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夜明け前 最後の人間は夜明けにどのような光景を見るのだろうか?

近代日本文学の大いなる精神の冒険。西洋に対抗しうる文学を創りだした。

更新日: 2019年11月09日

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とりあえず、日が暮れるまで、外をブラブラしよう。日が暮れたら、夜が明けるまで、外をブラブラしよう・・・。

koitate2016さん

物事のありのままの姿を自分の眼で見、その価値を見、他の人々には隠されている人生の矛盾を見、その矛盾が自分達を必ず導いてゆくに相違ない結果をはっきりと予想し、前もって早くその解決を探し求めている。

出典『モーパッサン作品集への序文』レフ・トルストイ

言わずと知れた島崎藤村の名作小説です。
幕末を舞台とした、鎖国から諸外国と交流していく流れの中を、翻弄されていく人々を書く。
二部構成であり、分量も非常に多く、全部読んだ方は少ないと思います。
賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤らの国学の記述は、無視して読んで良いと思います。
ぶっちゃけ島崎藤村も、よく分かってないと思います。
そもそも、あの辺を完全に分かっている人なんていないから、へーきへーき。

ショタコン漫画家、和月伸宏先生の『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』が好きな方は、多分はまると思います。
相楽左之助が、若き頃所属していた赤報隊の話が登場します。
「百合の作る歴史にも今の歴史にも、拙者の名など残す気などござらん」
ほもの歴史には永遠に残る。ほもの歴史のトップページに記述される。
『夜明け前』は、青空文庫にありますので、暇な時にでも、読んでどうぞ。

もう何日も前にこんなポストカードが届いた。「木曽路はすべて山の中である」島崎藤村の『夜明け前』の書き出しだ。その木曽路、馬籠宿が描かれている。ある友人からだ木曾だから檜の間伐材だろうか?訪れたことがなくうれしくなった。相変わらず仕事の合間をぬって旅を楽しんでいるようだ。若い! pic.twitter.com/2LWO83FK9J

【グッズ】9月発売予定 #文豪とアルケミスト フレグランス 島崎藤村 → shop.primaniacs.com/?pid=133591817 静かに頬を撫でる風に乗って、辺りを漂う花の香り。そっと伏せられたその瞼のように、夜明け前の闇へ音もなく沈んでゆく。 揺らぐ影に誘われ時を忘れるような、幻想的なフレグランス。 #文アル pic.twitter.com/FHog51HQzg

木曾路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。

出典『夜明け前』島崎藤村

この国ははたしてどうなるだろう。明日は。明後日は。そこまで考え続けて行くと、半蔵は本居大人がのこした教えを一層尊いものに思った。同時代に満足しなかったところから、過去に探求の目を向けた先人はもとより多い。その中でも、最も遠い古代に着眼した宣長のような国学者が、最も新しい道を発見して、その方向をあとから歩いて出て行くものにさし示してくれたことをありがたく思った。

出典『夜明け前』島崎藤村

こんな山の中にいたんじゃ、さっぱり様子がわからん。王政復古の日はもう来ているんじゃないか。

出典『夜明け前』島崎藤村

ひどい血を流さずに復古を迎えられたという話さ。そこがわれわれの国柄をあらわしていやしませんか。なかなか外国じゃ、こうは行くまいと思う。

出典『夜明け前』島崎藤村

まあ、わたしは一晩寝て、目がさめて見たら、もうこんな王政復古が来ていましたよ。

出典『夜明け前』島崎藤村

極東への道をあけるために進んで来たこの黒船の力は、すでに長崎、横浜、函館の三港を開かせたばかりでなく、さらに兵庫の港と、全国商業の中心地とも言うべき大坂の都市をも開かせることになった。実に兵庫の開港はアメリカ使節ペリイがこの国に渡来した当時からの懸案であり、徳川幕府が将軍の辞職を賭けてまで朝廷と争って来た問題である。こんな黒船が海の外から乗せて来たのは、いったいどんな人たちか。ここですこしそれらの人たちのことを振り返って見る必要がある。

出典『夜明け前』島崎藤村

明治二年の二月を迎えるころは、半蔵らはもはや革新潮流の渦の中にいた。その勢いは、一方に版籍奉還奏請の声となり、一方には神仏混淆禁止の叫びにまで広がった。しかし、それがまだ実現の運びにも至らないうちに、交通の要路に当たるこの街道筋には早くもいろいろなことがあらわれて来た。

出典『夜明け前』島崎藤村

現在の境涯をたとえて見せたその滑稽に、半蔵は自分ながらもおかしく言い当てたというふうで、やがておのれを笑おうとするのか、それとも世をあざけろうとするのか、ほとんどその区別もつけられないような声で笑い出した。笑った。笑った。彼は娘の見ている前で、さんざん腹をかかえて笑った。驚くべきことには、その笑いがいつのまにか深い悲しみに変わって行った。

出典『夜明け前』島崎藤村

島崎藤村の夜明け前を読んで、どうしても妻籠宿、馬籠宿に行きたい、でも松本城も行きたい、てことで馬籠宿は諦めて、中央本線で妻籠宿と松本城、開智学校へ。 ●南木曽 妻籠宿 ※南木曽から徒歩で行くと40分以上かかってしんどかったです。バスに乗れば良かった・・・ ●松本 松本城、開智学校 pic.twitter.com/YybGyduD18

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