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『凍てつく太陽』だけじゃない!「葉真中顕」のおすすめ小説

『凍てつく太陽』が、ミステリー界で最も権威ある日本推理作家協会賞を受賞した「葉真中顕」のおすすめ7作品。『ロスト・ケア』、『絶叫』、『ブラック・ドッグ』、『コクーン』、『W県警の悲劇』、『Blue』。

更新日: 2020年01月13日

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aku1215さん

◆『ロスト・ケア』

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奥に響く痛ましい叫び―悔い改めろ!介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味…。

そういや葉真中顕の 「ロスト・ケア」読んでる途中でも傑作だと解る。 この人の描く地獄は社会そのものだから地続きだ。だから読む人も逃げられない。 後、「人生の主導権を握ってる」と思ってる人の描写も巧い。

葉真中顕「ロスト・ケア」読了。 すんごい。 老人介護とその政策、死の尊厳、等々… 根底にある社会問題の闇を浮き彫りに書いた傑作。 ものすごく緻密で素晴らしい。 こんな話を書ける人間がいるんだな。 拍手。

◆『絶叫』

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。平凡な人生を送るはずが、無縁社会、ブラック企業、そしてより深い闇の世界へ…。辿り着いた先に待ち受ける予測不能の真実とは!?

葉真中顕『絶叫』 帯の謳い文句通り、一日で一気読みしてしまった。まぁ600ページといっても、京極夏彦みたいに改行とか多めなのでスラスラ読める。とはいえ内容はヘビーなので、読後の疲労感はハンパない。でも、不思議と悪くはない、気持ちのよさ。 現代社会✕ミステリーとしては、文句なしの大傑作

葉真中顕「絶叫」 間違いなく去年度の最高傑作......なかなかのイヤミスなのですが、1行も退屈することなく気がつくと読み切っている。オーラスのあのシーンで読者が絶叫させられる。クロニクルとして、ミステリとして、そして力強いヒューマンドラマとして、最高。。

◆『ブラック・ドッグ』

目的のためには殺人も辞さない過激な動物愛護団体、『DOG』。遺棄動物の譲渡会が行われる会場に集まった隆平、栞、結愛と拓人たちは、『DOG』によって会場に閉じ込められ、謎の黒い獣に襲われる。獣から逃げるため、逃走を開始する人間たち。

葉真中顕『ブラック・ドッグ』講談社文庫。『ロスト・ケア』『絶叫』などの傑作とは全く違ったテイストの600ページを超えるパニック小説大作。凄いの一言に尽きる。過激な動物愛護団体DOGが仕掛けた予想外のテロ……スプラッター映画を観るかのような凄惨な描写の連続。教授の正体とは一体……

【ブラック・ドッグ/葉真中 顕】非情なテロリストが造った賢いワンコたちによって人々が為す術なく蹂躙される、普通にどちゃんこ面白い王道モンスターパニック小説の傑作。スピーディーでお約束な展開やゴア… → bookmeter.com/reviews/749779… #bookmeter

◆『コクーン』

一九九五年三月二十日、丸の内で起こった無差別乱射事件。カルト教団『シンラ智慧の会』による凶行の首謀者は、忌まわしき過去を背負う教祖、天堂光翅であった。彼や教団に関わった者たちの前に現れる一匹の煌めく蝶。金色の翅が導くのは地獄か、それとも…。

葉真中顕「コクーン」#読了。 ある宗教団体とそれが引き起こした事件を、直接的に描くのではなく、周囲の人物等を描くことで本質や真実を浮かび上がらせる。明らかにオウム真理教がモデルになっているが、所々でおや?と思っていると、終盤に差し掛かったところでこの物語の見え方が一変する。傑作。 pic.twitter.com/rDUtZLc4lZ

葉真中顕「コクーン」読みました。某カルト教団を彷彿とさせる作中カルト教団のせいで運命が変わった登場人物たちの物語。バタフライ・エフェクトで人生が展開されていくのが最高に面白い。社会派要素は従来より薄く文学作品としてまとまってる傑作。

◆『凍てつく太陽』

陸軍の軍事機密「カンナカムイ」をめぐり、軍需工場の関係者が次々と毒殺される。アイヌ出身の特高刑事・日崎八尋は捜査に加わるが、濡れ衣を着せられ、網走刑務所に投獄されてしまう。八尋は「己の使命」を全うするために、脱獄を決意するのだが―。

昨日、担当編集者さんと『凍てつく太陽』(葉真中顕 幻冬舎)の話をし、傑作だということで話が落ち着く。

葉真中顕『凍てつく太陽』読了。超面白かった!昭和20年前後の北海道の話だけど、まさに今この時代に読むべき傑作。『ゴールデンカムイ』読んでる人ならば、さらに楽しめます!オススメ!

◆『W県警の悲劇』

「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。W県警初の女性警視へと登りつめた松永菜穂子は、彼にある極秘任務を与えていた。その最中の、突然死。事故かそれとも……。菜穂子の胸中を知ってか知らずか、熊倉警部の娘が事件現場についてあることに気づく。

【W県警の悲劇 (文芸書)/葉真中 顕】★★★★★これは傑作!叙述トリックやどんでん返しに継ぐどんでん返し。いい人間や腹黒い人間。ミステリーの美味しい所をよりすぐった短編集。自分の今年のベスト候… → bookmeter.com/reviews/802461… #bookmeter

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