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ソフトバンク孫正義が1兆円投資したWeWorkという会社

ソフトバンクが1兆円を投資して、時価総額5兆円を記録したWeWorkという会社が何かと話題になる事が増えています。

更新日: 2019年10月08日

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misukiruさん

◆経営が不安視されるWeWork

コワーキングスペースを提供するWeWorkの企業評価額は470億ドル、だが同社はお金を失い続けている。

140億ドル集めたのに、残った手元資金が15億ドルもない。リースで抱えた負債470億ドルと、大きなスタバみたいなオフィススペースがあるだけだ。それさえも改修設備費のサイクルがめぐってきている。

WeWorkの「中核ビジネス」は巨額のネガティブ・キャッシュフローが発生している状況であり、決して「依然として強力」ではない。

◆大手企業のオフィス業務受託

WeWorkはニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにあるIBMのビル全体を運営しており、Airbnbのベルリンオフィス、アマゾンのボストンオフィスの運営も同社が行っている。

WeWorkは、まもなく大企業たちがオフィスビルを同社に外部委託するようになるだろうと予測している。そうしてWeWorkはどんどん洗練されていくデータを基に、顧客である企業たちに最小限の資金による最大限の生産性を約束するのだ。

1980年代からある業種だし、最近は地場産業が主役になっており、ビルのオーナー、不動産会社、ホテル、カフェ、不動産仲介業者、Googleまで参入している。

◆リース料の安さで急成長

WeWorkが創業したのは経済危機後の2010年。まだニューヨークの賃貸料が安かったころだ。やがて経済が成長し賃貸料が上がるにつれて、WeWorkは有利なリース料金をもっていることで利益を得ることができた。

◆ソフトバングが多額の投資

ニューマン氏もオフィスだけでなく生活全体や教育など、あらゆる面でのコミュニティ実現という理想を語り大風呂敷を広げ、その「クレイジー」さで孫正義氏に気に入られ、多額の投資を受けたと言われる。

ソフトバンクが最初に投資したのは2012年で、以後、他社はもうどこも投資していない。WeWorkが470億ドルの会社だと言っているのはもはやSon Masayoshiとアダム・ニューマンだけだ。

ソフトバンクやWeWorkの「競合他社よりも低価格でサービスを提供して最終的に市場全体を支配する」という手法は、Amazonが成長していく過程でとってきた戦略と同じ

ニューマン氏やソフトバンクの孫氏らの行動モデルは、コスト度外視の価格設定で市場力を獲得し、赤字は資金調達で補てんするという、まさに略奪的価格設定そのもの。

◆ニューマンCEOの辞任

ニューマンは渡米したときから「アメリカでビッグになってやる」という野心をもっており、大学での専攻も「起業とマーケティング」がテーマでした。

ニューマンは後に結婚するレベッカと出会います。ところが、「あなたは本当にクソ野郎だ。言ってることは嘘ばかりだし、事業をやってるというが情熱はないし、お金のことを話すけど破産も同然。食事のときはいつも私が先にクレジットカードを出すのを待ってる」とボロクソに言われます。

ニューマン氏の最大の問題は「公私混同」であり、会社を利用して自分個人が得する仕組みをあまりにもたくさん入れ込みすぎている。

プライベート・ジェット上でのマリファナ・パーティや、従業員をクビにした直後にテキーラで乾杯しとか、妻がスピリチュアルにはまって「こいつのエナジーが気に入らない」という理由で従業員をクビにしたとか

ニューマン氏は会社から7億ドル(約750億円)という大金を引き出し、「WeWorkにリースする」という名目で個人用の物件を購入したり、プライベートジェットに乗って世界中を飛び回ったりしている

◆WeWorkの不安要素

WeWorkの真の持続性が試されるのは、まだこれからである。WeWorkが規模を拡大してきたのは、経済が着実に成長を続けた10年間なのだ。

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