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森まさこ法務大臣、ゴーン被告の会見に対し海外に向けて発信「司法の場で無罪証明を」

多くのメディアでは、ゴーン被告のレバノン逃走について「逃げがち」といっている。そして、ゴーン被告はレバノンで会見を開き、海外の同情を買おうと日本を貶める発言をした。しかし、森法務大臣は、ゴーン氏の会見に対して、日本の立場をしっかり発信した。

更新日: 2020年01月09日

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この記事は私がまとめました

何を言おうが悪いことをしたら裁かれなければいけない。悪くないと思うのなら司法の場で晴らせばいいだけ、森大臣は最もシンプルなことを言っている。

森まさこ法務大臣がゴーン氏の会見に対してTwitterを英文で投稿

しかし、当初からこの事件を追っているジャーナリストたちは不満げだった。結局、何一つ目新しいことが語られなかったからだ。「レバノン政府に迷惑はかけられない」として、陰謀を企てた日本の政府関係者の名前を挙げることもなかった。

また、今回、日本のメディアの参加が限られていたことについて、「締め出したつもりはない」「中立的なメディアを選んだ」としたゴーン氏だが、2時間以上にわたって日本の司法制度を批判するのであれば、もっと日本のメディアの参加を許すべきだっただろう。この日、日本メディアから受けた質問はわずか2問だった。

・真新しいことは語らず、単なるショーだった。

I just finished press conference as Minister of Justice. “If defendant Ghosn has anything to say, it is my strong hope that he engage in all possible efforts to make his case within Japan’s fair criminal justice proceedings, and that he seek justice rendered by a Japanese court.” pic.twitter.com/ENDVh3RIEW

法務大臣として記者会見を終えました。 「被告ゴーンが何か言いたいことがあれば、彼が日本の公正な刑事司法手続の範囲内で彼の事件を作るためにあらゆる可能な努力に従事し、彼が日本の裁判所によって下された正義を求めることは私の強い希望です」

※Google翻訳

森法務大臣は、海外に向けて毅然と発信した。

森法務大臣が会見「自身が潔白だというのであれば、司法の場で正々堂々を無罪を主張すべきであります」

先ほど、法務大臣として記者会見をいたしました。カルロス・ゴーン被告人は自身が潔白だというのであれば、司法の場で正々堂々を無罪を主張すべきであります。政府として、関係国、国際機関等とも連携しつつ、粘り強くあらゆる手を尽くして参ります。 pic.twitter.com/12G7CddOdR

ゴーン被告の記者会見を受けて、森法務大臣が未明に異例の記者会見を行い、「刑事裁判からの逃避であり、許されざる行為だ」と述べました。

「国外に逃亡し、刑事裁判そのものから逃避したのであって、どの国の制度の下でも許されることではない」

先ほど,国外逃亡したカルロス・ゴーン被告人が記者会見を行ったが,今回の出国は犯罪行為に該当し得るものであり,彼はICPOから国際手配されている。

ゴーン被告人は,我が国における経済活動で,自身の役員報酬を過少に記載した有価証券報告書虚偽記載の事実のほか,自己が実質的に保有する法人名義の預金口座に自己の利益を図る目的で日産の子会社から多額の金銭を送金させた特別背任の事実などで起訴されている。

ところが,ゴーン被告人は,裁判所から,逃げ隠れしてはならない,海外渡航をしてはならないとの条件の下で,これを約束し,保釈されていたにもかかわらず,国外に逃亡し,刑事裁判そのものから逃避したのであって,どの国の制度の下であっても許されざる行為である。しかも,それを正当化するために,国内外に向けて,我が国の法制度やその運用について誤った事実を殊更に喧伝するものであって,到底看過できるものではない。

自分がやましくなければ司法で完全決着すればいい事。
森大臣が指摘するように、逃げるという行為を行うということは、それだけで罪。
そして、自分の意見だけが通る場所で身勝手な会見をして日本を貶めていれば、とても看過できるものではないだろう。

