1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

一体なぜ…チョコレートが来秋から「値上がり」するかも

その背景には、長年チョコレート業界を悩ませている”あの問題”があるようです。

更新日: 2019年10月20日

3 お気に入り 15862 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

信頼性の高い報道と皆さんのツイートを基に作成しました。

manuronaldさん

■いまや欠かせない食べ物となった「チョコレート」

日本チョコレート・ココア協会によると、国民一人あたりの年間チョコ消費量は、2010年の1.74kgから17年には2.16kgまで増加。

国産大手メーカーとチョコレート専門店中心に、カカオの産地や配合量にこだわった商品の選択肢も増え、自分好みのチョコを選んで日常に取り入れる人が増えている。

■そんなチョコレートが「値上がり」するかも…

原料となるカカオ豆の2大産地国であるガーナとコートジボワールが、輸出の際に大幅な割増金を課す新制度を打ち出した。

来年10月の導入を計画しており、全輸出品に1トン当たり400ドル上乗せされ、現在の相場水準で試算すると約2割高となる。

■チョコレートについて

原料はカカオ豆

このカカオの種子(カカオ豆)に発酵や乾燥、焙煎、磨砕など様々な加工を行ったものがチョコレートの原料となる。

生産量と主要産地

国際カカオ機関(ICCO)によると、2018/2019年度(2018年10月~2019年9月)のカカオ豆の世界生産量は約485万トン。

現在、カカオは西アフリカと南米で多く栽培されており、ガーナとコートジボワールで世界の生産量の60%以上を占めている。

■背景にあるのは「カカオ農家の貧困問題」

農家の大半が貧困

世界で1000億ドル(約11兆円)規模といわれるチョコレート産業であるが、カカオ農家の多くは「貧困状態」にある。

世界銀行によると、コートジボワールでは農家の半数以上が1日約1.2ドル(約130円)未満の収入しかないという。

児童の強制労働も横行

カカオの国際取引価格は低下し続け、現在はチョコレート・メーカーに有利な低すぎる価格が設定されている。

農家の賃金も低下し、西アフリカ地域では多くの児童が強制労働を余儀なくされている。

■ガーナ政府関係者「農家を守る」

このような状況を改善するため、コートジボワールとガーナは近年、協調して高値で販売する姿勢を示している。

ガーナのカカオ豆輸出を統括する政府系機関のオポク副総裁は取材に対し、「最も弱い立場にある農家を守る」とコメントしている。

1 2