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精神障がい者を小屋に閉じ込める「私宅監置」を知ってますか?

沖縄で以前行われていた、精神障がい者を小屋に閉じ込める「私宅監置」についてご紹介します。

更新日: 2020年01月24日

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PINKMOMOさん

■私宅監置

私宅監置(したくかんち)とは、日本にかつて存在した、精神障害者(当時は精神病者と呼んだ)に対する制度

明治時代、多くの精神障害者は、監禁を許していた精神病者監護法のもとに、私宅に監置されていました

十分な治療が受けられず、苦しむ患者を家族がやむなく自宅の敷地内に閉じ込めていた

■沖縄が日本に返還される前の出来事

明治時代~昭和時代中期頃までの精神医療は、精神障害者の治療よりも隔離・監禁することを主な目標としていたが、当時は精神科病院や精神科病棟は不足していた。そのため「私宅監置」が行われた

当時の宮古島には病院に精神科もなく、他人への暴力や放浪癖、盗みなどを行う患者が社会に迷惑を掛けないよう家族が小屋などを設けて監禁状態にしていた

■小屋での生活は想像を絶する

私宅監置の実態は、一言で言うなら「治療なき監禁」[6]で、その設備においても治療・看護においても、病院とは比較するまでもなく劣悪

病院も環境も整っていない中で、患者を監置小屋に入れておくことは家族にとってもつらく大変だったと思う。時代的に仕方なかったのかもしれないが、悲しい歴史

■戦争や失恋のトラウマなどで発症した例もある

藤さんは「目鼻立ちがはっきりした琉球美人」。失恋が原因で精神を病み、長期の監置、入院を経て晩年は介護施設で暮らした

至近弾で歯が吹き飛ぶ大けがや、戦死した少年兵を埋葬するなど凄絶(せいぜつ)な体験から、戦後の47年ごろに心の病で苦しんだ

「米軍の爆撃によって目の前で肉親を殺された」「日本軍にガマから追い出された」

■戦争によるトラウマは多くの人々の心に深い傷を

いまだに夜中にうなされる人、機銃に撃ち殺された仲間達の遺体の「眼差し」を思い出してしまう人、スパムを盗むために殺した米兵の顔が忘れられないという人……。みんな、70年以上前の記憶を、忘れることはできていなかった

■そして沖縄には今なお「私宅監置」の名残が

「障がい者向けの就労支援事業所としてアパートを借りたい…」。那覇市内の事業所の理事長が依頼したところ、家主の態度が変わり断られた

共生社会がうたわれて久しいが、障がい者に対する差別は根強い。取り組みは道半ばだ

大阪府寝屋川市の民家で昨年末、精神疾患を理由に女性が両親に監禁され凍死した事件を挙げ、「復帰前だけの話ではなく、精神保健の今に続く問題

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