我が国の刑事司法制度は,個人の基本的人権を保障しつつ,事案の真相を明らかにするために,適正な手続を定めて適正に運用されている。
そもそも,各国の刑事司法制度には,様々な違いがある。例えば,被疑者の身柄拘束に関しては,ある国では広く無令状逮捕が認められているが,我が国では,現行犯等のごく一部の例外を除き無令状の逮捕はできず,捜査機関から独立した裁判官による審査を経て令状を得なければ捜査機関が逮捕することはできない。このように身柄拘束の間口を非常に狭く,厳格なものとしている。

刑事司法制度は各国の歴史や文化に基づき長期間にわたって形成されてきたものであり,各国の司法制度に一義的な優劣があるものではなく,刑事司法制度の是非は制度全体を見て評価すべきであり,その一部のみを切り取った批判は適切ではない。

身柄拘束に関する不服申立て制度もあり,罪証隠滅のおそれがなければ妻との面会なども認められる。全ての刑事事件において,被告人に公平な裁判所による公開裁判を受ける権利が保障されている。

日本には日本の法律があり、アメリカにもフランスにも同じく存在する。
日本にてフランスの価値観を訴えても、フランスの法律が適用されるはずもない。
森大臣は日本の法律の厳格性をしっかりと訴えている。

そして,我が国は,これまでの警察や検察,司法関係者と国民の皆様の努力の積み重ねにより,犯罪の発生率は国際的にみても非常に低く,世界一安全な国といってよいものと考えている。

もちろん,様々なご指摘があることは承知しており,これまでも,時代に即して制度の見直しを続けてきたものであり,今後もより良い司法制度に向けて不断に見直しをしていく努力は惜しまない。

我が国の刑事司法制度が世界中の方々に正しく理解していただけるよう,今後も,情報提供を行い疑問に答えてまいる所存である。
ゴーン被告人においては,主張すべきことがあるのであれば,我が国の公正な刑事司法手続の中で主張を尽くし,公正な裁判所の判断を仰ぐことを強く望む。

政府として,関係国,国際機関等とも連携しつつ,我が国の刑事手続が適正に行われるよう,できる限りの措置を講じてまいりたい。

リンク内を見てみると、法務省は英語版とフランス語版のバナーを添付しています。
日本国内だけでなく、広く世界に拡散させるべく行動しています。

ゴーン被告が何を語ったのか?

・身勝手な自己弁護に終始した見苦しい会見

身振り手振りをまじえたおなじみのパフォーマンスは相変わらず健在のようだったが、「負け犬の遠吠え」としか思えない身勝手な自己弁護に終始した見苦しい会見という印象を受けた人も少なくなかっただろう。

自分の悪事は語らず、逃走の方法も語らず、ただ単に自己弁護と気に入らないことに不満をぶちまけるゴーン被告。

森大臣「多くが抽象的」

昨日のゴーン被告人の会見は、抽象的なものや論旨が判然としないもの、根拠を伴わないものにすぎず、世界中に誤った認識を拡散させかねないものでした。昨夜も速やかに会見をし反論しましたが、今朝も会見を開き、昨夜述べた点に加えてゴーン被告人からの批判に関する記者からの質問に答えました。 pic.twitter.com/CCgzCWcvee

・海外に誤認を与えかねないゴーン被告の発言に反論

我が国の司法制度が「人質司法」であるとの批判がなされたが,昨日も申し上げたとおり,我が国の刑事司法制度は,個人の基本的人権を保障しつつ,事案の真相を明らかにするために,適正な手続を定めて適正に運用されており,批判は当たらない。

有罪率が99%であり,公平な判決を得ることができないとの批判がなされたが,我が国の検察においては,無実の人が訴訟負担の不利益を被ることなどを避けるため,的確な証拠によって有罪判決が得られる高度の見込みのある場合に初めて起訴するという運用が定着している。また,裁判官は,中立公平な立場から判断するものである。高い有罪率であることを根拠に公平な判決を得ることができないとの批判は当たらない。

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