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【少し閲覧注意】世界の奇書を並べていく 何も間違っていない何一つ間違っていない

トリストラム・シャンディ、オルランド、フィネガンズ・ウェイク、重力の虹、ソドム百二十日あるいは淫蕩学校、悪童日記、メガトン・サーガ

更新日: 2020年05月04日

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この記事は私がまとめました

人間を除いて。唯一の間違い。唯一の間違いが全てのものを殺す。一夜にして。(このページが、私が作った中で、一番お気に入り数が多いや。くっそ適当に作ったのに)

koitate2016さん

目次

トリストラム・シャンディ
オルランド
フィネガンズ・ウェイク
重力の虹
ソドム百二十日あるいは淫蕩学校
悪童日記
メガトン・サーガ

トリストラム・シャンディ

脱線は、争う余地もなく、日光です。――読書の生命、真髄は、脱線です。――たとえばこの私の書物から脱線をとり去って御覧なさい――それくらいならいっそ、ついでに書物ごとどこかに持ち去られるほうがよろしい――あとに残るのは各ページ各ページを支配する一つづきの冷たい永遠の冬です。今度は脱線をふたたび作者に返して御覧なさい――作者は新郎にたとえられた太陽のごとくに進み出て――すべての者に祝福をおくり、多彩の変化を現出させ、何人の食欲をも飽かしめることがないでしょう。

出典『トリストラム・シャンディ』ローレンス・スターン

この作品をご存知の方は、かなり少ないかと。

日本の文豪、夏目漱石の愛読書でもありました。

全9巻より成り立つ、未完の作品です。

題名は、The Life and Opinions of Tristram Shandy, Gentlemanです。

その主人公のトリストラム・シャンディが、途中まで全然出てこない。

まず、トリストラム・シャンディの、父親と母親について語っていきます。

その最中に、ひたすら脱線、脱線、脱線して、メインの話に戻ります。

また読者を、完全に遊び道具としている文章が、突如として出てきます。

トリストラムシャンディのストーリーラインみたいな支離滅裂な人生を歩んで来ました pic.twitter.com/Bj73bUp5uo

オルランド

Only those who have little need of the truth, and no respect for it — the poets and novelists — can be trusted to do it, for this is one of the cases where the truth does no exist. Nothing exists. The whole thing is a miasma — a mirage.

出典『Orlando: A Biography』Virginia Woolf

この作品もご存知の方は、かなり少ないかと。

イギリスの女性作家ヴァージニア・ウルフの作品です。

ヴァージニア・ウルフには、同性愛嗜好がありまして、

イギリスの詩人ヴィタ・サックヴィル=ウェストと恋愛をしていました。

彼女をモデルにこの作品は書かれました。

女性が昏睡から目覚めると、男性に変わるというお話です。

今では普通ですが、当時はかなりの反響がありました。

フィネガンズ・ウェイク

A Place for Everything and Everything in its Place, Is the Pen Mightier than the Sword?

出典『Finnegans Wake』James Augustine Aloysius Joyce

Though Wonderlawn's lost us forever, Alis, alas, she broke the glass ! Liddell lokker through the leafery, our is mistery of pain.

出典『Finnegans Wake』James Augustine Aloysius Joyce

ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』読み始めると全身にゾワゾワって来るんですよ。15ページぐらいしか読んでないけど。

災害続きで不安なときにはこういう「笑いの文学」がいいのだよ……。方向性は全く違えど、両作とも諧謔精神で文芸の歴史を変えた。「ドン・キホーテ」は類稀なメタフィクションでもあるし、「フィネガンズ・ウェイク」は前人未到の言語遊戯である。「アカシア」の後はこの二作を秋の夜長に読む予定。

重力の虹

トマス・ピンチョンは、池澤夏樹兄貴によって知った。

性行為をすると、爆弾が落下するという、笑って良いのか、悲しんで良いのか、分からない作品です。

トマス・ピンチョンについては、次やる予定ですので、少し待っといてどうぞ。

数学に、全然進めないなあฅ(´・х・`)ฅ<ウサギ〜!

しょうがないな。遠回りが一番の近道。知性でも理論でも、破砕できそうにない。

#紙屋書簡 1週間ご無沙汰になっていた作品紹介ですが、6冊目は巨匠・ドストエフスキーさんにご登場していただく予定です。 特別企画とミサイル繋がりで、トマス・ピンチョンさんの『重力の虹』にしようか迷いましたが、重量級な作品ゆえ、編集との兼ね合いを考えて後に回させていただきます。

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