1. まとめトップ

野菊の墓 二人の関係は闇の幕に這入ってしまったのである

予を以て見れば、現時上流社会堕落の原因は、幸福娯楽、人間総ての要求は、力殊に金銭の力を以て満足せらるるものと、浅薄な誤信普及の結果である。

更新日: 2019年11月10日

3 お気に入り 6052 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

愛しい奈々!おはよー!チュッ(笑)もう俺と奈々は既に運命共同体となっておりますので、どうか最後までお付き合いください(笑)

koitate2016さん

茶の湯の趣味を、真に共に楽むべき友人が、只の一人でもよいからほしい、絵を楽む人歌を楽む人俳句を楽む人、其他種々なことを楽む人、世間にいくらでもあるが、真に茶を楽む人は実に少ない。絵や歌や俳句やで友を得るは何でもないが、茶の同趣味者に至っては遂に一人を得るに六つかしい。

出典『茶の湯の手帳』伊藤左千夫

伊藤左千夫の作品です。学校の教科書で学んだと思います。
若き男女の悲恋を書く。夏目漱石が称賛した作品です。
今の若者が、本書を読んでも感動するかと言うと・・・
馬鹿な男しか感動しないと思う。(特大ブーメラン)
若き頃の、松田聖子さんは、美人ですね。
そりゃ、和田豊選手も惚れるわな。(それものまねの方ですから)

「コンギク」を見て、改めて伊藤左千夫の「野菊の墓」を読み直してみました。そうしたら涙が止まらない、こんなばぁちゃんになっても、悲恋小説を読んで涙が出るなんて、まだ感性が残っていたんだ。何だか嬉しい。 pic.twitter.com/8N5ZyIRrGv

『野菊の墓』伊藤左千夫 人が人をここまで愛せるのだろうかという、数々の言動に一々心穏やかには居られなくなる。これに勝る純愛は過去にも、そしておそらく今後も無いであろう。文学だからこそ成り立つ男女関係の清さ、崇高さがここには存在していた。 pic.twitter.com/VM7xUFO5Ta

「I Love Youの訳し方」という本から。 伊藤左千夫先生の「野菊の墓」の一節です。 pic.twitter.com/KRAOmf2dtE

もはや十年余も過去った昔のことであるから、細かい事実は多くは覚えて居ないけれど、心持だけは今なお昨日の如く、その時の事を考えてると、全く当時の心持に立ち返って、涙が留めどなく湧くのである。

出典『野菊の墓』伊藤左千夫

困った事になった。二人の関係が密接するほど、人目を恐れてくる。人目を恐れる様になっては、もはや罪悪を犯しつつあるかの如く、心もおどおどするのであった。

出典『野菊の墓』伊藤左千夫

お互に自分で話し出しては自分が極りわるくなる様なことを繰返しつつ幾町かの道を歩いた。詞数こそ少なけれ、その詞の奥には二人共に無量の思いを包んで、極りがわるい感情の中には何とも云えない深き愉快を湛えて居る。

出典『野菊の墓』伊藤左千夫

嬉しいにつけても思いのたけは語りつくさず、憂き悲しいことについては勿論百分の一だも語りあわないで、二人の関係は闇の幕に這入ってしまったのである。

出典『野菊の墓』伊藤左千夫

余所から見たならば、若いうちによくあるいたずらの勝手な泣面と見苦しくもあったであろうけれど、二人の身に取っては、真にあわれに悲しき別れであった。

出典『野菊の墓』伊藤左千夫

1