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ポジティブな行動と積極的な人との関わり…老人性うつ病の対処法

最悪なケースでは自殺を至ってしまうという老人性うつ。定年や配偶者の死など生活環境の変化が大きな原因ですが、適切な治療を受ければ治る病気であり、そこが症状が似ている認知症との違いです。まずは気になる症状が出ていれば早めに受診し、ポジティブな行動と積極的な人との関わりを持つことが大切です。

更新日: 2019年10月21日

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egawomsieteさん

■老人性うつ病の治療と予防

うつ病の治療には、薬と休養が大切です。一進一退を繰り返しながらの回復になりますが、適切な治療を続けることで治る病気です。
また、高齢者のうつ病は、生活環境の変化がきっかけとなることが多いため、環境を整えることも大切です。

薬物療法とともに、落ち着いた環境での入院生活、簡単なモノをつくる、絵を描くなど個人にあった治療法をを併用し、本人が潜在的に持つ力を引き出して快方に導く治療を行います。

・認知症と紛らわしい

老人性うつ病で注意が必要なのは、認知症と紛らわしい症状が多くあることです。「一日中、ぼーつとしている」「ぼそぼそと訳の分からないことを言い続けている」「反応が鈍い」「受け答えがちぐはぐ」などの症状から、加齢による認知症だと思ったら、実はうつ病だったということもあります(逆の場合もありますし、両方という場合もあります)。

いずれにしてもそんな症状が見られたり、いつもと違う様子が気になったら、早めに専門医を受診することが大切です。専門医というと、心療内科や精神科ということになりますが、本人が嫌がるようなら、初めはかかりつけ医に相談するとよいでしょう。

■予防

前向きにポジティブになることが大事です。そのためにできることから少しずつ何かに挑戦したり、続けていくことが大事。

老人性うつ病の場合は、若い世代のうつ病とは異なり、遺伝的・内因的な要素の影響が少ない病気です。かわりに生活の変化など環境的な要因が原因となることが多いので、環境を整えることも治療の一環となります。

・ポジティブに

新しいことにチャレンジする気持ちを持ったり、積極的に会話したりするなど前向きな気持ちを持つことが重要です。定年退職後も何か新しい仕事を始めたり、趣味や習い事に通ったりすると良いでしょう。自発的にそういった行動を取らない場合は、社会や人との関わりを絶やさないように、家族や周囲の人たちが気にかけてあげることです。

・食事

一人暮らしの場合や、身体的な要因で自炊するのが困難な人は、バランスの取れた食事を準備するのが難しくなり、コンビニ弁当やサンドイッチ、おにぎりなど炭水化物が中心の食生活になってしまいがちです。

炭水化物も生きる上では必要不可欠なエネルギーではありますが、脳の動きを活発にするためにはビタミンやミネラル、脂質やたんぱく質といった他の栄養素もバランス良く摂取することが重要です。

同居している家族がいる場合は、肉や魚、野菜、豆、海藻といったさまざまな食材を食べてもらうよう、食事メニューを工夫しましょう。離れて暮らしている場合は、宅配サービスを利用するという方法もあります。

・日光を浴びる

うつ病は、精神を安定させる働きがある神経伝達物質「セロトニン」と関係が深いといわれています。太陽光を浴びたり運動をしたりすると、セロトニンの分泌を促すことができるので、屋外の散歩や簡単な体操などを日常生活に取り入れ、適度に体を動かすように誘導してあげましょう。

・積極的に人と関わる

私たち人間は、いくつになっても社会や周囲の人から、存在を認めてほしい、必要とされたいという欲求があります。特に定年退職を迎えるまで、休日も深夜もバリバリと働いていたような男性は、退職という人生にひとつの節目を迎え、生活環境が激変します。

急にやることがなくなり、自宅にこもるようになるという状況が、老人性うつ病を引き起こすきっかけにつながります。


 例えば、第二の人生として退職後に楽しめる趣味を早いうちに見つけておく、また趣味

・適度な運動を心がける

ウォーキングなどの適度な運動を続けてみましょう。運動が苦手な方は、ちょっとした買い物や散歩などで身体を動かすだけでも十分です。

また、うつ病の発症には日光を浴びないことも関わっているといわれています。晴れた日に積極的に外出し、日光を浴びながら散歩などを楽しんでみましょう。

■対処法

・ゆっくりできる環境を作る

うつ病の人にとって、ゆっくり休養を取ることは有効な対策となります。
一般的に、うつ病にかかる人は責任感の強い人が多く、体調が悪くても家事などの作業に無理をしがちな傾向があります。

周りの人は、こうした作業を代わってあげるなど、本人がゆったりと休める環境を作るのが大切です。

ただし「休ませすぎ」には注意が必要

「休んだほうが良いから」と何もせずに過ごしていると、寝たきりや認知症につながるリスクもあります。
周囲の人は、本人が適度に心身に刺激を受けられるような機会を作ってあげることも心がけてください。

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