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ファザコン、娘の母親に対する憎しみ…エレクトラコンプレックスとは?

女児が父親に対して強い独占欲的な愛情を抱き、母親に対して強い対抗意識を燃やす状態を指します。ファザコンや年上好きだったりすればわかりやすいですが、実の父親に強い愛情をそそぐようだと勝手が違います。思春期になるにつれ娘は父親には恋愛と愛情の区別ができますが、母親に憎しみを覚えるほどになると危険です。

更新日: 2019年10月09日

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egawomsieteさん

■サンプラザ中野くんの娘「養育費中断」告発、母娘ばかり批判する人の心理にエレクトラコンプレックス

9月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の記事で、サンプラザ中野くんが前妻への生活費などの送金を中断していた事が明るみになった。告発したのは、中野の前妻の33歳の娘だ。

 記事の中では、前妻の妊娠が判明した時期に、最盛期だった中野が中絶を懇願したエピソードや、娘自身に命名された名前への不服、離婚後の養育費の未払いや財産分与の不満などの金銭的な問題について列挙されていた。

娘によって語られたその不幸な境遇の内容について、世間の反応と言えば「無責任極まりない」「そんなひどい人とは知らなかった」「勝手すぎる」といった中野に対する批判の声が上がっている。これらは告発した娘の思惑通りといった所だろう。

ところが母娘に批判の声も多く

ところがその一方で、同性である女性からの感想には、「とっくに離婚した元夫の事をネチネチと子供に言い聞かせる母親もどうかしてる」「毒親なんだね」「アラサーでフルネーム出して親のことやら金のこと…」「結局は相続の取り分が減る事を懸念してか。この33歳の娘もどうなの」等、同情の声よりもむしろ母娘に対する批判の声が目立った。

 生い立ちは確かに不幸であるにも関わらず、母娘は何故批判される立場となってしまったのか。その答えは、批判の声の主たちの心理の裏側にある。

甘えと見られている?

近年、離婚家庭はそう珍しくはない。似たような辛い境遇であっても、誰に頼るでもなく苦労や努力を経て自立した女性達からすれば、中野を告発した娘の内容はただの「甘え」とも取れる。当然、それを咎めたくなる心理が働きやすいものと思われる。

母親への批判の声については、女性特有の「エレクトラコンプレックス」の関与が挙げられる。「エレクトラコンプレックス」は、同性である母親に対して嫌悪感や対抗意識を抱く状態を指すものだが、女性の御意見番が父親としての中野の所業よりも、母親としての前妻の欠点や失敗の方を批判的に扱った理由の一因と言えるだろう。

今は非難覚悟で告白が必要

他人の家庭の事情ゆえ、本来なら他人が意見する余地はない。しかし、情報を自ら世間に公開したからには、ある程度の批判は避けて通れないだろう。特に、女性から女性へ向けられる厳しい意見には覚悟が必要である。

■エレクトラコンプレックスとは

女児が父親に対して強い独占欲的な愛情を抱き、母親に対して強い対抗意識を燃やす状態です。

幼少期の段階にある女児が、異性の親である父親に対して性的な願望へと通じるような深い愛情を抱き、その一方で、同性の親である母親に対しては憎しみや敵意の感情を抱くようになる無意識的な心的傾向のことです。

・誰しも通過儀礼として通る

女性は「エレクトラコンプレックス=ファザコン」を通過儀礼として育ちます。

男性は母親を女性は父親に対して愛情を持ち、同性の親に対しライバル意識を持ちます。

やがて、同性の親に対して持っている「憎しみ」に対して、不安や自責の念を持ち罪悪感が湧き出します

。同性の親に対しこんなに嫌っているのに、父親、母親は愛してくれる。

私って何てイケない子供なのと言う罪悪感です。

親から一杯愛情を貰っているからこそ、やがてこの時期をバイバイしていきます。

これを旨く通り過ぎれば良いのですが、処理に失敗すると恋愛をする成人期に悪影響を起こします。

■語源

この理論の近親相姦的欲望をユングは、ギリシア悲劇の一つ『エレクトラ』(エレクトラ女王)になぞらえました。『エレクトラ』は、父王を殺した母に復讐するという物語です。

エレクトラはギリシア神話に登場するアガメムノンの娘でした。しかし、アガメムノンがギリシア軍を率いてトロイ戦争が出征すると、妻クリュタイムネストラが敵アイギストスと通じてしまいます。

クリュタイムネストラとアイギストスは共謀し、凱旋してきたアガメムノンを殺害します。その後、アイギストスはエレクトラを貧農のもとにあずけて追い出すが、エレクトラは弟と共に父の仇を打ちました。

■おじさん好きな女子は?

この屈折した精神状態は、複雑で理解不能に思える気がしますが、簡単な一例で言うと、エレクトラコンプレックスのある女性は、年上の男性にばかり興味を持ち、心惹かれる、なんて話を聞きます。
「おじさん好きな女子」は、意外と少なくありませんが、ひょっとするとエレクトラコンプレックスなのかもしれません

■ファザコンならわかりやすいも

女性にとって初めて接する身近な異性は父親。幼少期には、父親に対して恋愛感情に似た愛情、独占欲を抱き、母親に対して対抗意識を持つのだそうだ。

森先生は「ユングによれば、誰しもがこういった状態を通過するのだそうです」と深層心理学の大家の説を紹介する。

幼稚園の女児が「大きくなったらお父さんのお嫁さんになる!」と宣言するのを見て眉をひそめる人はまずいない。

しかし、森先生は「この状態が成長しても続くとなると問題が生じます」と警告し、「通常は成長と共に恋愛感情と親への愛情を切り離して考えられるようになり、思春期には家庭の外の異性に関心がいくものです」と続ける。

父親の多くは成長した娘から「うざい、臭い」などと嫌われてしまうのが一般的だと聞くが、それは決して育て方を間違えた訳ではない。

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