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救急車など緊急車両の「走行を妨害」するとどうなるの?

ほとんどの人はしないと思いますが、緊急車両の通行を妨害すると「書類送検」されることがあるようなので注意が必要です。

更新日: 2019年10月22日

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PINKMOMOさん

■救急車

急病人や災害による負傷者など,救急処置を必要とする患者を病院まで運搬する特殊な自動車

ドクターカーも救急車の一種である。消防法施行令上の正式名称は救急自動車(きゅうきゅうじどうしゃ)

医薬品、AEDや血圧計、人工呼吸器等の救急機材が装備されており、内部では医師や救急隊員が応急処置できるように広い空間がある

■この救急車の走行を妨害するというニュースが入ってきた

天白区焼山2丁目の交差点付近を緊急走行していた救急車の前に自転車で2度立ちはだかり、走行を妨げた

「救急車が私の前をサイレンを鳴らして走行し、嫌がらせをされたと感じた。積もり積もったものが噴出した」などと話している

■妨害した男は書類送検された

愛知県警天白署が名古屋市天白区の翻訳業の男(48)を公務執行妨害の疑いで書類送検した

■車で緊急車両を妨害したら「道路交通法違反」となる

緊急車両とは、「消防用自動車、救急用自動車その他の政令で定める自動車で、当該緊急用務のため、政令で定めるところにより、運転中のもの」と定められています

道路交通法第39条1項

進路妨害をしてしまったら、道路交通法の『第40条 緊急自動車の優先』、『第41条の2 消防用車両の優先』、『第75条の6 本線車道に入る場合等における他の自動車との関係』により、「緊急車妨害等違反」および「本線車道緊急車妨害違反」となります

行政処分として違反点数1点が加点され、反則金は普通車で6,000円です。反則金の納付を怠ると、50,000円以下の罰金刑を科せられる可能性があります

■救急車の場合には更に重い罪を負うことも

仮に、救急車の緊急走行を故意に妨害し、搬送中の患者が亡くなってしまった場合、「緊急車妨害等」違反となり、1点の加点と反則金を科せられ

救急車の走行妨害と搬送患者の死亡との因果関係や過失などが立証された場合、ドライバーは民事もしくは刑事上の責任を負う

■このような罰則があるものの「譲りたいのに譲れない」状況の場合は話は別

進路を譲れない場合や、狭い道でなかなか左に寄るスペースが見当たらず、しばらく緊急自動車の前を走行してしまった場合などは、緊急車妨害等違反となってしまうのでしょうか。結論から先に言ってしまうと、これらは違反になりません

無理な減速や停止をすると後続車の走行に影響するおそれがあります。制限速度以下で走行車線を走っているときは、緊急車両の進路を妨げないように、安全を確保しながらそのまま走行

ドライバーの判断が間違っているようなときには、マイクでの指示もありますので、それに従えば良い

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