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隣人の孤独死‥‥本来、人が家で死ぬのはごく普通のこと

単身者にとって大きな問題である「孤独死」だが、近隣に暮らす住人にとっても、かなり気掛かりな問題だろう。

更新日: 2019年10月25日

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孤独死について

Doragonflyさん

マツコ・デラックスさんが、10月8日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、孤独死について「本来、人が家で死ぬのはごくごく普通のこと」などとコメントした。

番組では、夕刊フジの相談コーナーを紹介。56歳男性からの相談で、マンションの隣室で「独居死」があり、妻が怖がって引越ししたいと言い出した、という内容だ。

記事で相談に答えた医師は、その気持ちは当然のことと受け止めつつ、高齢化社会の現代、どこに住んでも似たようなことがあるとコメント。

時の経過と共に恐怖や不安は軽くなっていくとして、時間を置いて冷静になるまで、引越しなどの重要な決定は先延ばしにするよう助言している。

これにマツコさんは理解を示し、「マンションの隣だと結構くると思う」と、奥さんの精神的ショックの大きさを慮った

実はマツコさんも昔、実家で近所の人が孤独死した経験があるのだそう。亡くなった方とは普通に仲良く近所付き合いしていたため、マツコさんの母は「なんで見つけてあげられなかったんだろう」と、しばらくふさいでいた時期があったという。

「きっと知らないだけで、家の中で人が亡くなるのは本来普通のこと」と考えを語った。

マツコさんは、「マンションだと壁一枚なわけじゃない? それでご近所付き合いとかしてたら、ちょっとその場から逃げたくなる気持ちはわからないでもないよね」と精神的ダメージの大きさに共感した上で

いまは病院とか施設とかで亡くなるケースが多くなってきたから、人が家で死ぬってことがすごく、恐怖。自分の死への恐怖と重なって。

でも、昔はみんな、最後は家で息を引き取ってたわけだから。……文明が発達するのって、いろんなものを捻じ曲げちゃうのね

MCのふかわりょうさんが、「お墓の隣に家があることに抵抗がありますか?」と尋ねると

「全然ない。むしろ絶対家が建たないから、日当たり絶対いいじゃん。見晴らしもいいし」と、何を怖がるでもないフラットな姿勢をみせた。

マツコさんといえば、独身で一人暮らしのため、孤独死の不安に対して「お金で若い子と縁を持っておくってのは大事かもね」などと語っていたこともある。

孤独死は他人事ではないという気持ちがどこかにあるだろう。しかし、「もし隣人が」と考えると、もはや誰にとっても他人事ではないと思い至る。

孤独死には全国的な統計がなく、正確な数は不明だが、近年増加していることは確かだ。

賃貸物件では、孤独死が発生すると原状回復の費用や家賃が下がるなどの損害となるため、東京海上日動火災保険は「孤独死保険」を発売している。多くの賃貸オーナーにとっては別の意味で頭の痛い問題だ。

一般的には、隣人の死がどんな形であろうと、マツコさんの言うように「自宅で亡くなることは普通」と捉えるほうがいいかもしれない。

誰にもみとられずに亡くなり、時がたってから遺体が見つかる――。

いまや年間数万人規模にのぼるとも言われますが、一方で法律などによる明確な定義はありません。全国的な実態はどこも把握できておらず、その処方箋が見つからないまま、現在に至っているのが実情です。

日々現場で遺体と向き合う大阪府警の捜査員は、「大変なことが起きている。それを皆が知るべきだ」と話しました。

それを皆が知るべきだ」と話しました。だがこうした中にあっても、徐々に深刻化してきたがゆえに驚きや関心を失っているかも知れない。

一人暮らしだった高齢の男性が、死後1カ月たって見つかったケース

この男性の兄は取材に、男性の生い立ちや、疎遠になった経緯を語ってくれました。「この問題を考えるきっかけにしてほしい」というのが兄の思いでもあります。

核家族化や多死社会など、この問題は様々な切り口で考えることができますが、答えが簡単に見つかるものではありません。

死がいつでも、どこでも起こりえることを考えると、私たちは孤独死予備軍でもあります。

東京都渋谷区の病院で6月、1人の男性が亡くなった。名前はあるが、戸籍も住民票もない。

警視庁と区が生前の男性の話をもとに身元を調べたが、役所の該当は「なし」。いったい「誰」だったのか――。

区によると、男性は2009年6月10日に区内で倒れて救急搬送された。

「清川秀樹」と名乗り、自称1961年生まれ。糖尿病や慢性心不全を併発していたという。

内縁関係にあった女性と十数年同居していたが、入院を機に関係が絶たれ、身よりもない。

「急迫した状況」の場合、戸籍や住民登録がなくても生活保護が受けられる。区は受給を認めた。

本格化しつつある「多死社会」。亡くなった人の親族捜しや遺体の保管を余儀なくされている自治体からは、かさみ続ける負担に悲鳴があがる。

東京23区内の葬儀場。地下1階に並ぶ霊安室の一番奥に、ほかとは異なる別室がある。身寄りや引き取り手のない遺体を専門に保管する部屋だ。

朝日新聞社が「人口減社会」をテーマに実施した郵送による世論調査によると、

自分の孤独死を心配する人が半数に達した。2010年調査の37%から大きく増えた。

孤独死することが「心配」と答えたのは、「大いに」13%、「ある程度」37%を合わせて50%。現在一人暮らしの人に限ると、67%が「心配」と答えた。

老後に家族が「頼りになる」は48%で、「あまり頼りにならない」の44%と割れた。60代は「あまり頼りにならない」が51%と多かったのに対し、70歳以上は54%が「頼りになる」と答えた。

一人暮らしでも、最期まで孤立せず生きるには、どんなことを心がけたらよいのでしょうか。

遺品整理専門会社を立ち上げ、「孤立死」を避けるための啓発にも取り組む吉田太一さんに聞きました。

亡くなってから何週間も、場合によっては何カ月も誰にも気づいてもらえなかった千件以上の事例に接してきました。

「孤立死」の現実を知ってもらい、人生の終盤に孤立しないための方策を伝えたいと考え、DVDを作ったり、各地で講演したりしています。

「単身社会」で孤立せず、前向きに生きていこうと、つながり合い、支え合う仕組みを模索する女性たちがいます。

30代後半になって、一度立ち止まり、「今の自分」について考えた。

友人や家族とおいしい物を一緒に食べたり、仕事で客が喜んでくれたりしている。「結婚して家庭を持たなくても、今、幸せやん」。結婚に対する思いが吹っ切れた。

一方で、結婚せず、今後1人で生きていくことを考えると、老いていく自分への漠然とした不安を抱くようになった

もし、病気になったら。孤独死するのでは――。

近年、少子高齢化社会の到来によって、一人暮らしの高齢者が孤独死をするケースがあとを絶ちません。

その場合、アパートやマンション、一戸建ての室内で発見が遅れてしまうことで、大きく腐敗が進んだ状態で見つかることがあります。

どうすれば高齢者の孤独死を未然に防ぐことができるのでしょうか。

高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けるためには、地域のみなさんで見守り、支えていくことが必要です。

普段の生活の中で、ちょっとした声かけなどから高齢者の異変がわかることもあります。まずは、気軽にできる挨拶などから始めてみませんか。

高齢社会の進展とともに、たった一人で誰にも看取られず亡くなったり、亡くなった後も何日も放置された状態で発見されたりといった孤立死が社会問題となっています。

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