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罹ったなんて言えない…「インフルエンザハラスメント」の実態

流行期に入っている #インフルエンザ ですが、「インフルエンザ・ハラスメント」が問題視されています。完治してないのに出社を強要する間違った行為に警鐘が鳴らされていました。予防法も含めてご覧ください。

更新日: 2019年12月25日

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罹ったなんて言えないこんな世の中じゃ…

nyokikeさん

▼インフルエンザの流行期に起きる「インフルエンザハラスメント」が問題視されている

各地で流行中のインフルエンザ。「熱が出た後5日、かつ解熱した後2日」が復帰の目安とされるが、ある調査で、社会人の約20%が完治前に、また約3%が休みを取らずに出勤していた-という衝撃の現状が明らかになった。

背景にあったのは、罹患(りかん)しても休みを取らせてくれなかったり、出社したら「みんなが迷惑している」と非難を浴びせたりする人々の存在。

去年(2018年)のインフルエンザ感染者の5人に1人がこのハラスメントにあったという(民間の酒造会社調べ)。「自己管理をちゃんとしていない」といわれた男性会社員や、「休むなら代わりを探してこい」と要求されたアルバイト女性もいる。

「インフルエンザ・ハラスメント」と呼ばれる理不尽な行為で、感染時の出勤強要などは明らかに違法だが、今もなお誤った対応をしている職場は少なくないという。

▼先日大相撲ではインフルエンザに罹った力士が土俵にあがっていた

日本相撲協会によりますと、今月11日に佐賀市で行われた冬巡業で千賀ノ浦部屋に所属する十両の貴源治が体調不良を訴え、病院で診察を受けた結果、インフルエンザと診断されたということです。

貴源治は診断結果を巡業部の関係者に伝えたということですが、病院から戻ったあと、午後から巡業に参加し、取組で相撲を取るため土俵にあがっていたということです。

今月1日から15日まで九州地方を中心に行われた冬巡業では参加者の間でインフルエンザがまん延し多くの力士が休場しました。

相撲協会は参加させた理由を「取組みの寸前だったので対策が取れなかった、落ち度があった」と説明するが、相撲ジャーナリストの大見信昭さんは「今年の冬巡業はケガやインフルエンザで欠場力士が多く、人気力士の貴源治を欠場させたくない思惑があったのではないか」と語る。

・インフルエンザなのに出社を強要するとパワハラにあたるかも

「会社は労働契約法や労働安全衛生法違反に問われる可能性がある」と話すのは、労働問題に詳しいベリーベスト法律事務所の水野奈也弁護士だ。

会社に対し、労働者が安全に働くため環境を整える義務(安全配慮義務)があると定める労働契約法。強制的な出勤は罹患した本人の病状悪化だけでなく、他の従業員の感染を招く危険性がある。労働契約法上の罰則はないが「訴訟で違法性を問われ、損害賠償を請求される可能性がある」。

また労働安全衛生法は、感染力の高い新型インフルや鳥インフルを「就業制限の対象」と明記。これを破って出勤させるなどすれば、同法違反で6月以下の懲役や50万円以下の罰金が科される恐れがある。

これとは別に「体調管理がなっていない」などと執拗(しつよう)に叱責する行為は、パワーハラスメントとして社内処分の対象となる可能性もある。水野弁護士は「事前に就業規則などでインフル時の休み方などのルールを決め、社内での取り扱い方を決めておくことが重要だ」と話している。

・「同期に負けたくない」と勝手に出社すると懲戒処分を受ける可能性も

「休んだ後出社したら、同期がバリバリ働いていた、なんてことになっていたら悔しい」、「マスクとかで隠したら、インフルエンザだってバレないのでは?」とこっそり出勤しようとしています。

「就業規則には、病者の就業禁止や報告義務等が規定されている場合が多いでしょう。例えば、『会社は、病毒伝播のおそれのある伝染性の疾病(新型インフルエンザおよびその疑いを含む。)に感染した従業員については、就業を禁止する』、『従業員は、伝染病の疾病(新型インフルエンザおよびその疑いを含む。)に感染した場合またはその疑いがある場合、直ちに所属長に報告しなければならない』といった規定です。また、懲戒事由として『就業規則に違反する行為があったとき』などと定められていることでしょう」

「先ほど説明したような懲戒事由が定められている場合、今回のケースは、就業規則に定められた懲戒事由に該当することになり、(2)懲戒処分に『客観的に合理的な理由』があるといえるでしょう。

ただ、懲戒処分は、(3)『社会通念上相当』であることも求められます。そのため、懲戒処分の種類・程度が重すぎるような場合には、懲戒処分が無効となることもあります」

▼インフルエンザが完治する前に出勤する人が多いことが明らかに…

風邪やインフルエンザへの対応などをテーマに調査したのは養命酒製造(東京)。10月、全国の20~59歳の社会人千人を対象に実施し、昨シーズンは12・2%(およそ8人に1人)がインフルエンザに罹患したと回答した。

養命酒がビジネスパーソンを対象に行った「風邪・インフルエンザ予防」調査によると、昨年の冬にインフルエンザにかかった人のうち、なんと22.1%もの人たちが治る前に出勤していたことがわかったんです。

インフルエンザにかかった122人を対象にした調査です。

インフルエンザが治る前に出勤した人の多さに驚くと同時に、「休まず出勤した」と回答した人の割合が女性のほうが多い(男性1.6%、女性5.1%)点も印象的です。

・熱が下がってもウイルスの排出は続いている

「インフルエンザは、熱が下がってもウイルスの排出は続く。つまり、周囲に感染させる可能性があります。『インフルエンザは発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日を経過してから出勤』といわれている。インフルエンザの拡大感染を防ぐためには、これを守るべきです」

「池袋大谷クリニック」の大谷義夫院長のコメント

マスクで防御しているから周囲にうつさないだろう、という考えも甘い。インフル対策においてマスクは万全ではない。

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