1. まとめトップ

所属の約半数が退団…女子プロ野球が存亡の危機を迎えたワケ

美しすぎる女子野球選手 #加藤優 (かとう ゆう)外野手らが所属する #女子プロ野球 を退団することが発表された。わかさ生活一社で運営されてきた女子プロ野球の今後の在り方や女子の野球の未来に様々な声があがっていました。

更新日: 2019年11月02日

2 お気に入り 1914 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

10年目に訪れた一社提供の限界か。

nyokikeさん

▼女子プロ野球の約半数の選手が一斉に退団することが明らかになった

日本女子プロ野球機構は1日、リーグ所属選手71人の約半数にあたる36人が今季限りで退団すると発表した。

“美しすぎる女子野球選手”として話題の加藤優(24)や、女子野球W杯で史上初の3大会連続MVPを受賞した里綾実(29)も含まれている。

この度、私、小西美加は、10年間の女子プロ野球選手生活に終止符を打つこととなりました。 まだ投げられるし打てるし走れるけど、プロでないと意味が無いので、少し考える時間をもらいます。 ただ、完全優勝できなかったことが心残りです。 まずは、10年間ありがとうございました。 pic.twitter.com/YSF8ta5W64

・みなみ外野手など女子プロ野球リーグに残る選手も

日本女子プロ野球リーグの埼玉アストライアでプレーする、みなみ外野手が1日、自身のインスタグラムを更新。日本女子プロ野球リーグが同日に4球団計36選手が退団すると発表したことを受け、自身の思いをつづった。みなみは「私は来季も女子プロ野球選手としてプレーします」と明言している。

▼一体どういうことなのか…女子プロ野球の成り立ちと問題点

2009年に発足した女子プロ野球リーグ。“女子硬式野球の普及と発展”を理念に掲げて誕生し、今季で10周年を迎えた。創設当初は約600人だった女子硬式野球競技人口が現在では約3000人以上、高校女子硬式野球部が全国5校から37校になるなど地道に成果を上げてきた。

現在は京都フローラ、埼玉アストライア、愛知ディオーネに育成球団のレイアの4球団が加盟しており、現状は全球団の運営を株式会社わかさ生活が行っている。

現在は4チームに計71人が所属しており、既に来年の新規入団予定選手8人(高校生7人、大学生1人)も発表している。

一方で8月26日の緊急会見では、その時点での総動員数が前年同時期に比べて半減の4万781人。1球団当たり年間2億以上の経費に対し売り上げは5000万円前後(昨年実績)と赤字が続いていると窮状を訴えて、新たな参入を呼びかけたが、その後も毎試合1000人を割る観客数が続いていた。

・「わかさ生活」の努力はありつつも、ファンを置き去りにした運営が指摘されてきた

毎年多額の赤字を出しながらも選手たちに給料を支払い続けて、ここまで女子プロ野球というブランドを保って来たのは頭が下がる思いだが、一方で、これまで何社か“新規参入”の話はあったものの、「わかさ生活が選手に対して保証している条件のハードルは高い」ことが理由となり、実現することはなかった。

しかし、一社が運営していることにより、シーズン中に行われる唐突なトレード(人事異動)を始め、発表していた試合や企画が一方的に中止になるなど、ファンの不信感は増すばかり。昨年は晩年、女子プロ野球に大きく貢献された故・片平晋作元埼玉アストライア監督の追悼試合を発表しておきながら、当日になって取り止めたことがあった。

最終的には急遽献花台を設置し、試合後には片平氏をチームが悼んだ。

「女子野球の発展」を目指して設立し、「女子野球界の最高峰」であるはずの女子プロ野球だが、女子日本代表チーム“マドンナジャパン”への選手派遣に積極的ではないため、男子の“侍ジャパン”トップチームのような最強代表チームを作れないだけではなく、プロで代表入りを目指している選手にとっても狭き門になっているという問題も抱えていた。

来季以降は公益性、社会性を高め、次代に継続する球団・リーグ運営を実現するため、球団ごとに運営企業を正式に募集するとしていた。

▼「女子野球ジャパンカップ」には残った選手で出場、退団選手の非公式戦も発表された

9日から京都で開催されるプロアマ含めた日本一を決める主催大会「第9回女子野球ジャパンカップ」には、女子プロ野球から2チームを参加させる予定だったが、大量退団で急きょ、残った選手で2チームを編成することになった。

▼ヤクルトスワローズの川端内野手の実妹・川端友紀選手は昨年女子プロ野球を退団し、エイジェック女子硬式野球部に入部している

#20新卒 就活生の皆さまにメッセージ #エイジェック女子硬式野球部 選手権ヘッドコーチの #川端友紀 です!! \ エイジェックの社員として、後継の育成にも力を注ぎます 今日は研修で新宿に来ています✨ pic.twitter.com/XexQkZYydl

エイジェック女子硬式野球部に選手兼ヘッドコーチとして入部する川端友紀内野手が18日、栃木県内で入団会見を行った。ヤクルト川端慎吾内野手の妹で、昨季までは女子プロ野球の埼玉アストライアに在籍。

女子プロ野球ではリーグ通算380試合に出場し、歴代2位の432安打、2本塁打、192打点、98盗塁、通算打率.373をマーク。

「昨年12月に引退し、このたびエイジェックの選手兼任ヘッドコーチとして就任させていただくことになりました川端友紀です」と挨拶すると、一度は現役引退を決意しながらも、現役復帰を決断した背景について「昨年12月末に引退を発表しましたが、野球を離れることを考え、今後について悩みましたが、私には野球しかないということから、エイジェックさんにもご縁をいただき、復帰を決意しました」と心境を明かした。

1 2