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ストレス太りはなぜ起きる?食べ過ぎ、代謝も悪くなる…

ストレスが原因で太ると言われたら、納得する人は多いのではないでしょうか?ストレス解消に食べ過ぎがあるからですが、ただそれが身体に良いものばかりではなく、高脂肪な食べ物やジャンクフードなどが多くなるからです。また、強いストレスによって体の機能が正常に働らなかくなることも太ってしまう原因のようです。

更新日: 2019年10月31日

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egawomsieteさん

■ストレスで太るは本当。特に女性は代謝が悪くなり体重増加の原因に

アメリカでの研究によると、女性はストレスが原因で代謝が悪くなり、体重が増えるという。仕事、配偶者、子供、友人などのことで心配事があると、1日の代謝量が平均100カロリー少なくなり、それが積み重なって体重が増加していく。

米オハイオ大学の研究者が、平均年齢53歳の女性58人を対象に調査をした。

 まず、彼女たちに仕事や夫、ボーイフレンド、子供、友人などとの関係でストレスを抱えているか質問表に回答してもらい、その後で、ターキーソーセージ、卵、ビスケットなど、930Kcalの食事を摂ってもらった。そして、このカロリーがどれくらいの時間で消費されるかという代謝量と、インスリンの値を測定した。

すると、いくつか悩みがあった人は、食後7時間で消費されるカロリーが通常より104Kcal少なかったという。この状態が1年以上続くと、体重が5キロ増えるらしい。

さらにストレスのたまった女性は、インスリンの値も高かった。これは脂肪をよりため込んでしまうだけでなく、さらに悪いことに、より高脂肪の食べ物、手軽なジャンクフードなどを食べたくなる傾向になるという。

つまり、こうした研究結果からは、強いストレスを感じている女性は、カロリー消費量が低く、より太りやすいジャンクフードを食べたがる傾向にあり、結果的に太るという結論になると言えよう。

 だが、ストレスのせいで甘いものや、高脂肪のものを摂取したくなるのは、脅威に対する体の自然な反応なのだという。男性の場合は、筋肉量が違うため代謝量も違い、ストレスが体重増加の原因になるかはまだよくわかっていない。

■ストレスで太る理由

ストレスで太るのは、ホルモンバランスの変化が理由です。

ストレスを感じたときに脳が分泌するホルモンを「コルチゾール」と言います。コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれます。コルチゾールは起きている間は常に分泌され続け、無意識の緊張状態を作っています。

コルチゾールは精神的なストレスだけではなく、身体的なストレスでも分泌されます。眠っているときに「暑い、汗をかきすぎた」や「寒すぎて足が冷えた」などの理由で目覚めるのは、脳が生命の維持について敏感になり、危険信号としてコルチゾールが分泌されるためです。

コルチゾールは強いストレスに晒されることで過剰に分泌されます。コルチゾールの分泌をうけた身体は、食べることを求めます。

これがストレスによる過食とストレス太りの主な理由です。

・基礎代謝が落ちる

「コルチゾール」には体内の脂質やたんぱく質をエネルギーに変える作用などがあり、健康に生きる上で必要なホルモンですが、分泌が増えてしまうと成長ホルモンの働きを妨げてしまうという一面が・・・。

成長ホルモンは脂肪の分解や筋肉の修復のために欠かせない存在。成長ホルモンの働きが低下すると、基礎代謝が下がり、太りやすくなってしまいます。

・睡眠の質の低下

ストレスが多いと上手く眠りにつけず、睡眠の質が低下してしまいます。そのことも、ストレスで太ってしまう原因になっています。

睡眠の質が低いと、「セロトニン」と「レプチン」が減少してしまいます。

「セロトニン」は摂食中枢に関わり、食欲を増大させる「ドーパミン」をコントロールしています。また、「レプチン」は摂食中枢に作用していて、摂食行動をおさえてくれる役割を果たしています。

つまり、睡眠の質が低下し、「ドーパミン」のコントロールが乱れ「レプチン」が減少すると、食欲が湧きやすくなってしまうのです!ダイエットへの強い気持ちを持っていても、ホルモンによって食欲をコントロールしにくくなってしまいます。

・つい暴飲暴食してしまう

不安や怒りなど、負の感情に支配されてしまったとき、食事やお酒に頼ってストレスを発散した経験はありませんか?イライラを抑えるために、食べ過ぎてしまったり、お酒を飲みすぎたり、お菓子につい手が出てしまったり。そんな食生活だと、体重が増加してしまいますよね。

ストレスによる気持ちの乱れは、カロリーオーバーを引き起こしやすくなります。

■ストレスでやけ食いは視床下部が原因

脳の奥深いところに視床下部と呼ばれる部分があります。ここでは、私たちが生きていくために欠かせない基本的な欲求を生み出しています。その中に「摂食中枢」「満腹中枢」があります。摂食中枢とは「お腹がすいたから食べなさい」と命令を出すところ。

一方、満腹中枢は反対に「お腹がいっぱいだから、食べるのをやめなさい」という命令を出します。

この視床下部は、ストレスの影響を受けやすいという特徴があります。このため、仕事や人間関係のトラブルなどちょっとしたストレスを抱えると、満腹中枢が正常に働きにくくなり、食欲をコントロールしづらくなります。

これが「ヤケ食い」「過食」「暴飲暴食」を引き起こす原因の一つになります。イライラ、不安、寂しさを抱えているときに甘いものが食べたくなるのも、ストレスの影響があるのですね。

■ストレスで太るメカニズム

ストレスがたまったからと言って、そのままそれらが体重や脂肪に変わったり、増えるわけではありません。

ストレスがたまると、体はストレスに対抗するために通常とは違う作用が働きます。ストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」というホルモンが分泌され、血糖値や血圧が上がったり、自律神経のバランスが乱れ、ストレスの影響を受けやすい腸の状態にも影響し、便通が悪くなるなどの影響が出てきます。

つまり、ストレスによって精神状態を含め、体の機能が正常に働かなくなってしまいます。ストレスにより異常な食欲を感じたり、お腹がいっぱいになっても食べ続けるといった行為も、そのような心身の変化が影響していると考えられます。

実際に、ストレスを甘いもので解消する女性は多く、「甘いものを食べると落ち着く」という人は多いようです。男性はお酒でストレスを解消する傾向も見られます。「最近、甘いものを食べる量が増えた」「お酒の量が増えた」などと感じたら、ストレスがたまっているサインかもしれません。

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