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GPSのリスクと「圏外でも使える」件、へぇ~!

スマホのGPSはとても便利ですが、便利ゆえにリスクも抱えています。そうしたリスクを上手にコントロールしながら使うのが正しいスマホの使い方です。また、スマホのGPSが「オフラインでは使えない」と思っている人も少なからずいるそうですが、実際は通信がつながっていなくとも地図を利用できます。

更新日: 2019年09月26日

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スマホのGPSはとても便利ですが、便利ゆえにリスクも抱えています。そうしたリスクを上手にコントロールしながら使うのが正しいスマホの使い方です。また、スマホのGPSが「オフラインでは使えない」と思っている人も少なからずいるそうですが、実際は通信がつながっていなくとも地図を利用できます。

m.satoakiさん

GPSとは

GPSとはGlobal Positioning System(グローバル・ポジショニング・システム)の略で、人工衛星を利用した測位システムのことを指します。

アメリカ国防総省が開発・運用している衛星測位システムで、全地球測位システム、全地球衛星測位システムとも呼ばれます。

ひとことで言うと、地球上空を回っているGPS衛星(正式名:ナブスター衛星)からの信号を受信機で受け取って、現在位置を把握するシステムです。この仕組みによって得られる情報(GPSデータ)は、誰もが、いつでもどこでも利用することができます。

仕組みと精度

「GPS衛星」が上空から送ってくる情報をもとに、「今いる位置」を計算します。

衛星の数は現在24機(予備機を含むと常時30機)で、上空20,200kmの軌道を周回し、「現在位置」「現在時刻」を発信し続けています。地球上のどこにいても上空に4機以上のGPS衛星が存在するように配置されています。

アメリカ以外の国でも位置情報取得のための衛星システムを持っています。

ロシアの「GLONASS」、中国の「BEIDOU」、EUの「GALILEO」、インドの「IRNSS」、日本の「QZSS」(準天頂衛星システム「みちびき」)などがあります。

日本では2010年に準天頂衛星システム「みちびき」を打ち上げました。日本の衛星は日本国内の位置情報の精度を上げるため、主に日本上空を飛びますが、アジア、オセアニア地域でも利用できます。

現在GPSの測位誤差は10m程度と言われていますが、2018年度に予定されている「みちびき」4機体制が整備されることで、誤差数10cm程度に留めることを実現します。

常時「ON」にしている人の割合

2018年にLINEが行ったリサーチではGPSに関して「設定や全てのアプリで常時ON」にしている人は16%、「特定のアプリで常時ON」にしている人が30%、「必要な時にON」にする人は35%、「ほとんどONにすることはない」人は13%でした。

「ON」にしているときのリスク

1.写真からの位置情報漏洩
撮影した写真に位置情報が記録されることにより、その位置情報から「写真を撮影した場所」を意図しない相手に知られる可能性があります。

2.SNSを経由して位置情報が知られてしまう
設定により、SNSでは投稿時に位置情報も一緒に登録することができます。「自宅にいます」という内容の投稿を行い、それと同時に位置情報が登録されたら、その位置情報を元に自宅の場所を特定されることにつながります。

3.意図しない行動記録が残りトラブルの原因になる
正確すぎる位置情報が、時には人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。本人の話と記録されている位置情報の辻褄が合わず、トラブルの原因になる

4.位置情報の共有設定により意図しない位置情報が共有されてしまう
意図しない位置情報まで伝わってしまい、それがトラブルの原因になることもあります。
特にこの機能は「浮気防止機能」と呼ばれることもあるため、場合によっては男女間のトラブルに発展することも考えられます。

GPSをオンにしておくことで、常にあなたの居場所が公開されていることになる

スマホを普通に使用しているだけでばれることはありませんが、スマホをハッキングされたり、ウイルスに感染したりすると、現在位置が悪意を持った人にばれて、ストーカーされる危険もあります。

さらには、最近では追跡アプリと言うものもあり、知らない間に誰かに端末をいじられてインストールされてしまって、ストーカーされる危険もある

写真や動画の撮影時に位置情報を記録する機能を使うことで、 旅行中などに撮影した写真や動画を見るときに、撮影した場所や現地時間がわかります。

GPS機能付きの携帯電話やスマートフォンなどを携帯していて地図サービスの利用、施設の出入り、位置情報を利用したゲーム、SNSの利用、更には位置情報が組み込まれた画像をブログやSNSで公開してしまう

個人の位置情報は、常に外部にさらされている

スマートフォン向けにGPSによる位置情報を利用した機能やサービスは多数ありますが、位置情報を追跡するオンラインサービスのシステムに含まれる脆弱性のせいで、ユーザーの位置情報とユーザーを特定する情報を、悪意のある第三者に収集される危険性があると警告されています。

セキュリティ専門家のVangelis Stykas氏とMichael Gruhn氏によると、データベースを管理するオンライントラッキングサービスのシステムには脆弱性を含むものが多く、ユーザーの居場所を特定するデータを外部から収集される危険がある状態だとのこと。

GPSを使っているアプリの確認方法

⇒ iphone

「設定」アプリの 「プライバシー」>「位置情報サービス」を選ぶと、GPSの使用状況が見られます。

⇒ android

スマートフォンの設定アプリを開きます。
1.[位置情報] [アプリの権限] をタップします。
2.[位置情報] が表示されない場合は、[セキュリティと現在地情報] [位置情報] をタップします。
3.仕事用プロファイルがある場合は、[詳細設定] [位置情報] をタップします。
4.[常に許可] と [使用中のみ許可] の下に、スマートフォンの位置情報を使用できるアプリが表示されます。
5.アプリの権限を変更するには、アプリをタップして、アプリの位置情報アクセスを選択します。

リスクを減らすためには

位置情報を使う予定がないのであれば、本体ごと位置情報の設定を無効化しておいたほうが無難です。

*次は、「電波が届かないところ(圏外)でもGPSが使える」って話

携帯やスマホの通信電波とは違うので、携帯やスマホが通話圏外だったとしても、GPSの圏外とは関係ありません。

例えば、山間部や離島、海上など、携帯やスマホが圏外となってしまう地域でも、人工衛星の電波が届く場所ならGPSは使用可能です。

逆に、建物の中や地下、建物密集地、深い谷底など、衛生の電波が受信しにくい場所ではGPSが圏外、使えない場合もあります。

じゃあ、登山とかでスマホが圏外でもGPSが使えるなら道に迷わなくて便利だと思うかもしれませんが、注意が必要です。

スマホが圏外だと、地図アプリが表示されない可能性があるからです。

最近では圏外でも表示可能な地図アプリがあるので、スマホが圏外の場所でGPSを使う可能性がある場合は、事前にそういうアプリをダウンロードしておけば便利です。

出典www.bluemediagps.com/bm6380spec.htm

GPSが圏外でも使える理由

GPSは、宇宙にある人工衛星からの電波を使って位置を知る仕組みだ。GPSに用いる衛星の電波は、衛星が一方的に地球に放っている。したがって地下で空からの電波が拾えない環境でない限り、GPSは使える。

一方、携帯電話が通信しているのは基地局という、通信会社が設置する施設である。電話やインターネットを使うとき、携帯は近くにある基地局と無線通信を行う。基地局は、ほかの基地局との通信やインターネットの接続を実質的に担っている。

つまり、近くに基地局がない場所では携帯電話は使えないのである。

圏外(オフライン)でも使えるカーナビアプリ

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