1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

日本が医療費42兆円で過去最高を記録してしまった深刻な理由

平成30年度の医療費が42兆円となり過去最高を記録していたことが明らかになりました。その深刻すぎる理由とは?

更新日: 2019年09月27日

11 お気に入り 17615 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

信頼のおける情報を基に作成しています。

■日本の医療費が過去最高を記録

病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた昨年度、平成30年度の概算の医療費はおよそ42兆6000億円と高齢化の進展などで過去最高を更新

■原因は高齢化

年代別にみると、75歳以下では22万2000円ですが、75歳以上では93万9000円となっています

22〜25年に団塊世代が後期高齢者になり、さらに医療費の膨張が見込まれている

2045年以降も人口減少は続き、47年後の2065年には8808万人、65歳以上の老年人口比率は38.4%となり、ほぼ4割が高齢者に

■そして医療の高額化

人工知能(AI)を活用したがん治療など、ICTを駆使した医療の高度化が進む一方、その担い手である現場の医師や看護師の過重労働が社会問題に

今後も新薬が高額の保険適用薬となる可能性は大きい。脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」は年内に厚労省の承認を得る可能性があると見られている。「ゾルゲンスマ」の米国での薬価は2億円を超えている

質の高い医療をこれからも維持していくためには、高齢化で医療費が膨らみ続け、財源は限られる中で、何を優先して医療費を振り分けていくか、負担割合をどうするか、みんなで見直していく必要が

■歪みが大きくなる可能性が

医療費は高齢者の数がピークを迎える2040年度には70兆円台にまでに膨らむと試算されていて、給付と負担の見直しの議論が避けられなくなる見通し

保険料を負担する人が減り、一方で医療費に占める保険負担の割合は増えます。すると財源がなくなってしまう

高額化する医療費を誰が負担するのか。何が何でも国で支えるべきなのか。抜本的な改革が待ったなしであることだけは間違いない

■これにより「医療費削減」が叫ばれている

「国民皆保険維持のために、見直しは必要だ」。健保連の幸野庄司理事は厚生労働省で会見し、語気を強めた

■現在、話題になっているのが「花粉症薬」の保険適応除外だ

市販品で代用できる花粉症治療薬は公的医療保険の適用外にするべき―。2020年度の診療報酬改定に向け、健康保険組合連合会(健保連)がとりまとめた政策提言が注目されている

健保連は、「全世代型の社会保障へ移行が直ちに必要である」との観点から、後期高齢者の原則2割負担(現在は1割負担)や、花粉症治療薬の保険適用をやめることを提言

対し医師会は、患者が医療機関への受診を控えるようになってしまう結果、かえって重症化を招くリスクが高いという。市販薬でも危険な副作用を起こす可能性があり、安全面のデメリットも生じると訴えた

1 2