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canty0628さん

▼日本人にとってはなじみの深い病気

正常細胞は、体や周囲の状態に応じて、増えたり、増えることをやめたりします。

対して、がん細胞は、体や周囲の状況を無視して殖え続けます。増え続けるので、どんどん数を増し、周囲の大切な組織を圧迫したり、壊したり、機能障害を引き起こします。

現在日本人は、一生のうちに、2人に1人は何らかのがんにかかるといわれています。がんは、すべての人にとって身近な病気です。

また、発見が遅れるほど治る確率は低くなり、早めに治療をしても再発する可能性もある、というやっかいな病気です。

▼転移する場合もある

「転移」とは、がん細胞が最初に発生した場所から、血管やリンパに入り込み、血液やリンパの流れに乗って別の臓器や器官に移動し、そこでふえることをいいます。

リンパ節は、リンパ管のところどころに配置され、体中を流れているリンパ液に含まれる老廃物をろ過するフィルターのような働きをしています。がん細胞が血液に侵入するのを防ぎ、死滅させる役割もリンパ節が担っています。

リンパ節でがん細胞を全滅させることができず、生き残ったがん細胞がリンパ液の流れに乗って広がった状態を"リンパ節転移"と言います。

転移や再発したがんやある程度進行したがんでも根治できることもありますが、ほとんどの場合は困難で、「がんによる症状を和らげること」「がんの進行を抑えること」が治療の目標になります。

▼そんな癌についてこんなニュースが話題に

東北大学大学院医工学研究科の小玉哲也教授らは、リンパ節の周りで増殖する初期乳がんリンパ節転移を、微細な気泡「ナノ・マイクロバブル」と超音波を使い、効率的に治療する手法を開発。

ヒトのリンパ節 (直径 10 mm 程度) と同等の大きさのリンパ節をもつマウスと悪 性度の高い乳がん細胞株を用いて、リンパ節辺縁洞で腫瘍が増殖する初期乳 がんリンパ節転移モデルを開発。

このマウスのわきの下のリンパ節「固有腋窩(えきか)リンパ節」にがん細胞を移植。その上流に位置する「腸骨下リンパ節」に抗がん剤とナノ・マイクロバブルとの混合液を投与。

▼メリットとしては

リンパ洞には血流がないため, 従来の血行性の抗がん剤の投与(全身化学療法)ではリンパ節転移に対する効果は限定的と考えられます。

この手法は、従来の全身化学療法に比べはるかに少ない量の抗がん剤で、転移初期段階にあるリンパ節転移病巣を効率的に治療できる画期的な治療法であると考えられる。

抗がん剤は辛い

抗がん剤治療の目的は一言で言うと、「がん細胞の増殖を妨害する」 ということです。実際には個々の患者さんや抗がん剤の内容により、 その効果がどこまで期待できるかによって、具体的な目的が定まります。

具体的な目的は、①根治を目指す、②延命を目指す、③症状の緩 和を目指す─の大きく3つに分けられます。

一方で副作用も多く

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