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悪の魅力に引きつけられる!「ピカレスク小説」まとめ

現実はかくも厳しいものなのか。(錨を上げよ、ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯、きんぴか、欺す衆生、雲霧仁左衛門、ダーティホワイトボーイズ、シスターズ・ブラザーズ、白昼の死角)

更新日: 2020年03月23日

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sryamaさん

★『錨を上げよ』 百田尚樹

昭和30年大阪下町生まれ、作田又三。下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。絶対にへこたれない不屈の男。

読書呟き(200)「錨を上げよ(上)」百田尚樹。高度経済成長期の大阪下町を舞台に、ある男の愛と闘いを描いたピカレスク小説。少年期から大学中退までを描く。十代で自らの信ずるままに波乱万丈な人生を送り、ただ破滅的でありながら、生きる力を感じさせる。しかもまだ上巻であり序章に過ぎない。

【錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし)/百田 尚樹】ピカレスクにありがちなネガティブ感というものがなく、失敗してもまた立ち上がるとこが好き。一気読みできた。 →bit.ly/W2yFtU #bookmeter

四巻解説 圧巻の分析力。思いが溢れだしていました。本格ピカレスク小説との解説は、正にそうだなと思いました。どうしようもない又三だけれど憧れてしまう。荒波にもまれるような大きく振れる生き方は、自分で制御してしまい出来ないからだろう。 「百田さん流の壮大な仕掛け」は確信 #錨を上げよ

★『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』 作者不明

あまり自慢にならない両親の間に生まれた主人公ラサロ。スペインの繁栄の陰で、底辺社会の実相をペシミスティックに表現している。

ピカレスクの語源はマテオ・アレマンの『ピカロ:グスマン・デ・アルファラーチェの生涯 』からだと言われているけど、ピカレスクの源流は作者不明の『ラサリーリョ・デ・トルメスとその幸運と逆境の生涯』とされているよ! ラサリーリョ・デ・トルメスの方は岩波文庫から日本語訳本が出ているよ!

『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』おもしろい。ピカレスク小説の先駆け、とても16世紀とは思えない

『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』を読んだ。ピカレスクの原型になったことで有名。スペイン黄金時代(カルロス1世治世の1554年)に出版された作品だけど貧困が大きなウェイトを占めているのが印象的。

★『きんぴか』 浅田次郎

ピスケン、軍曹、ヒデさんの三人が、元刑事の仲介によって手を組み、三人らを裏切り欺いた者たちを見返してゆく悪漢小説

三人の悪党 きんぴか①/浅田次郎/光文社文庫 社会から疎外された三人の男たちのお話。 現代の枠組みの中でピカレスクとリアリティを両立させようとうすると、ある程度コメディーに走るしか方法はないのかもしれませんが、本作はその好例の様に思います。 おもしろかった。 #読書 #読書感想 #読了 pic.twitter.com/sAZywvk1T0

きんぴかは浅田次郎らしいテンポとユーモアのピカレスクという名の現代人情物語です 浅田次郎の小説の中でも最推し

小説「きんぴか」浅田次郎著 何か浅田次郎の小説を読んでみたいという方にオススメ。テンポがよくギャグが散りばめられた本作はとっかかりやすい。痛快なピカレスク小説だが、浅田次郎作品に共通して描かれる人情が沁みる良い作品。 pic.twitter.com/g4CtA1ijdj

★『欺す衆生』 月村了衛

戦後最大の詐欺といわれた豊田商事事件。その残党たちの暗闘を通じて、令和の闇を描破した、渾身の長編小説。

久しぶりに度肝抜かれるピカレスク読んだ 月村了衛って凄い作家だ 一気読み #欺す衆生

『欺す衆生/月村了衛』読了。豊田商事が引き起こした悪徳商法による詐欺事件をベースにしたいわゆる悪漢小説。最高に血が滾るエンタメ性で、一気読みしてしまった。投資詐欺、ヤクザとの駆引、口封じの殺人、“欺す天才”が出来上がっていく痛快さと恐ろしさよ…映像化したら面白そうだなあ。

月村了衛の『欺す衆生』を読み始めたのだが、面白すぎてやめられない。ロクでもない奴が次々と出てきてお金をとったりとられたり…こういう話大好きなんだよね

★『雲霧仁左衛門』 池波正太郎

時は江戸中期。大盗賊雲霧仁左衛門とその配下らと、火付盗賊改方長官との知恵比べが始まった。果たして攻防戦は如何に。

未明からの読書はこの本。 池波正太郎著 雲霧仁左衛門前後編 藤枝梅安同様ピカレスク小説の傑作 pic.twitter.com/baicB1NJZN

雲霧仁左衛門 前編 読了 池波正太郎さんによる時代ピカレスク小説の金字塔 盗賊雲霧仁左衛門一党と、火付盗賊改方の闘いに、公儀隠密と尾張徳川家の暗闘を交差させ、なんとも広がりと深さのある物語。 愉悦なのだよ、愉悦。 pic.twitter.com/UjLXyyJNdO

池波正太郎「雲霧仁左衛門」読了。あー面白かった。稀代の盗賊雲霧仁左衛門のキャラクターが魅力的。時代劇に覚えのある役所さんなら演じてみたいんじゃないかな。

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