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合格率3割。各地の天才少年が集う奨励会試験とは?

奨励会試験を受けようと思っている人に見てほしい。

更新日: 2019年11月09日

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この記事は私がまとめました

奨励会試験を受ける時にこの試験に落ちたほうが幸せになれるかもしれないという話を幹事の人がしてくれます。どうなんですかね。

リックーさん

■奨励会とは

奨励会は7級から三段までで構成されている

二段までは、関東・関西にそれぞれ分かれて奨励会員同士で対局を行い、段級位に差がある場合は駒落ちで対局する。規定の成績を収めたときに昇段・昇級することができる。

三段は関東・関西合同のリーグ戦で三段同士のみの対戦となり、成績優秀者が四段昇段(プロ入り)となる。

三段リーグのこと。

奨励会で三段まで上がり、さらに所定の成績を収めると、四段に昇段( = プロ入り)をする

入会するだけでも大変なのに入会したあとも地獄。

■奨励会試験の仕組み

3日間の試験で1次、2次試験を通過すれば奨励会に入会できるシステムとなっています。

1日目と2日目に1次試験があり、奨励会受験者同士で対局します。3勝すれば通過、3敗した時点で失格です。最初に行われる詰め将棋と次の一手の問題集で関東、関西合わせて上位3人に入れば1勝が加算されるという謎の制度があります。回答時間が1時間ぐらいあって、普通全問正解さえ困難なのですが、ある人が40分くらいで終わりましたって言ってたことがありました。

3日目は2次試験で、3局のうち現役奨励会員に1勝すれば合格です。4~6級が相手になってくれて、香落ちか平手で対局します。4級受験の場合は奨励会員4級として手合いがつきます。(伝われ)ほとんど落ちないのですが、落ちる人も毎年います。

■奨励会試験の合格率

入会試験に合格できるのは、受験者全体の約3割という狭き門となっている。

2,3回受ける人もざらにいます。

その中でもプロ棋士になれるのは約2割。ということは受験者のうち6パーセントしかプロ棋士になれない訳ですね。青野照一さんがどこかで小学生で奨励会に入れれば2分の1はプロ棋士になっている気がするって言ってました。

■奨励会に合格するレベルは?

奨励会で一番低い6級でさえも、アマチュアの三段か四段くらいの実力があるのです

これは違うと思います。

青野照一九段の著書「将棋界の不思議な仕組み プロ棋士という仕事」には、

奨励会6級の入会試験は、「五当四落」といわれている、と書かれています。

その意味は、奨励会の6級は五段なら合格できるけれど、四段だと簡単ではないということのようです。。

正直今の奨励会のレベルだと3,4段だと受からないと思います。5段はほしいです。ウォーズ4段の上位でもきついと思います。

研修会は一番下がFで、初段くらいです。一番上のAだと奨励会6級でも十分戦えます。

研修会だとc1、c2ぐらいが当落線上です。でも一発勝負なのでB1で落ちた子もいるしD2で受かった子もいます。その子結局一回奨励会7級から落ちてもう一回入り直したはず。Ⅾじゃほとんど受かりません。Aまで行くと自動的に奨励会に編入できます。

■トップ棋士たちの奨励会入会時の年齢

参考までに。昔は冬に試験がありました。
豊島将之2冠 (小学校3年生の夏)
渡辺明2冠 (小学校4年生の夏)
藤井聡太7段 (小学校4年生の夏)
羽生善治9段 (小学校6年生の冬) このときすでに2,3級の実力があったといわれている。
森内俊之9段 (小学校6年生の冬、羽生と同期)
郷田真隆9段 (小学校6年生の冬、同期)
藤井猛9段 (入会試験に落ちて、15、16歳の時に研修会から編入)

■奨励会試験に落ちたことがある棋士

山本博志四段。降級経験も何度かある苦労人です。

丸山忠久九段。名人になったことがあるめちゃくちゃ強い棋士ですが2回!!落ちたことがあります。

藤井猛九段。知る人ぞ知るファンタの使い手。竜王戦3連覇という輝かしい実績を持っています。

三浦弘行九段。全盛期の羽生善治7冠からタイトルを奪い取った男。将棋ソフトでいろいろあった人。もちろんとても強い。本当に強い。

けっこう落ちてる棋士も多いんですね。意外です。

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