「地位は人をつくる」のではなく、「ダメな人」をつくる
「地位は人をつくる」といわれます。
 それなりの地位に就くと、その地位にふさわしい人間に成長していくという意味ですが、私はかなり疑わしい言葉だと考えています。むしろ、「地位は“ダメな人”をつくる」というほうが真実に近い。

 これは、若いころから薄々感じていたことです。私は、おおむねよい上司に恵まれてきましたので、そのことに非常に感謝していますが、なかには、「自分は能力があるからこの地位に就けた」と勘違いして、尊大な態度を取り始める人物もいました。

 偉そうに部下を呼びつけては威張り散らすような鼻もちならない人物を見ていると、「地位は“ダメな人”をつくる」「地位は“変な人”をつくる」という言葉を思い浮かべずにはいられませんでした。そして、優れたリーダーは、「地位は“ダメな人”をつくる」ということをしっかりと認識し、「自分がそうなってしまうのではないか……」という臆病な気持ちをもっています。それを、教えてくれたのはブリヂストン元社長の家入昭さんでした。

出典「ダメ上司」は部下の”忖度”を好み、「優れた上司」は○○に徹して”忖度”を避ける | 優れたリーダーはみな小心者である。 | ダイヤモンド・オンライン

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