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現在の就活事情。9割以上の学生が「就活の早期化を実感」している(DYM調べ)

年間1,500回以上の就職イベントを行う株式会社DYMの調べによると、9割以上の学生が「就活は早期化している」と感じているそう。どのように就活のルールが変わったのか、学生たちはルール変更によりどのように考えているのかDYMのアンケートを元にまとめてみました。

更新日: 2020年05月27日

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この記事は私がまとめました

DYMの調査では9割以上の学生が「就活の早期化を実感」

年間1,500回以上の就職イベントを行う株式会社DYM(ディーワイエム、本社:東京都品川区、代表取締役社長:水谷佑毅)は、都内で開催した新卒紹介イベント『Meets Company(ミーツカンパニー)』(URL:https://www.meetscompany.jp/)に参加した2021年卒の就職活動中の学生を対象とした調査を実施し、2019年9月2日(月)~12月25日(水)の間に得た791名の有効回答を集計しました。
調査の結果、9割以上の学生が「就活は早期化している」と実感し、全体の半数以上は「就活スケジュールに戸惑いがある」と回答。また早期化を裏付けるように、アンケート回答時点で3割の学生が「すでに自分や友人に内定が出ている」と答えています。

何が変わったの?就活のルール

現在のルールでは企業による採用に関わる説明会などの広報活動は4年の3月から、正式な選考活動は6月からと定められていました。

しかし2021年入社組の就職活動からは、このような採用時期の制約がなくなるので、企業による優秀な学生の取り合いが激化していくことが予想されます。

こうした就活ルールが設けられた目的はどういった点にあったのでしょうか。

一般的に言われているのは「学生が学業に専念する時間を確保すること」でした。

学年に関わらず就職活動ができるようにしてしまうと、学校での勉強がおろそかになってしまうことを懸念されていました。

確かに、大学に入学した途端に就活がスタートしてしまうと、大学が勉強する場ではなく、就職活動をするための踏み台にしかならなくなってしまいますよね。

経団連は、2021年卒の新卒採用から現状の就活ルールを廃止すると発表しています。企業の採用活動において就活のルールが守られていないという現状や、ルールを廃止することによって困るという意見がないなどの理由から、就活ルールを廃止することを決めました。

・通年採用に変わる!

一括採用から通年採用へ
現状のルールが廃止されると、会社説明会や面接、内定などの解禁時期の制限がなくなり、多くの企業がこれまで行ってきた一括採用から通年採用に移行する可能性が高くなると言われています。

また、企業側が独自に採用活動を行うことができるようになるので、学生側としてもより自由な就活スケジュールを組めるようになり、選択肢が広がるとも言われています。

・ルールは政府が主導

経団連から政府へ
これまでの就活においては経団連がルールを制定していましたが、2021年卒以降の就活に関しては政府が主導してルールを作ることになっています。

政府は2021年卒以降の就活でもしばらくはこれまで通りのルールを維持すると決定しているため、ルール廃止後にこれまでの就活と比べて極端に変化する可能性は低いでしょう。しかし、政府が作成する新たなルールは法律ではないため、企業に対しての強制力はありません。

そのため、政府が定めるルールに対して各企業がどれほど従うのか未知数であり、今後大きく変更する可能性もあるという点に注意が必要です。

就活ルールが変わったことによるメリットやデメリットは?

ルールが変更になるといわれるとただでさえ緊張する就職活動がさらに不安になってしまいますよね・・・。
しかし心配する必要はありません!メリットやデメリットを抑えておけば大丈夫です。

・実はメリットがいっぱい

メリットその1:内定を多くもらえる可能性がある
就活ルールを廃止することによるメリットのまず1つ目に、内定を多くもらえる可能性があるということがあります。就活ルールの廃止によって企業が通年で採用活動を行うようになると、学生側は今までの就活よりも多くの企業へエントリーすることができるようになります。

現状のルールでは、企業へエントリーできる期間が制限されており、学生は希望する企業をある程度絞り込む必要がありました。しかし、ルール廃止後は期間の制限なく自由に就活することができるので、より多くの企業にエントリーすることが可能となります。

エントリーした企業の数が多ければ多いほど自分の選択肢を広げることもできますし、内定をもらえるチャンスも増えるため、非常に大きなメリットと言えます。

メリットその2:就職留年する人が減る
就活ルールの廃止によるメリットの2つ目として、就職留年する人が少なくなるということがあります。就活留年とは、次年度以降の就活のためにあえて「留年」することです。

