1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

なぜ…?オーストラリアの「野生ラクダ殺処分」に様々な声

森林火災で傷ついた野生動物を保護する一方で、こんなことが行われていたとは…

更新日: 2020年01月14日

5 お気に入り 45193 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

信頼性の高い報道と皆さんのツイートを基に作成しました。

manuronaldさん

■オーストラリアで続く「大規模な森林火災」

昨年9月以降、ニューサウスウェールズ州やビクトリア州などで相次いでいる大規模な森林火災。

焼失面積は北海道を超える約1000万haに達し、これまでに少なくとも27人が死亡、約2000軒の家屋が焼失した。

■生態系にも甚大な被害が…

犠牲となった野生動物は「10億匹以上」

オーストラリア固有種のコアラは、北海岸に生息する個体数の約30%にあたる約2万5000匹が犠牲になったという。

同国政府は、野生動物の保護のほか、3450万米ドル(約37億9500万円)を拠出して火災後の自然環境復元に努める方針。

■そんななか、サウスオーストラリア州では野生ラクダの殺処分が行われた

サウスオーストラリア州で8日、スナイパーたちがヘリコプターに乗ってラクダ最大1万頭の殺処分を開始した。

■詳細

殺処分は5日間にわたって行われ、BBCの報道によると、数千頭のラクダのほか一部の馬も対象となったとのこと。

ラクダの殺処分は以前から発表されていたが、同州北西部の先住民アボリジニの自治体「APY」が許可を出し、実行されたという。

■一体なぜ?

近年、異常気象に悩まされている同国

オーストラリアでは近年、気候変動やインド洋の海面温度の変化などによる「異常な高温と乾燥」に見舞われている。

特に2019年は「観測史上もっとも雨が少なく、気温が高い年」となり、相次ぐ森林火災の原因となった。

水や食料を求めるラクダが集落を”襲撃”

州当局によると、「非常に大きな」ラクダの群れが先住民の集落に侵入し、食料や飲み水を奪おうとしたり、インフラ設備を壊しているとのこと。

遠隔地にあるAPYの人口はわずか2300人程度で、野生ラクダの”襲撃”はコミュニティーの存続にかかわる問題。

今回の殺処分についてAPYの委員は、「増えすぎたラクダの頭数管理が必要になったからだ」と説明している。

2009年と2013年にも同様の作戦が実行され、16万頭のラクダが殺処分された

■元々は人間が持ち込んだラクダ

ラクダは1840年代に広大な奥地を探検するために持ち込まれ、その後60年間で最大2万頭をインドから輸入した。

1 2