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今年の春のファッションは「透ける」。上手に取り入れる方法は?

まだ寒くて春の服を着るような気分ではないと思っている人も多いですが、ファッション業界のテンポはいつも早く、ちょうどいい季節になるとすでにその商品はない・・・なんてこともよくあります。ファッションのトレンドは早めにチェックするのが吉!今回は2020年の春注目の透ける服の取り入れ方をご紹介します。

更新日: 2020年02月16日

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moodnさん

2020年の春夏のトレンドは?

12月上旬まで行われたセレクトショップの2020年春夏展示会は、春らしいペールトーンやシャーベットカラーに、ブラックやネイビー、ベージュなどでコントラストをつけたスタイリングがそろった。アイテムはセットアップ、シャツジャケット、ワンピースなど、19-20年秋冬のトレンドが継続するものから夏の定番までバリエーション豊富だ。

 特に目立ったのは、夏の猛暑に向けて“涼しさ”を感じる新鮮なスタイリングやアイテム提案に各業態が工夫を凝らしていたこと。6月の梅雨明けまで寒暖差のある気温が続き、次に襲ってくるのは長く厳しい蒸し暑さ。昨年売れたライトなアウターやノースリーブのワンピースなどの軽衣料が、今季はさらに進化して展示会に並んだ。

2020年春夏の「楽天 ファッション ウィーク東京」(東京コレクション)で目立ったのは、透ける素材と“変化球袖”です。オーガンジーやシフォンなどの透ける素材は、ミニマルなシルエットに、軽やかさをまとわせました。一方、“変化球袖”は、過去数シーズンで広がった“袖コンシャス”のトレンドが進化したもの。中でも、ひじから先を絞った“ジゴ袖”はクラシックな新顔です。

まずは透ける素材の新提案を見ていきましょう。「ステア(STAIR)」はビスチェの上に、透ける素材のハイネックトップを重ねました。透ける素材を重ねれば、肌見せをさりげなくコントロールできます。ボトムスのほうも、透け感を生かし、フィルムのようなラミネート素材のラップスカートを巻いて、見え具合を抑えています。程よいシースルーのおかげで、軽やかさとフェミニン感が両立しました。

光沢を帯びた生地は、透ける演出との相性に優れています。「ハレ(HARE)」はパンツの上から、つやめくスカートをかぶせました。オーバーサイズのシースルートップスも重ねて、異素材ミックスのレイヤードに。光沢のあるスカートに、ダークカラーの透かしトーンが融合し、3Dのような効果を発揮。装いに深みが加わりました。このように“光る×透ける”の重ね使いは、ニュアンスのあるフェミニンコーデに導いてくれます。

チュールに代表される、上品なムードの透け素材を使うと、着姿をぐっと大人っぽく変えられます。リメイク風の提案で見せた「スリュー(SREU)」は、古着やストリートを思わせるウエアの袖や裾に、チュール素材をあしらって、全体のフェミニン濃度をアップ。夏に重たく見えがちなブラックコーデですが、シースルーのおかげで、涼やかに見えています。黒ならではのミステリアスな雰囲気を強めるうえでも、透ける素材は有効です。

透ける素材を取り入れているおすすめブランド

・ロンハーマン(RON HERMAN)

ロンハーマン(RON HERMAN)は、“夏のモノトーン”を楽しむアイテムやスタイリングをそろえた。シアーな白いニットの下からカジュアルなTシャツが透けたり、ブラックドレスは透け感のある素材と組み合わせたりなどして、見た目の重さを軽減。春夏らしい色柄物も多くそろえ、少し色あせたようなブルーのグラデーションやストライプを用いたウエアや雑貨を打ち出した。

・ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)

ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は都心のバカンスをイメージし、ベースになる“トラッド”を着崩すようなシャツやワンピース、カットソーをバリエーション豊富にそろえた。特に夏場は、スペインのリゾート地を連想させるような鮮やかなカラーのワンピースや、羽織りものとして使えるシースルーのシャツなどを提案。暑さを我慢せず、上品に“肌見せ”ができるウエアを集めた。

・エストネーション(ESTNATION)

エストネーション(ESTNATION)は、シーズンの立ち上がりはジャケットやスプリングコート、それに合わせるボウタイやブラウスなどを打ち出す。「急に気温が変わることが多く、通年でライトなアウターが必要になってきた」と藤井かんなウィメンズ・ディレクター。夏に向けては、“フォークロア”や“マラケシュ”をキーワードに、カットソーやメッシュ素材のサマードレス、シアー感のあるシャーリングブラウスなどをそろえる。

・インターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)

インターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)は、暑い時期を快適に過ごせる天然素材のウエアにフォーカスした。「クチュールの要素や、素材や仕立ての良さを感じるアイテムを買い付けた」と片桐恵利佳ディレクター。アメリカの画家ジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe)などが着ていた服からイメージを膨らませた、リネンのドレスやカゴバッグなどを買い付けた。

・イエナ(IENA)

ベイクルーズグループのイエナ(IENA)は、“記憶に残らない色”をキーワードに、淡いクリームカラーを“卵色”として、ブラウスやタートルネックのウエアなどに採用した。また春のアウターはセール前の買い控えの時期に合わせて、12月末から予約販売を含めて強化。明るい色味の“鮮度のあるアウター”を、冬から着られるウールやリネンなどのさまざまな素材で早めに打ち出すことで、春夏の立ち上がりの“買い”につなげる。

・トゥモローランド(TOMORROWLAND)

トゥモローランド(TOMORROWLAND)は、アフリカ・モロッコのマラケシュに想いを馳せたコレクションを提案した。「マラケシュピンク」とも呼ばれるマラケシュの美しい街並みを連想させるローズピンクをキーカラーに、アフリカの砂漠をイメージするような乾いたパステルカラーを随所に散りばめた。全体的なシルエットは決してオーバーサイズではないものの、大人の女性が好むリラックスシルエットのワンピースやブラウスなどをそろえた。

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