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【空いた時間に】一時間くらいで読める小説を並べていく

死刑囚最後の日、共産党宣言、故郷、弟子、きりぎりす、人間失格、秘密、春琴抄、陰翳礼讃

更新日: 2019年11月09日

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koitate2016さん

【死刑囚最後の日】ヴィクトル・ユーゴー

「人はみな不定期の猶予つきで死刑に処せられている」

我々も彼と変わりはない。
それが一日か一年か十年か百年かの違いに過ぎない。
それは宇宙から見れば一夜に過ぎない。

【共産党宣言】カール・マルクス フリードリヒ・エンゲルス

「プロレタリアはこの革命において、鎖の他には失うものは何も持たない。万国のプロレタリアよ、団結せよ。」

人を平等にし豊かにし幸福にするつもりが、人を不平等にし貧しくし不幸にした。

【故郷】魯迅

一人の人間が故郷を離れ、成長し、二十年後故郷に帰る。
美しかった故郷は、荒れ果てていた。
旧友と再開するが、子供の頃と違い、お互いに分かりあうことは出来ない。
だが、子供同士は仲良くなり、再開することを約束する。

【弟子】中島敦

「濁世のあるゆる侵害からこの人を守る楯となること。精神的には導かれ守られる代りに、世俗的な煩労汚辱を一切己が身に引受けること。」

中国の思想家孔子と、弟子の子路の交わりを書いた作品です。
二人が喧嘩をしながらも、お互いに信頼しあう関係が書かれています。

【きりぎりす】太宰治

「でも、ひとりくらいは、この世に、そんな美しい人がいる筈だ、と私は、あの頃も、いまもなお信じて居ります。」

貧乏でうだつの上がらない画家と結婚する。
一生貧乏暮らしだろうそれで良いと考えていたが、夫は成功し成功し続ける。

【人間失格】太宰治

「いいえ、断じて自分は狂ってなどいなかったのです。一瞬間といえども、狂った事は無いんです。」

道化、心中、NTR、薬中。
なんだこれは魂消たなぁ。

【秘密】谷崎潤一郎

一人の男が女装に目覚める。
夜な夜な町を出歩き、解放感を味わう。
回りから羨望の目で見られる。
そして昔の恋人と偶然出会う。

【春琴抄】谷崎潤一郎

「現実に眼を閉じ永劫不変の観念境へ飛躍したのである彼の視野には過去の記憶の世界だけがある」

盲目の春琴と丁稚の佐助。
春琴は、顔に火傷を負う。
その顔を見ないようにするため、佐助も自ら盲目となる。

【陰翳礼讃】谷崎潤一郎

「思うに西洋人の云う「東洋の神秘」とは、かくの如き暗がりが持つ無気味な静かさを指すのであろう。」

エログロナンセンス作品ではなく、日本の美の感覚を扱った作品です。
西洋の完全な光ではなく、日本の陰を活かした光を提唱します。

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