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ネット同時配信でローカル局が絶滅!?起死回生「地方発ドラマ」に注目

民放キー局も2020年秋から放送とネットの「同時配信」を準備。実現すれば地方のローカル局にとって死活問題だが、先手を打ってドラマ制作などでコンテンツを充実させ、ネット配信など世界に活路を見いだす局も出ている。

更新日: 2020年02月23日

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aku1215さん

◆NHKに続き民放キー局も秋からネット同時配信の方針

『民放同時生放送!一緒にやろう2020大発表スペシャル』(2020)

2月1日、民放キー局5局が今秋以降、テレビ放送と同時にインターネットで番組を配信する方向で準備していることが分かった。

テレビ離れが進む若年層を中心に、スマートフォンなどで広く番組を見てもらうのが狙い。

「採算が合わない」と慎重だったが、3月から同時配信をスタートするNHKに追随せざるを得なかったようだ。

◆実施されば地方(ローカル)局にとって死活問題に

同時配信の視聴可能地域は各局とも制限しない方針。関東限定で放送している番組もネット上では全国で見られるようになる。

キー局の人気番組を放送して得られる電波料が大きな収入源である地方局にとっては、ネット配信は死活問題だ。

同時配信によってキー局5局の番組がパソコンやスマホ、タブレットで見られるようになってしまう。となると、地方の系列局では視聴率が取れなくなってしまい、系列局の制作するニュース番組やバラエティ番組ではスポンサーが付かないという現象が起こりかねません。

◆そんな中、北海道のローカル局ドラマが民放連盟賞グランプリ

『チャンネルはそのまま!』(2019)

北海道のローカルテレビ局HTBの開局50周年を記念して製作されたドラマ『チャンネルはそのまま!』が、2019年日本民間放送連盟賞のテレビ部門でグランプリを受賞した。

「チャンネルはそのまま!」は、ローカルテレビ局「北海道★テレビ(HHTV)」に謎の「バカ枠」で採用されたものの、入社以来失敗続きの新人記者・雪丸花子(芳根)の奮闘を描く。

芳根京子

総監督は本広克行。人気原作、豪華スタッフ、キャストによる見応えあるドラマは、地方局放送とネット配信のみ(netflixで配信中。テレビ放送は地元北海道で3月18日から5話連続で放送、以後、各地で順次放送)。

◆地方に留まらない世界を相手にするローカル局の可能性を示した

『チャンネルはそのまま!』という連続ドラマを「ネット先・放送後」という変則的なやり方で世に出し、HTBは得るものが2つあったという。

1つはローカル局としての矜持を、全職員が共有し直せたという点だ。そしてもう1つは、インターネットとの組み合わせで、ローカル局も連続ドラマを全世界に発信していくことが出来ると発見した点だ。

今回のHTBの果敢な挑戦、もしくは壮大な実験には、これからの生き残りを模索している、全国のローカル局も注目しているはずです。

◆こうした動きは実は関西テレビが数年前から始めている

井上荒野の小説を志尊淳主演で実写化し、関西テレビなどで放送されたドラマ『潤一』。

『潤一』は、世界で制作された連続ドラマを対象とするドラマの祭典、フランス・カンヌ国際シリーズフェスティバルのコンペティション部門に、日本作品として初めて正式出品された。

今は新生活にテレビが不要と思われる時代だ。そんな時代にテレビ局が生き残るには、自主制作コンテンツの質を高め、放送外の収益を挙げる必要があると確信したという。

今ある自分たちの力、ノウハウを活かして、地方局の枠を超えて映像を楽しんでもらえるよう、今度は関西テレビ制作のドラマ作品を日本全国で観てもらえるようにしよう。さらにグローバルに向けた番組作りをしよう。そうした機運、ムーブメントが広がっています。

◆この夏にはテレビ宮崎が連続ドラマを制作し、放送&配信

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