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【軍医兼文豪兼甘党】森鴎外のあまり知られていない名作を並べていく

うたかたの記、青年、普請中、牛鍋、雁、かのように、阿部一族、じいさんばあさん、最後の一句、沈黙の塔

更新日: 2019年10月27日

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早く僕の顔をちぎって食べるんだ!それアンパンマンじゃなく山崎退じゃないですか!

koitate2016さん

目次

うたかたの記
青年
普請中
牛鍋

かのように
阿部一族
じいさんばあさん
最後の一句
沈黙の塔

うたかたの記

巨勢はぬぎたる夏外套を少女に被せて小舟に乗らせ、われは櫂取りて漕出でぬ。

出典『うたかたの記』森鴎外

ドイツを訪れた際の、森鴎外記念館の入場券が本の間から出てきた。栞にしていたんだっけか。日付は2015年5月23日、たった数年前なのが何だか信じられない。もう10年くらい経ったような気がしていた。 当時はまだ未成年で、急に一人が心細くなって、ミュンヘンのホテルで号泣していたのを覚えている。 pic.twitter.com/MeE6Z2eIqf

青年

現在は過去と未来の間に劃した一線である。この線上に生活がなくては、生活はどこにもないのである。

出典『青年』森鴎外

2018年、読んでみて意外と面白くってびっくりした本は、森鴎外「青年」でした。なんかね、田山花袋とか夏目漱石とかを彷彿とさせるキャラ出してきたりとか、意外にサービス精神旺盛なのよ、鴎外先生。 あと、私の嗜好として、個人主義とか利己主義とか他己主義とかの話、好きなのもある。

普請中

ここは日本だ

出典『普請中』森鴎外

北九州の菓子舗つる平の「小倉日記」。 箱に"森鴎外ゆかりの銘菓"とあるように、商品名も鴎外が小倉在住中に書き記した日記に因んでいる。 クリームの入ったバウムクーヘンのお菓子。(なぜバウムクーヘンなのかというと、鴎外が留学したドイツのお菓子だから、ということらしい。) pic.twitter.com/hrY0NhxNUp

牛鍋

人は猿より進化している。

出典『牛鍋』森鴎外

一匹の人間が持っている丈の精力を一事に傾注すると、実際不可能な事はなくなるかも知れない。

出典『雁』森鴎外

人をだますよりは、人にだまされている方が、気が安い。

出典『雁』森鴎外

最近は森鴎外の雁を読んだ。囲われた美しい女が好青年に思いを寄せて、ああ今日こそ。というような話。 映画は黒澤明の白痴を見ていて、長いこと、それこそ少女のときから囲われていた美しい女と白痴の男との話。 大人しかった少女が計算を覚え、計算をする女が無垢を慕う、対照的なな二人かも。

ランチは森鴎外の「雁」にも登場する池之端のお蕎麦屋さん・蓮玉庵へ。「一番名高かった蕎麦屋である」という小説の一節通りとても美味しかったです pic.twitter.com/rAyUfVbrId

かのように

かのようにがなくては、学問もなければ、芸術もない、宗教もない。人生のあらゆる価値のあるものは、かのようにを中心にしている。

出典『かのように』森鴎外

阿部一族

生あるものは必ず滅する。老木の朽枯れる傍で、若木は茂り栄えて行く。

出典『阿部一族』森鴎外

死にたい。犬死でもよいから、死にたい。

出典『阿部一族』森鴎外

森鴎外の『阿部一族』読了した。この作品が出る前年に明治天皇崩御による乃木希典が殉死、それにまつわる議論が交わされる中、この作品の出た意味はかなり大きいように感じる。阿部一族、なんて可哀想な人達なのか、これに尽きる。

山椒大夫 森鴎外 #読了 自己犠牲を描いた山椒大夫、安楽死の問題を問う高瀬舟、殉死が認められなかった一族の悲劇、阿部一族等が収録された短編集。 生死を扱った話が多かった。心理描写がほとんどないのも、思考に没頭できるポイントなのかも。何回読んでも違う考えになると思う。面白かった! pic.twitter.com/9V4NHLfqc9

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