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『ジョゼと虎と魚たち』だけじゃない!「田辺聖子」のおすすめ小説

『ジョゼと虎と魚たち』が劇場版アニメ化される、小説家「田辺聖子」(故人)のおすすめ7作品。『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』、『言い寄る』、『私的生活』、『新源氏物語』、『姥ざかり』、『ひねくれ一茶』。

更新日: 2019年12月28日

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aku1215さん

◆『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』

共産党員のケイを本気で愛するが、みのらない有以子。傷心を抱えたまま親友のヒロシと旅行にでかけようとするが…(「感傷旅行」)。芥川賞を受賞した表題作ほか、様々な思いを抱え旅に出る男と女の物語を集めた短篇集。

おばあちゃんの歯医者待ち。しばらく読んでなかった田辺聖子の「感傷旅行」読了。昭和な感じ、すきですわ。

田辺聖子『感傷旅行』読了。団鬼六に似たドライ感は、スノッブ関西人テイストか。好みだ。

◆『言い寄る』

乃里子、31歳。フリーのデザイナー、画家。自由な一人暮らし。金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野など、いい男たちに言い寄られ、恋も仕事も楽しんでいる。しかし、痛いくらい愛してる五郎にだけは、どうしても言い寄れない…。田辺恋愛小説の最高傑作。

田辺聖子「言い寄る」読了。小気味良さ。現代でも耐えうる小気味良さ。

田辺聖子「言い寄る」読了。 愛すべき糞ビッチ物語。少女漫画を読んでいるかの如くキュンキュンしてしまった。そして驚くべき事に、この話が描かれたのは昭和48年であるが、そうとは思えぬ程感性が現代的。時空を超えて今現在89歳の彼女にキュン死にさせられそうになる私。という図が笑える。

◆『私的生活』

辛く切ない大失恋のあと、剛から海の見えるマンションを見せられて、つい「結婚、する!」と叫んでしまった乃里子、33歳。結婚生活はゴージャスそのもの。しかし、贅沢にも飽き、どこかヒトゴトのように感じていた。「乃里子3部作」第2弾!

田辺聖子「私的生活」読了。言い寄るもとても良かったけれど、結婚してから読む私的生活はまた格別の味わい。田辺聖子、偉大なり。

「私的生活」田辺聖子 なんというか今も昔も人の気持ちってのは変わらないんだなあ、と思った。これがなくなったら自分は自分でないと思う領域ってあるよな。続編も買ってくる。

◆『新源氏物語』

一千年にわたり読み継がれる永遠の恋愛文学「源氏物語」。原作より優艶でやさしさに溢れる、著者ならではの現代語訳。

田辺聖子著「新源氏物語 上巻」読了。 思いの外、と言っては大変失礼ですが、とても面白く一気に読んでしまいました。 中でも印象に残ったのは、空蝉の「しかたないわ、もっと前にお目にかかれなかった、わたくしの運命が拙いのだ…」という一文。 こんな優美なことを言える大人になりたいですなあ。

◆『姥ざかり』

忙しくも楽しい老境の日々。こんなお婆さんにわたしもなりたい。歌子さん76歳、毎日が花ざかり。京マチ子主演でテレビドラマ化もされた、著者の大人気シリーズ。

女は田辺聖子の姥シリーズを読んで欲しい、 姥ざかり 姥勝手 姥ときめき あともう一個ある、おもろい

田辺聖子『姥ざかり』読了。主人公歌子さん(76)に完全に女子力負けた。好きな文引用「頭のいい人間と舌戦をたたかわすのは知的リクレーションであるが、頭のわるい人間と言い合いをするのはエネルギーの損耗である」初本に相応しい身の引き締まる本だった。

◆『ジョゼと虎と魚たち』

足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、大学を出たばかりの共棲みの管理人、恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作。他に、八篇を収録した珠玉の作品集。

田辺聖子著『ジョゼと虎と魚たち』読了。短編集。 全編、関西のことばが読んでいてここちよかった。 『ジョゼ~』期待を裏切らずに良かったです。それと同じくらいくらいに『雪の降るまで』も日本情緒&エロティシズムあふれていて珠玉✨ pic.twitter.com/dYzpQyTlxZ

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