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本屋大賞にノミネート!「川上未映子」のおすすめ小説

『夏物語』が第17回本屋大賞にノミネートされて話題の小説家・詩人「川上未映子」のおすすめ作品。『乳と卵』、『ヘヴン』、『すべて真夜中の恋人たち』、『あこがれ』、『夏物語』、『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』、『きみは赤ちゃん』。

更新日: 2020年02月07日

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aku1215さん

◆『乳と卵』

第138回芥川賞・受賞作品。初潮を迎える直前で無言を通す娘と、豊胸手術を受けようと上京してきた母親、そしてその妹である「わたし」が三ノ輪のアパートで過ごす三日間の物語。

乳と卵 / 川上未映子 分量は多くなく、物語もたった3日間の出来事の描写なのに、こんなにも生々しく登場人物の人生を突きつけられた。語り口も独特で、私はこの作品は「せい」を鋭く、柔くありありと描かれている傑作だと思った。どうか先の巻子と緑子に救いがありますように。 #読了

川上未映子すごいな、日本語の使い方や句読点の打ち方が綺麗だ。乳と卵、傑作、予想以上。ブラジャーがドウとか云ってるバアイではない。

◆『ヘヴン』

「苛められ、暴力をふるわれ、なぜ僕はそれに従うことしかできないのだろう」 善悪の根源を問う、著者初の長編小説。

川上未映子『ヘヴン』(講談社文庫)を読みました。苛めにあっている中学生の男の子と女の子。生きていること、起こっていることに意味はあるのか、善と悪とは、を問い、読む方も痛みを感じ、めちゃめちゃ考えることになる傑作。圧倒的な言葉の力。今回再読でしたが、とても大切な小説です。

川上未映子の「ヘヴン」を遅まきながら読む。『いじめ』をテーマにした作品群の中で「リリィシュシュのすべて」を超えるものになかなか出会えなかったが、こいつはそれはひょいと飛び越えていきました。傑作。

◆『すべて真夜中の恋人たち』

「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった―。

「すべて真夜中の恋人たち」川上未映子。講談社。読了♪一行目から背筋がぞわぞわーーっとした。それでこの本は傑作だとすぐにわかったけれどもったいなくて少しずつ読んだ。丁寧で綺麗で穏やかに進む時間から想像つかないクライマックス。泣いた!!!!一言一句素晴らしかった!!!

川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』読了。傑作。孤独の詩、そして、ハードボイルド。主人公女子冬子は昼は日本酒をトートに入れ町を彷徨い、夜は光ることの意味を求めて空を見上げる。彼女の周りを過ぎていく、様々な恋愛と生の姿。でも彼女は独りで、卑しい町を行く(生きる)。強靱な文体が凄い。

◆『あこがれ』

おかっぱ頭のやんちゃ娘ヘガティーと、絵が得意でやせっぽちの麦くん。クラスの人気者ではないけれど、悩みも寂しさもふたりで分けあうとなぜか笑顔に変わる、彼らは最強の友だちコンビだ。互いのあこがれを支えあい、大人への扉をさがす物語の幕が開く。

川上未映子「あこがれ」読了。しかしまあ50半ばのおっさんが小学6年生が主人公のお話しに感動するような小説を書くんだからこの人は大したもんだなあ。ヘヴンも傑作だったけど今作も良かった!後半のクライマックスは一気にたたみかける。何気ない情景描写とかさりげない心理表現とかマジ巧いよな。

川上未映子「あこがれ」を読了。小学6年の主人公達が負の人間関係を目の当たりにしながら、大人への一歩を踏み出して行く感じが丁寧に描かれていて、えもいわれぬ気持ちになった。現時点で著者の最高傑作じゃない? 川上未映子『あこがれ』|新潮社 shinchosha.co.jp/book/325624/

◆『夏物語』

パートナーなしの妊娠、出産を目指す夏子のまえに現れた、精子提供で生まれ「父の顔」を知らない逢沢潤――生命の意味をめぐる真摯な問いを、切ない詩情と泣き笑いに満ちた極上の筆致で描く。

『夏物語』川上未映子 #読了 とてもきれいで、力強い作品でした。 『乳と卵』をベースに、その8年後を描いた作品。夏子は自分の子供に〝会いたい〟と強く望むものの、恋人もおらずセックスも苦痛。そこでAID(精子提供による受精)を考え始める。 生まれてくることの意味を問う大傑作。 pic.twitter.com/GlRLrSEEPV

川上未映子の『夏物語』を読了。著者の現時点での最高傑作。諧謔と剥き出しの感情を行き来しながら、読み手に身体的な感覚で生と死を考えさせる構造になっている。 「生まれてきたことを肯定したら、わたしはもう一日も、生きてはいけないから」

◆『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』

よるべなき虚空をゆく一個の疑問符は何を貫き、何に融けるのか?“少女”という憑坐を得て、いま言葉はうたい、さわぎだす。圧倒的新星の伝説的デビュー作を含む7編。

川上未映子の先端でさすわさされるわそらええわの副題がいちいちすてき。ちょっきん、なー!

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