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mamegikuさん

御蓋山(みかさやま・三笠山)は春日大社の東方、春日山の主峰である花山の西方に位置する山です。

この山は眺める角度、また天候や日差しにより、独立した峰として見えたり、春日山全体の一部分として見えたりと、その自然もあいまって様々な姿を見せる山

現在に渡るまで狩猟や伐採、入山(春日大社主催・春日山練成会を除く)も禁じられてきたため、いわゆる「春日山原始林」として都市に隣接する森林としては大変貴重な自然が広がり、世界遺産にも認定されています。

「あまの原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山にいでし月かも」(古今和歌集 巻九の四〇六)かの阿倍仲麻呂の有名な歌は「若草山」ではなくこの山「御蓋山」を詠んだものと言われます。

◆御蓋山を望める場所

奈良県庁舎の屋上・飛火野や浮見堂周辺・また白毫寺から山村町方面にかけての山の辺の道(北)コース周辺からは特に御蓋山の姿をよく望むことが可能となっています。

また、極めて目にする機会は少ないものの、飛火野から望む雪化粧した御蓋山の山容は実に美しく、いにしえを想起させる神秘的な風景を目にすることができます。

御蓋山になるべく近づきたいような場合、「春日山遊歩道」を通ることで、御蓋山山頂まで数百メートルの位置までアクセス可能

◆山の辺の道 北コース

大神神社などパワースポットとして有名な神社が続々登場する、日本でも類を見ないハイキングコースです。

石上神宮から影媛ゆかりの布留の高橋をわたり、青垣の山裾をたどって北へ向かうコースです。

影媛伝説のあとを追いながら弘仁寺・正暦寺・円照寺など、山あいに隠れるように点在する清らかな寺々が点在します。

天理から奈良へと続く山の辺の道(北)コースは、天理~桜井間の(南)コースにくらべて知名度も低く、訪れる人も少ないのですが、それだけにのどかな景観と俗化されていない、魅力的な史跡が残されているコースといえます。

◆春日山遊歩道

奈良の市街地の東方に控える「春日山(かすがやま)」周辺に設けられた人工の遊歩道。

春日山は「御蓋山(みかさやま)」と「花山(はなやま)」の総称であり、春日山遊歩道は御蓋山と花山をぐるりとまわり込む形でのびています。

春日山遊歩道は御蓋山の北側を若草山へとのびる「北コース」とその南側から柳生街道と並行してのびる「南コース」とがあります。

春日山遊歩道の魅力は、春日山に広がる森を眺めながら歩くことができるという点にあります。

とりわけ貴重なのは、世界遺産にも登録されている国の天然記念物「春日山原始林(かすがやまげんしりん)」を眺めながら歩けること。

841年(承和8)以来、樹木の伐採が禁止されてるため、森林がほとんど手付かずの状態のまま残されており、植生を学ぶのにも格好のスポットです。

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