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今からでも全部観たい!是枝裕和監督が描いた名作すぎる家族映画

『万引き家族』、『歩いても歩いても』、『海よりもまだ深く』、『海街diary』、『そして父になる』、『奇跡』、『誰も知らない』

更新日: 2019年10月16日

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kazooneさん

■是枝裕和監督がフランスを舞台に描いた家族映画が公開中

是枝裕和監督が初めて国際共同製作で手がけ、第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門でオープニング上映された『真実』が公開された。

是枝監督と言えば、「誰も知らない」、「そして父になる」、「歩いても歩いても」、「万引き家族」などを手掛け海外からも高く評価される日本を代表する映画監督。

『真実』ではフランスの国民的大女優ファビエンヌの自伝本をめぐり、母と娘の確執が露わになり次第に形を変えていく小さな家族の7日間が描かれている。

そんなわけで「真実」を観てきた。カトリーヌ・ドヌーヴやイーサン・ホークが出ているのに何だか外国映画ではなく、かといってまんま日本の映画でもないという不思議な感覚がした。是枝裕和おもしろいね。地味だけど楽しめました。

是枝裕和監督の最新作「真実」を観ました。 これは凄い。フランス映画のテンポとムードなのに、是枝さんならではの「裏腹な感情」が克明に描かれている。 愛されたかった娘。愛さなかった母。寂しいから傷つける。嫌いだけど誰より大切。 流石、家族映画の巨匠。 観れば観るほど味が出る。 pic.twitter.com/1cEghmW72g

■パルムドールを獲得した『万引き家族』(2018年)

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である祖母の初枝の年金だ。それで足りないものは、万引きでまかなっていた。社会という海の、底を這うように暮らす家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、口は悪いが仲よく暮らしていた。そんな冬のある日、治と祥太は、近隣の団地の廊下で震えていた幼いゆりを見かねて家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれていく。

2018年、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、血のつながりを超えた本当の家族の絆とは何かを問いかけ、日本でも高い評価を受け大ヒットした『万引き家族』。

犯罪でしかつながれなかった家族を演じたのは、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の城桧吏と佐々木みゆの6人。中でも安藤の演技にはカンヌで大絶賛の声が寄せられた。

監督自身、そろそろ家族の映画を終わりにしようかと考えながらも撮ってしまった作品だという。

■誰しもが自分の母親を思う『歩いても 歩いても』(2008年)

夏の終わりに、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。 開業医だった父とそりのあわない良多は失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。 明るい姉の一家も来て、横山家には久しぶりに笑い声が響く。 得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父。ありふれた家族の風景だが、今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日だった…。

是枝監督が母を亡くし、さまざまな感情を整理しながら母や父への目線を主人公に託して描いた作品。

老夫婦に原田芳雄と樹木希林、息子夫婦に阿部寛と夏川結衣、長女にYOUと、家族を演じる役者陣も見事なアンサンブルとなっている。

何気ない家族の日常を描いているため、海外ではローカル過ぎて理解されないだろうとの指摘もあったが、いざ上映してみるとどこの国でも「あれは自分の母親だ」という反応が返ってきたという。

■台風の一夜を過ごす元家族を描いた『海よりもまだ深く』(2016年)

中年男の良多は、15年前に文学賞を一度とったきりの自称作家。今は「取材」と称して探偵事務所に勤めているが、息子・真吾の養育費もまともに払えず、元妻の響子には愛想を尽かされている。そんな良多も、響子に恋人ができた事を知ると、自分のダメさ加減を棚に上げてショックを受ける。ある日、たまたま団地に住む良多の母の淑子の家に集まった良多と響子、真吾の3人は、台風のため翌朝まで帰れなくなる…。

2008年に公開された名作『歩いても 歩いても』と同じく阿部寛と樹木希林が親子役で、2人を念頭にして脚本を描いた『海よりもまだ深く』。

是枝は様々な家族の姿を世に送り出してきたが、本作に登場する家族はすでに関係が壊れて別々に暮らしている“元”家族で、彼らが再びともに過ごした台風の一夜を描いている。

リリー・フランキー、池松壮亮、真木よう子、橋爪功といった過去の是枝作品で知られる面々も出演している。

■異母姉妹が本当の家族になっていく姿を描いた『海街diary』(2015年)

父が死んで、鎌倉の家に、腹違いの妹がやってきました-。
海の見える街を舞台に四姉妹が絆を紡いでいく。深く心に響く、家族の物語。

鎌倉を舞台に綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという日本映画を代表する若手女優が四姉妹を演じた『海街diary』。

祖母の残した家で暮らす3姉妹が、父の葬儀で出会った異母妹のすずを引き取り、本当の意味で家族になっていく姿を1年がかりで撮影した。

原作は吉田秋生の人気漫画で、是枝監督自身が1巻を読んですぐに「これは絶対に誰かが映画化するって言い出すぞ。いやだ!撮られたくない!」と思って手を挙げた作品。

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