末~1700年代初頭)に遡り、津軽四代藩主信政(1656~1710年)の時代に召し抱えられた塗師池田源兵衛が創始者と伝えられています。

津軽塗が産業として形を整えたのは、明治初頭で藩政下に積み重ねられた伝統技術を土台に産業化の糸口が開かれました。

我が国最北端の伝統的漆器として津軽ヒバを素地に木地に布を貼り、各種の色漆を塗重ね研ぎを繰り返し、50工程余りを経て作られる唐塗や小紋風の粋なパターンの「ななこ塗り」、つや消しの渋い黒地がモダンな肌合いの「紋紗塗り」など多彩な技法を駆使し堅牢で優美な塗りが特徴です。

岩手県の伝統工芸品

岩手県を代表する特産品として人気のある南部鉄器は、江戸時代南部藩のもとで、茶の湯釜、鉄びんを中心に盛岡で発達したものと、伊達藩領であった旧水沢市に早くから根づいた日用品鋳物を中心として発達した、この二つの産地から形成されております。

現在でも昔ながらの伝統的技術・技法を受け継いで、茶の湯釜や鉄びんなどを一つ一つ手づくりで作っております。また南部鉄器は昭和50年、国の伝統的工芸品として第一次で指定されております。

岩谷堂箪笥の起源は、康和年間(1100年代)藤原清衡が産業奨励に力を注いだ時代にさかのぼります。

その後天明時代(1780年代)に岩谷堂城主岩城村将が車付の箪笥を作らせ、更に文政年間(1820年代)に徳兵衛という鍛冶職人が彫金金具を考案しました。

最初は桐の模様が多かったのですが、次第に虎に竹、龍花鳥など多くのデザインが開発されました。その技術が今でも引き継がれています。

昭和57年には伝統的工芸品に指定され、これからも時を越えて受け継がれていくみちのくの伝統です。

秋田県の伝統工芸品

1602年に常陸より秋田へ減禄移封された時、領民の窮乏甚だしく、その日の糧に困る者さえある程でした。

大館城主佐竹西家は領内の豊富な森林資源を利用して窮乏を打開するため下級武士たちに命じ、副業として曲げわっぱの制作を奨励しました。

江戸時代末期から近代にかけて職人たちが技法を受け継いできましたが、プラスチックの出廻り等により他産業への転向が相次ぎました。

現在は、本物志向の風潮に相まって、大館の曲げわっぱは、多くの人に愛されています。

宮城県の伝統工芸品

江戸時代中期以後に、東北地方の温泉土産として生まれたものと伝えられています。

宮城県内には、「鳴子(なるこ)こけし」「作並(さくなみ)こけし」「遠刈田(とおがつた)こけし」「弥治郎(やじろう)こけし」「肘折(ひじおり)こけし」の5つの伝統こけしがあります。

頭部と胴体だけという、極めて簡略化された造形の美に加え、清楚で可憐な姿は、山村の自然に囲まれた素朴な作り手の心から生まれた美しさです。

今から350年以上も前の寛永年間(1624年~1643年)の創始と伝えられ、岩出山藩3代城主伊達弾正敏親が、塗師の村田卯兵衛と蒔絵師の菊田三蔵を京都に派遣し、修行させ、鳴子漆器の振興を図ったとされています。

安永2年(1773年)の「鳴子村風土記書出」において塗物、箸、楊枝などの産物の記載があり、鳴子の主要産物だったことがわかります。文化2年(1805年)の「漆出高記」には、漆の採取が行われていたことが、記録されています。

福島県の伝統工芸品

大堀相馬焼は江戸時代初期(1690年)に作り始められたと言われています。当時その地方を治めていた相馬藩が、焼き物作りを保護、育成したため、江戸時代末期には100余りの窯元が並ぶ、東北地方で一番大きな産地になりました。

青磁釉という青みのある透明なガラス質で、表面をおおった陶器を主に作っています。

ひび割れが模様のように器全体をおおっていることから「青ひび」と呼ばれており、このひび割れ模様が、作品を親しみやすいものにしています。青磁釉の主な原料である砥山石はこの産地のみで採れる原料です。

山間高冷地の昭和村では、江戸時代にはからむし栽培が始められ、途絶えることなく生産されています。

習得に長期間を要する「からむし引き」と「手績み」を経て作られるからむしの糸は、非常に品質が高く、小千谷縮や越後上布の原料にもなっています。

昭和村のからむしは、原料として出荷されているほか、村内においても織りの技術は、親から子へ、姑から嫁へと代々家々に受け継がれ、地機で織られた裃などがハレの着物として用いられてきました。

山形県の伝統工芸品

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