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あいちトリエンナーレ2019『ロミオ』東ドイツのスパイ作戦から着想を得る

あいちトリエンナーレ2019『ロミオ』▷冷戦時代に東ドイツの諜報活動を指揮していたマルクス・ヴォルフが考案した戦略に着想を得ています。このパフォーマンスと冷戦時代の作戦の共通点はタイトルだけでなく、他人同士が本当の好意を抱く可能性にもあります。

更新日: 2019年10月03日

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345tyanさん

東ドイツ最強スパイ マルクス・ヴォルフ

東ドイツの情報機関シュタージのトップを長く務めたマルクス・ボルフは、西ドイツに「ロミオ・スパイ」を送り込んで権力を持つ女性に接近させ、機密情報を集めたという。

ヴォルフの率いるHVAが利用していた西ドイツ在住のスパイは、1988年の時点で1553人。のべにすると、6000人という推定、また2〜3万人にのぼるという推定もある。

HVA(情報収集管理本部)=対外諜報機関

HVA は、情報提供者の約40%を西ドイツの企業、研究機関、大学に潜入させて、科学機密や技術機密を不正に入手していた

かつての東ドイツは、優秀なスパイとして知られるギュンター・ギヨームを旧西ドイツのブラント首相の官邸にもぐりこませるなど、極めて高度な諜報技術を誇っていた。

当時の指導者エーリッヒ・ホーネッカー(ErichHonecker)は西ドイツの首相より早く西ドイツの機密情報報告書を読むといわれるほどだった。

西ドイツのヴィリー・ブラント首相の功績

戦後ドイツを代表する政治家の1人ヴィリー・ブラント。最も有名なのは、1970年に西ドイツ首相としてポーランドを訪問し、戦時中ナチス占領下のワルシャワでユダヤ人が蜂起した場所に立つゲットー記念碑前に跪き黙祷したこと。翌年彼はノーベル平和賞を受賞。今日で彼が亡くなって25年です。 pic.twitter.com/JaEzsCISOR

ブラント首相は当時、独自の“東方政策”を実施し、旧東独との緊張緩和、再統一を積極的に推進した政治家

1970年にはポーランドの首都ワルシャワを訪れ、ユダヤ人ゲットーの跡地で跪いて献花し、ナチス時代のユダヤ人虐殺について謝罪

71年には東方外交でノーベル平和賞を受賞。71年には東西ドイツ基本条約を結び、第二次世界大戦後の秩序をすべて受け入れた。

1972年には、ドイツとポーランドのあいだで、共通の歴史教科書づくりを通じて国家間の和解を促進する試み「ドイツ・ポーランド間の教科書対話」が実現しました。

しかし1974年、個人秘書であるギュンター・ギョームが東ドイツのスパイであったことが発覚、ブラントは引責辞任

西ドイツという国家の尊厳を傷つけた、西ドイツの国益というものに計り知れない損害を与えたことに対して、お詫びをすると同時に、その責任をとって、政治から一切手を引く

あいちトリエンナーレ2019 『ロミオ』

【きてみてパフォーミングアーツ】 開幕に向け公演をピックアップしてご紹介✍️ - 8月3日(土)、4日(日) ドラ・ガルシア レクチャーパフォーマンス『ロミオ』 - 東西冷戦時代のスパイ作戦“ロミオ”に着想された本作。展示会場では決して正体を明かさないロミオ達が舞台上であなたの問いに答えます pic.twitter.com/kJA9PF1IS0

特別な訓練を受けた男性諜報員「ロミオ」たちは、敵対する西ドイツの行政機関で働く女性に好意的な態度で接近し、有効な情報を引き出すため、愛情やアテンションを与えていたという。

このパフォーマンスと冷戦時代の作戦の共通点はタイトルだけでなく、他人同士が本当の好意を抱く可能性にもあります。

今回愛知では、公募で集められた出演者たちが“ロミオ”として、来場者たちにアプローチを行っている。

⇓詳細は下記のサイトにて確認願います⇓

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