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【眠れない時に】あまり知られてない短編小説の名作を並べていく

戯作三昧、きりぎりす、ビジテリアン大祭、西班牙犬の家、悟浄歎異、アウルクリーク橋、脂肪の塊、犬を連れた奥さん、不思議な少年、キリマンジャロの雪

更新日: 2019年10月22日

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この先の橋は、女神問弧印を持っていると、落っこちてしまいます。だから、売りに戻る必要があったんですね。(永遠の眠りにつく)

koitate2016さん

目次

戯作三昧
きりぎりす
ビジテリアン大祭
西班牙犬の家
悟浄歎異
アウルクリーク橋
脂肪の塊
犬を連れた奥さん
不思議な少年
キリマンジャロの雪

戯作三昧

頭の中の流れは、ちょうど空を走る銀河のように、滾々としてどこからか溢れて来る。彼はそのすさまじい勢いを恐れながら、自分の肉体の力が万一それに耐えられなくなる場合を気づかった。そうして、かたく筆を握りながら、何度もこう自分に呼びかけた。

出典『戯作三昧』芥川龍之介

日本の短編の名手、芥川龍之介の作品です。
『南総里見八犬伝』で知られる曲亭馬琴を、題材にしています。

きりぎりす

は、あなたを、この世で立身なさるおかたとは思わなかったのです。死ぬまで貧乏で、わがまま勝手な画ばかり描いて、世の中の人みんなに嘲笑せられて、けれども平気で誰にも頭を下げず、たまには好きなお酒を飲んで一生、俗世間に汚されずに過して行くお方だとばかり思って居りました。

出典『きりぎりす』太宰治

太宰治の作品です。
貧乏でうだつの上がらない画家と結婚する。
一生貧乏暮らしだろう、それで良いと考えていたが、夫は成功し、成功し続ける。

ビジテリアン大祭

無限の間には無限の組合せが可能である。だから我々のまわりの生物はみな永い間の親子兄弟である。異教の諸氏はこの考をあまり真剣で恐ろしいと思うだろう。恐ろしいまでこの世界は真剣な世界なのだ。私はこれだけを述べようと思ったのである。

出典『ビジテリアン大祭』宮沢賢治

半ページ読んでは毎日寝落ちしてる宮沢賢治のビジテリアン大祭はなんかこう……動物を殺したくないから肉を食べないひととそうじゃないひとの討論会がずっと続いてて、だけどうまい具合にどちらも悪者にはなってなくて……そして内容が討論だからよく眠れる……

西班牙犬の家

それにしても一体、この家の主人というのは何者なのであろう。何処へ行ったのであろう。直ぐ帰るだろうか知ら。

出典『西班牙犬の家』佐藤春夫

『西班牙犬の家』読んだ! え、やだ……めっちゃ読みやすい……トゥンク ってなった。 一文一文が簡潔でわかりやすくてすごい読みやすい。春夫先生の本チラ見したときにこれは読みやすい文体なのでは?と思ってたけど、確かに読みやすかった。長編はまだ読んでないから全部がそうだとは限らんが

悟浄歎異

猿は人真似をするというのに、これはまた、なんと人真似をしない猴だろう! 真似どころか、他人から押付けられた考えは、たといそれが何千年の昔から万人に認められている考え方であっても、絶対に受付けないのだ。自分で充分に納得できないかぎりは。
因襲も世間的名声もこの男の前にはなんの権威もない。

出典『悟浄歎異』中島敦

中島敦の作品です。『西遊記』をモデルに執筆しています。
沙悟浄が、悟空、三蔵法師、猪八戒を哲学的に語るお話です。

ほんと悟浄歎異と弟子は君の性癖直撃なお気に入りの男子を見つけてくれな!!!なよくばりパックだから読んで 李陵もそうか

アウルクリーク橋

『悪の辞典』で知られるアンブローズ・ビアスの作品です。
助かったと思ったら、それは単なる幻想であった。
メキシコの作家カルロス・フエンテスの『老いぼれグリンゴ』は、アンブローズ・ビアスをモデルにしています。
映画化もされたので、ご存知の方も多いかと。

今週の読書会はアンブローズ・ビアスの「アウルクリーク橋の一事件」(第1回)でした。 参加者から様々な意見が出て、ホスト役の僕が思ってもみなかった読み方が分かりました。作品の読解が、みんなで協力して深められた会だったと思います。 yuu-classic pic.twitter.com/qIujER537H

#日本怪奇幻想読者クラブ どうでもいい情報を皆さんとシェアしたいのですがフエンテスの『老いぼれグリンゴ』は原題が『Gringo viejo』なのですが邦訳する際に映画化されたので 90年刊の邦題は『私が愛したグリンゴ』なのに94年に文庫化される際は『老いぼれグリンゴ』に戻った無駄な経緯があります。 pic.twitter.com/Diu7fv3Ufm

脂肪の塊

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