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御即位記念で正倉院展が開催!でもなぜ宝物が国宝でないの?

今月2019/11/24まで正倉院展が開かれていますが、なぜ正倉院の宝物が国宝でないかを紹介します。

更新日: 2019年11月14日

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pcpgt862さん

■ 東京で正倉院展が開催されている

上野の東京国立博物館では天皇陛下の御即位を記念した特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」を開催。

■ 正倉院の宝物

夜光貝・琥珀・トルコ石の鏡

唐・8世紀 平螺鈿背八角鏡

正倉院は、奈良の東大寺大仏殿の北北西に位置する、校倉造の大規模な高床式倉庫。

正倉院は、シルクロードの終着点ともいわれ、大陸から伝わった宝物や日本文化の源泉ともなった宝物が納められている大変貴重な宝庫

■ しかし、正倉院の宝物は国宝ではない

世界最古の琵琶

奈良時代・8世紀 インド起源 螺鈿紫檀五弦琵琶

天皇家ゆかりの品が、多数収蔵されている正倉院。だが、貴重な収蔵品の数々にもかかわらず、これまで国宝に指定されてこなかった。

国宝とは、重要文化財のうち、世界文化の見地から価値の高いもの

■ なぜ正倉院の宝物は国宝でないの?

古代イランのガラス器

ササン朝ペルシア・6世紀 白瑠璃碗

皇室財産を管理するのは宮内庁であり、国宝を指定するのは文化庁で、そもそも所管が違うのだ。

「宮内庁による十分な「管理」が行われている」との宮内庁見解にもとづき、文化財保護法による指定の対象外となっている。

つまり、宮内庁の縄ばりに、文化庁は口を出すなということですね。

■ でも正倉院の建物自体は国宝。宮内庁管理なのに、なぜ?

ただし、1997年には収蔵品を除く、正倉院正倉1棟が例外的に建築物として国宝に指定されている。

世界遺産には、所在国の国内法で文化財に指定されていなければならないという条件があるので、正倉院が除外されそうになったのだ。

文化財として保護を受けているという条件を満たすために、国宝に指定されたのですね。

■ 他にも国宝でない「日本の宝」はたくさんある

これも宮内庁管理の天皇家の財産だから。
超一級なのに、世界遺産からも外れています。

こちらは行政(文化庁)でなく立法(国会)の管理だから。築83年だが重要文化財にもなっていない。

1950年、放火により全焼したから。
銀閣寺の方は、1490年建造なので国宝です。

20年経つと新築するので、文化財ではないから。
春日大社は建替えの伝統が途絶えたので国宝です。

天守閣が昭和の復元でコンクリ-ト製だから。
江戸時代から天守が残るのは12城だけです。

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