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見事な融合!時代物ミステリー漫画が面白い

一口に時代物といってもいろいろありますが、その中でも江戸時代や大正時代が舞台のミステリー漫画を紹介します。どれも時代物としてもミステリーとしても良質なので楽しめるかと思います。

更新日: 2020年02月23日

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神通百力さん

▼大正末期が舞台のオカルトミステリー

作者:石原理

時は大正末期。
2年前から失踪中の烏鷺の遺作が、同業者の乙貝の自宅で見つかった。

肌を軽くなでていくような妖かしの世界と大正時代のレトロマンが素敵です

正しく和洋折衷のカオスな時代ならではの世界観が醸し出す妖しさがたまらないですね

惚けている様に見えていつも事の真髄を見極めている出泉が、お気に入りの南くんを毎回振り回しては、探偵のように不思議な事件の真相を明らかにしていくのです。 どのお話も切ない気持ちが伝わる内容でした

▼当て屋の椿が事件を解決する大江戸吉原ミステリー

作者:川下寛次

時は江戸時代。
浮世絵師・鳳仙は春画の仕事がきっかけで猟奇殺人に巻き込まれてしまい、殺された女からなくなっていたものを探すために「当て屋」を訪れた。
探し物や無くし物を探し当てるという当て屋の主・椿は一風変わった女だった。

キャラクター、背景共にしっかりと描かれており、ストーリーも良いと思います

ロジック重視のトリックよりはドロドロした人間の心理や愛憎が生んだ悲劇に焦点をあてている印象

▼喋りが上手い男と女剣士が事件を解決

原作:大崎知仁 作画:河下水希

時は江戸時代。
商家・大黒屋の倅の大黒屋周助は天性の喋り魔で余所での仕事も手に付かず、家の手伝いも疎かになっていた。
そんな息子に手を焼いた父・大黒屋徳兵衛は周助を大黒屋管理の長屋に遣り、店賃の回収仕事をさせることで性根を鍛えようとした。
周助が遣いに行った先で出会ったのは便利屋を営む女剣士・里江だった。

訳あり便利屋(女剣士)の里江さんと、おしゃべり上手な大黒屋の息子・周助が、とある依頼で出会うところから始まるのですが、2人のやりとりが絶妙で面白いです!!

アクションは凡だけど雰囲気はいい。特に無口長身の凄腕女剣士と会話力と洞察力で事件を解決する少年という主人公コンビのやりとりがいい感じ

▼妖が視える主人公が江戸の事件を解決

作者:瀬上あきら

貧乏長屋で「人形や」を営んでいる冬弥は幼い頃から妖の声を聞き、姿を視ることができた。
それゆえに「紺」という鼬のオサキに憑かれた「おさきもち」だった。
その力ゆえに元・火付け盗賊改の通称「御前」に見いだされ、江戸で起こる事件を解決していく。

▼吉原を舞台に芙蓉と幾太郎が事件を解決

原作:加藤実秋  作画: 丸山朝ヲ 構成:わたり

江戸・吉原の遊郭「開花楼」の使用人の幾太郎は売れっ妓花魁の芙蓉に見込まれ、歌舞伎役者・尾高永遠蔵が足が届く程度の深さの池で溺れ死んだ謎の真相を探ることになった。

▼江戸川乱歩の名作を再構築した大正浪漫ミステリー

作者:上条明峰

時は大正。
少年探偵・小林は帝都を震撼させる大怪盗・怪人二十面相を捕らえようとしていた。
そんな小林少年は仕事もせずに毒舌ばかり吐く高等遊民の彼を疑っていたが、自身が自嫌悪容疑者にされてしまう。

江戸川乱歩さんのおどろおどろしい世界観が綺麗な絵で表現されてて面白かったです

江戸川乱歩の雰囲気を味わうというより「D坂の殺人事件」で最初からだんだらの着物で登場する小林少年など、原作を知った上でこう変えてきたかとアレンジを楽しむことができた

とにかく面白いし、なんとも原作に忠実どころか怪奇さ、大正ミステリーさがパワーUP、イラストを見てるだけでも世界館に入り込んでしまいます

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