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【真実を知る】原発の仕組みと世界最悪クラスの福島原発事故、語るべき教訓

身近な電気を生み出す原子力発電所、放射性物質を吐き出して住めなくなるから反対。ですが、その背景に、石油や石炭など資源の乏しい日本(ひいては地方)において、原子力発電所を使わざるを得なかったのです。「現実から目を背ける事なく、"フクシマ50"のように、後世に教訓として語るべき」と思います。

更新日: 2020年06月26日

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この記事は私がまとめました

原子力発電所の"現場作業員、施工管理、生産管理"という様々な形で関わってきました。JCOの事故の際も、東海村で現場から1km以内にいました。今は別の仕事をしていますが、「Fukushima50(フクシマ50)」関係者のA女史のお陰で、久しぶりにまとめました。この場を借りてお礼申し上げます。

bluegoatさん

★順不同な部分は逐一更新しますのでご了承ください。また、アドバイス頂けると嬉しいです(^^)

このまとめは「表面」と「裏面」に分かれております

表面は、あくまでも普通の人しか知らない真実、美しい英雄の話です。
ざっくり知りたい方は、表面のみ読むことをオススメします。
裏面は、日本の深い闇を織り込んでまとめております。

↓↓↓↓表 面↓↓↓

■そもそも原子力発電所とは何なの?

原子力発電は、水の入った原子炉の中で、ウランおよびプルトニウムが核分裂するときに発生する熱を利用して蒸気を作ります。
その蒸気でタービンを回して電気を作ります。

分かりやすく言うと
「巨大な圧力鍋の蒸気でタービンを回す発電機」
です。

作業員として現場に出てた人間からすると、先輩方は「チェルノブイリは黒鉛を使ってたからメルトダウンした。

日本の原発は水を使っているから、万が一止まっても水がたくさんあるし、冷えるだけだから安心」とよく仰ってました。

"1号機の形式はゼネラル・エレクトリック社の開発した沸騰水型原子炉に分類されるBWR-3、原子炉格納容器はMarkIである。"

Wikipediaより引用

"図は、実物に比べてきわめて簡単に描いてあり、実際には100万個を超える部品やパイプでできており、高さが30m程ある大きなものです。"

赤と青がまるで人間の心臓みたいですね…

水は炉を冷やすと同時に、放射線を防ぐ役割を果たしております。

『Fukushima 50』プレス資料より

建設工事は、1966年秋の準備工事着手から順調に進展し、1号機が1971年3月に運転開始されて以降、2号機が1974年7月、3号機が1976年3月、4号機が1978年10月と短期間で次々と運転が開始された。

同時に、隣接する双葉町においても5号機、6号機の運転も開始され、双葉地方に「原発銀座」の侮蔑・軽蔑とも言える不名誉な称号が与えられた。

★あのとき、あの場所で何が起こったか。簡単に知りたければ「Fukushima50(フクシマフィフティ)」の映画を見ることをオススメします

フクシマ50(フクシマフィフティ、英語: Fukushima 50)は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の際に福島第一原子力発電所の対応業務に従事していた人員のうち、同発電所の事故が発生した後も残った約50名の作業員に対し欧米など日本国外のメディアが与えた呼称。

■何故福島第一原子力発電所は爆発したの?

中央制御室はほとんど原発の隣でした!

『Fukushima 50』プレス資料より加筆・修正

➊想定外の津波による全交流電源喪失

3/11 14:46 地震発生
3/11 15:27 津波第一波到達
3/11 15:35 津波第二波到達
3/11 15:42 全交流電源喪失
出典:吉田昌朗聴取結果書

・様々な要因が重なった複合的な災害と言わざるを得ない

❶ー① 非常用電源の喪失

(DG:非常用ディーゼル発電機 [emergency Diesel Generator])

15:27 津波第一波到達

※写真はイメージです

「あれ、なんだ…!」

ぽか〜ん……。

直後!「ヤバい!津波だ〜!」

津波と認識した直後
踵を返して必死で逃げます。

アリtoキリギリスの"石井正則"さん
俳優・プロ雀士"萩原聖人"さん

『Fukushima 50』場面写真より

地震後、原子炉は緊急停止。外部電源を失ったものの、非常用ディーゼル発電機が自動起動。非常用復水器を使用して、炉心の冷却が進められていました。しかし、津波により、全電源を喪失したことで、非常用復水器や高圧注水系による冷却機能を失いました。

SBO:ステーションブラックアウト(Station Blackout)の略=原子力施設における全電源喪失状態。

現場にて事態の深刻さを認識します。

『Fukushima 50』場面写真より

・この間、原子炉の水は燃料棒により加熱され続け「空焚き」状態。

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