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中東の情勢が不安定になるとなぜ「原油」は高くなる?石油と中東の関係

イラン・アメリカの対立によって、原油価格は上昇傾向にあります。なぜ、中東の情勢が不安定になるのか?中東と石油にはどのような関係にあるのか?について解説していきます。

更新日: 2020年01月07日

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この記事は私がまとめました

イランとアメリカの対立は、世界中に様々な影響を与えていますが、日本にとって最も大きな1つが「石油」であると言われています。中東と石油の関係についてまとめました。

今、原油が高くなっている

アメリカとイラン両国の間で緊張が一段と高まっています。今回の事態を受けて原油価格が急上昇しています

中東の情勢が不安定になると、原油価格が上昇するのはよくある

このうちロンドン市場では北海産の原油の先物価格が一時1バレル=69ドル台前半とアメリカによる攻撃の前に比べて4%以上高くなりました。

4%は全く起こらない訳ではありませんが、ここまでの上昇が発生するのは稀であり、やはり現状の不安定な情勢を反映したものとなっています。

その後も原油価格はロンドン市場、ニューヨーク市場とも高止まりしています。

市場では今回の攻撃を受けてアメリカとイランの対立が深まり、中東地域の緊張が一気に高まれば、この地域での原油供給量が大きな影響を受けるのではないかという懸念が強まっています

原油と石油の違い

「石油」は、天然にできた燃える鉱物油とその製品の総称です。化学的にみると、多数の似かよった分子式をもつ炭化水素を主成分にした液体です

地下から採取されたままの状態のものを「原油」、この原油を精製して製品化したものを「石油製品」といいます

つまり、中東で取れるのは原油という事になり、私達にとって身近なものは石油関連のものであるという事になります。

原油のことを「石油」といったり、灯油などの石油製品を「石油」ということもあります。また、原油や原油から精製されたガソリン、灯油などの製品を総称して「石油」

使われ方は様々

中東と石油。なぜ、中東では石油の話題が絶えないのか

ランクトンの死がいは、しだいに土の中の深いところにうもれていくわけです。その後、死がいは、あるとき、土の中にいるバクテリアと地下の熱の働きで、「石油」に変わったのです

まずはじめに重要なポイントは「石油は、時間を掛けて作られる限られた資源」という部分です。

油田ができるためには、もう一つ重要な条件があります。それは、背斜構造と呼ばれる地質構造です。これは地下の地層が凸に曲がった構造のことで、凸の上の部分に石油が溜ります。地下に背斜構造があるところを探さないと石油は発見できません

地理的に見ても石油が出来る場所は限られている

中東の地質は石油を貯め込みやすい背斜構造であったことも原因と言われています。
生成された石油は周囲の物質より比重が軽いため、岩石の隙間を浅い方へと移動します。
中東の地質は、移動してきた石油を逃がさない構造となっていました

中東は非常に石油を取りやすい地域になっている

1米国669,374
2サウジアラビア578,336
3ロシア563,339
4カナダ255,482
5イラク226,147
6イラン220,373
7中国189,106

1年間あたりの石油産出量を、1千トンあたりで示したランキングになっています。(原油とNGL等も含む)

まず、大前提として土地が大きければ大きいほど、石油が発掘出来る場所がある確率は高まるので、領土が大きい国の場合は、自然に資源が出てくる可能性は高まります。

その点を考慮した時に、中東の国というのは領土と比較して生産量が非常に多くなっています。

近年ではシーシェアオイルに関連する技術的な進歩が見られ、米国が現在は石油を生産している国でいうと1位になっています。

ただ、依然と中東に石油依存をしている国というのは多く、経済に与える影響は少なくありません。

なぜ、中東の情勢が荒れると、石油は高くなるのか

ユダヤ人国家のイスラエルと、周辺のアラブ国家間の戦いを「中東戦争」といいます。1948年から1949年の「第一次」、1956年から1957年の「第二次」、1967年6月の「第三次」、1973年10月の「第四次」と合計4回おこなわれました。

実は過去には中東情勢が不安定になるという事態は、そこそこ起きている

第1次オイルショックのきっかけは、昭和48年10月に勃発した第4次中東戦争でした。OPECが原油の供給制限と輸出価格の大幅な引き上げを行うと、国際原油価格は3カ月で約4倍に高騰したのです。これにより、石油消費国である先進国を中心に世界経済は大きく混乱

中東の情勢が不安定になり、OPECが値段を引き上げたり・供給を制限したことにより経済は大混乱しました。

このような事もあり、中東依存の高い国が沢山存在している中で、中東が荒れると

「石油がまた取れなくなるのでは?OPECがまたなんかするのでは?」

という点から、価格は上昇しやすくなっています。

現在は、シーシェアオイル等によってサウジアラビアが1位だった時代に比べると、中東依存が世界的に下がりつつありますが、新たな資源が発掘でもされない限りこの状態は続くでしょう。

ネットの反応

今日の原油価格は落ち着いた様子ですが、1バレル100ドルまで上昇する可能性があるそうですよ。このイラン・イラク情勢が発端となって世界不況の扉を開くのか?市場にあふれるマネーが原油高に火をつけるの?

もし中東で戦争なら原油価格はどうなる?今はOPECの影響力薄いと識者。中東で緊張が高まったときに石油価格がどうなるかを、識者らが分析。現在は石油を自国で生産する国が増え、OPECの影響力も薄まっている。2019年に中東の石油施設が攻撃際も、持続的な影響はなかったそう・・マジですか!

ソレイマニ司令官暗殺、“イラク発石油危機”の兆候…原油価格高騰、イラクが無政府状態 | ビジネスジャーナル。・・あらま。

トランプのお蔭で原油価格が高騰し 日本の物価が更に高等し経済が 落ち込むっつうのどうすんだよ! 安倍珍三なんとかしろぉ! 原油価格が急上昇 イラン情勢緊迫化受け:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2… @jijicomさんから

昨日から仕事。イラン情勢の話になると、皆原油価格がどうのこうって。そういう話じゃないだろ。中東の平和の話だろ。命に関わる話だろ。頭に何か湧いてんのか。朝刊読みながら思い出した。

中東が荒れておるのぅ…原油価格高騰で大儲けしてんだろーなー

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