1. まとめトップ

令和2年度 2020年度 〔リハビリ部門〕診療報酬改定情報 まとめ

令和になってから初めての診療報酬改定が目前に迫ってきました。地域包括医療システムの構築が急務の中ますますリハビリ部門では成果の出ないリハビリは切られていく厳しい?正しい?時代になっていくのではないでしょうか?

更新日: 2020年03月26日

1 お気に入り 10884 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

診療報酬の改定は世の中の今後を見据えた政策であり、法律が変わったから対応しようではなく、なぜ、この報酬に点数がつくのだろう。何を意図してこの文言が出来ているのだろうと推察する事でより良い仕事が出来ると思っています。

miyamontaさん

令和2年度・2020年 〔リハビリ部門〕診療報酬改定情報 わかりやすく 再まとめ しました

①回リハ病棟
②地域包括ケア病棟
③疾患別リハ
④摂食嚥下支援加算
⑥理学療法士等による訪問看護の見直し

大きなながれ

リハビリテーションに関わる項目として、全体的には、<食べる事・排泄する事が出来ないと帰るの難しいよね>という意図が感じられる。
そして、機能回復も大切だけでど、生活を考えたらADLを上げてくださいね。という意図が

回リハでは、早期入院、早期回復、早期退院<そこには、栄養も必要です>ただし、本当に治療が伸びてしまって回復期リハに入れなかった人には手を差し伸べましょう。回復の見込みのない人は早めに見切りをつけて方針を決めましょう。

地域包括では、全ての人がADL評価をしてリハの必要性があるかどうかを判断する必要が出てきたため、専従セラピストの役割がしっかりしてきたり、とりあえず点数高いからリハしなくても包括に入れておこうという経営目線だけの病院を振るいにかけようとしていることが分かる。

そして、地域包括本来の地域と病院の連携にかんしては、地域連携室や入退院支援の観点から見てもますます重要になってくる

病院のリハは、とにかくADLを上げて、家に帰して介護保険を使いましょう。

という意図がひしひしと伝わってきますよね。

①回リハ病棟

p332
回リハ病棟の実績指数:1は40以上。3は35以上
発症からの期間に係る事項が削除
入棟時重症者割合・退院時重症度改善割合の評価法は日常生活機能評価に代えてFIMの総得点を用いても良い。
(FIMの点数で何点以上が重症者になるのか?改善は何点以上かは記載無し。)
回リハ1は管理栄養士1名が専任配置となる。2から6は専任配置が望ましいとなった。
退棟時のFIM得点について計画書を作成、説明の上で患者の求めに応じて交付

②地域包括ケア病棟

p322
地域包括ケア病棟1・3は自宅からの入院が15%、緊急受け入れが3ヶ月間で6名以上となります。
以下の項目で2つ以上満たしている必要がある
①在宅患者訪問診療料が3ヶ月で30回以上
②訪問看護・指導料が60回以上③訪問看護基本療養費が3ヶ月で300回以上
④在宅患者訪問リハビリテーション指導管理料が3ヶ月で30回以上
⑤訪問介護・訪問看護・訪問リハビリテーションのいずれか併設
⑥退院時共同指導料2を3ヶ月で6回以上算定
入退院支援及び地域連携業務を担う部門を設置する必要あり。
地域包括ケア病棟に専従の看護師か社会福祉士を配置し、さらに職種が別の看護師か社会福祉士を専任で配置する必要がある。
許可病床400床以上の地域包括ケア病棟は一般病棟から転棟したものの割合を6割未満にしないといけない。
許可病床400床以上は地域包括ケア病棟の新設が出来ない。現在あるものは維持可能。

③疾患別リハ

p212
計画書のADL評価はBIかFIMのどちらかで良い。
計画書の作成は原則7日以内、遅くとも14日以内。作成前の疾患別リハ実施は医師の具体的な指示が必要。
計画書の説明後の診療録のその要点を記載が削除され、写しを診療録へ添付となった。
延長書類は前3ヶ月の状態と比較する事が変更となった。これまでは前月の状態と比較であった。
呼吸器リハ料の実施にSTが追加された。
難病患者リハ料の実施職種にSTが追加された。
外来リハ料はこれまで報告+カンファレンスであったが、報告をカンファレンスに置き換える事ができる。
外来で要介護の方は延長出来なくなった。
脳血管リハ2のSTのみの規定が示された。
がんリハの対象疾患が変更となった。

④摂食嚥下支援加算

p84
週に1回●点加算
摂食嚥下支援チームを作成
月に1回VF・VEの検査が必要
摂食嚥下支援チームによるカンファレンスの実施(医師・看護師・ST・薬剤師・管理栄養士が参加)
入院時・退院時の嚥下機能の評価について様式●を使用して報告が必要

⑤排尿自立支援加算が新設

p348
排尿ケアチームには医師、看護師、PTもしくはOTの専任配置が必要。
排尿ケアマニュアル作成が必要。院内研修が必要。

⑥理学療法士等による訪問看護の見直し

p410
理学療法士等による訪問看護は週4日目以降減算となる。

厚生労働省HP、令和2年度診療報酬改定に関する改定の概要および関係法令等(3月5日更新)

※リハビリテーションに関するQ&Aは14(Q&A・以下)の12:35~です。

<第3 関係法令等>

2019/12/05 - リハビリテーション実施計画書とリハビリテーション総合実施計画書について、様式の整理および取扱いの明確化をすることについて、中医協にて議論された

それぞれ、様式21、様式23、に実施計画書、総合実施計画書があります。
いままでは、複数の様式から選択するようになっていたと思いますが、それぞれ、一種類ずつの様式に整理されています。

1 2 3 4 5 6 7 8