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不思議な生き物「コバンザメ」は実はサメじゃなかった

水族館でよく見る、みなに知られたコバンザメ。実はサメじゃないって知ってました? コバンザメ商法とかイメージが良くないですが、どんな魚なのでしょう。

更新日: 2019年12月01日

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pcpgt862さん

■ ジンベイザメに貼りつくことで有名なコバンザメ

コバンザメは大型の魚にまるで、その魚の子供であるかのようにぴたりと張り付いて行動する魚です。

体長については、大きなもので1メートルを超え、重量は2キロ以上にまで成長します。

日本でも北海道から九州、屋久島、琉球半島とほぼ全国に生息していて意外と珍しくない。

■「コバンザメ」という名前だが、実はサメではない

サメ類ではなく近縁でもない、全く無関係な種である。

コバンザメは私たちにも馴染みのあるスズキ目に属する魚、あの美味しいスズキの仲間なんですよ。

全体のシルエットがサメ科の魚のように見えることから付けられているのです。

サメはエラが5つありますが、コバンザメはエラが片側に1つずつしかない普通の魚です。

■ どうやって貼りついているの?

小判というより靴底。少し気持ち悪い

引っ張られればより強く引っ付く仕組みで、外れたい時は宿主より少し早く泳げばすぐに外れます。

よくできています。もし引っつかれたら、引いてはダメ。前に押したら、すぐに取れます。

コバンザメは背びれがなく、泳ぐのが下手。食べるにも、移動するにも他の生き物にくっつかないと生きていけない

①移動が楽、②おこぼれを餌にできる、③大きな魚に守ってもらえる、とメリットも多いですが、共生ではなく寄生なので、宿主に食べられてしまうこともある。(寄生虫を食べてあげる位では)

■ 実は食べたら美味しい

タイやアジと同じスズキ目の魚です。

アンモニア臭いサメとは全然違います。

スズキ目に属する魚です。ですので、上質な白身の身をしており臭みも少なく上品な味が特徴です。

刺身で食べても絶品ですし、汁物の中に入れても非常にいいダシが出ますので汁物もおすすめです。

■ コバンザメで海亀を釣るコバンザメ漁というものがあるらしい

生きたまま捕らえたコバンザメの尾にロープを結びつけ、ウミガメの近くで放つと、コバンザメは一直線にウミガメに向かっていき腹にくっつく。

ロープを手繰ればコバンザメと一緒にウミガメも引き寄せられる。小型のものであれば直接捕獲し、大型のものであれば最終的に銛でしとめる。

この漁はインド洋全体、特にザンビアやモザンビーク周辺の東アフリカ沿岸や、ケープタウンやトレス海峡近くの北オーストラリアで記録されている。類似した漁法は日本やアメリカでも行われている。

■ コバンザメは人なつっこい

自身の体よりも大きな魚に積極的に近づいて、体を張り付ける習性があるので、ダイビングで人間が近づくとこのようにコミュニケーションがとれます。

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