希望の企業からの内定が出なかった場合や、思うように就職活動がうまくいかなかったことなどが原因で就活留年を選択する人は多いです。現状のルールでは就活を始めることのできる時期が決まっていましたが、就活ルールが廃止されると自分が希望したときから自由に就活を始めることができるようになります。

そのため、学生生活の早い段階で就活を行うことができるようになり、「時間が足りない」といった理由で就活を失敗する人が少なくなるとされています。

時間があればミスマッチも減る!?
就活を早い段階から始めることができるようになれば、現状の就活よりもエントリーする企業などについてそれぞれじっくりと考えられる時間を増やすことができます。

長期的に就活を行うことでより多くの企業について知る時間ができ、企業ごとの特徴や雰囲気を比較することも可能となります。これによって入社後におけるミスマッチを減らすことができるとともに、学生にとってベストな企業を選択することもできるようになります。

メリットその3:学生が自由に使える時間が増える
就活ルールを廃止することによる3つ目のメリットとして、学生が自由に使える時間が増えるということもあります。就活ルール廃止によって自由に就活を始めることができるようになると、早い段階で内定をもらう可能性も出てきます。

そのため、希望する企業から早期に内定をもらうことができれば、その後の就活に時間を割く必要がなくなり、残りの大学生活の時間を自分の好きなように使うことができます。

例えば、大学の勉強やサークルの活動に力を入れることもできますし、時間がないとなかなかできないような、長期の留学や旅行へも気兼ねなく行くことができます。

また、今後の入社に備えて自分のスキルを磨いたり、新たな資格を手にすることも可能となります。

学生生活がより有意義になる!?
就活を早く終えるという目標を立てて行動すれば、学生生活をダラダラと無駄に過ごすこともなくなりますし、有意義な生活を送ることもできます。

また、自由に使える時間が増えることでさまざまな経験をすることもでき、人脈を広げたり、人として成長できる可能性も高まります。このように、就活のルールが廃止されると自分の価値を高める行動を取ることもできるようになります。

・逆にデメリットは・・・

デメリットその1:勉強に支障が出る場合がある
就活におけるルールの廃止によるデメリットとして、まず1つ目は勉強に支障が出る場合があることです。今まではルールによって、勉強をする時期と就活をする時期が明確に分かれており、学生側としても現状のルールを目安に学業と就活の区別をつけることができていました。

しかし、このルールがなくなることで、勉強をしながら就活をしなければならないケースが出てくる可能性があります。学生生活の早い段階から就活の方ばかり重要視してしまうと、単位を取ることが困難になることもあり、結果として学業の方を疎かにしてしまう恐れも出てきます。

また、早くから就活が可能となるため、学生生活の早い段階から就活に力を入れないと希望する企業へ入れないといった可能性もあります。

勉強だけを頑張っていては就活が滞ってしまうため、両者のバランスを大事にしながら就活を進める必要が出てくるとともに、しっかりとした自己管理が大切になってきます。

デメリットその2:慎重な判断をする必要がある
就活におけるルールの廃止によるデメリットの2つ目として、慎重な判断をする必要が出てくるということがあります。就活ルールが廃止されると、場合によっては大学に入学したすぐ後に内定が出るケースも出てきます。

早期のうちから内定を得られるというメリットはもちろんあるのですが、就活についての知識を深めないうちに内定を承諾してしまうと、後から後悔してしまう可能性もあります。というのも、後々ほかの企業に魅力を感じてしまう場合があるからです。

内定を承諾した後に魅力的な企業が出てきてしまうと、せっかく内定を持っていても前向きな気持ちで入社することができませんし、早期退職などに繋がってしまう場合もあります。

また、いつでもエントリーできることによって、かえって特定の業界や業種だけにエントリーしてしまう可能性もあり、企業の選択肢を狭めてしまう恐れがあります。

早期に内定をもらえることでメリットは多々ありますが、今まで以上に慎重な判断が必要となってきます。就活の時期は多くのチャンスに恵まれている時期でもあるので、さまざまな可能性を考慮したうえで、入念に準備をしてじっくり考慮する時間を設けることが大切です。

DYMの調査では戸惑いの声も

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