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リアル&コミカル!RPG子育てドラマ『伝説のお母さん』が絶賛されている件

前田敦子主演のNHKドラマ『伝説のお母さん』。『勇者ヨシヒコ』を彷彿とさせる緩くてコミカルな世界観に、リアルな子育て事情を組み入れた隠れ社会派ドラマ。毎回“攻めている”といわれる「よるドラ枠」の新作が再び絶賛されている。なお、2月24日に4話まで一挙放送。

更新日: 2020年02月24日

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aku1215さん

◆前田敦子の産後復帰作『伝説のお母さん』

かねもとの同名マンガをもとにした本作は、かつて伝説の魔法使いとして魔王を倒し、現在は専業主婦となって育児に取り組むメイを主人公にした作品。

平和を取り戻したメイは、専業主婦としてワンオペ育児に奮闘する日々を送っていた。ある日、彼女のもとに魔王が復活したという知らせが。国王より魔王討伐の命を受けるが、メイは「無理です、だって……保育所が空いてないんです」と答え……。

◆『勇者ヨシヒコ』を彷彿とさせる緩くてコミカルな世界観

いわゆるドラゴンクエストやファイナルファンタジーのような、ロールプレイングゲームの中の世界が舞台。

カルト的人気を誇ったテレ東の連ドラ『勇者ヨシヒコ』をほうふつさせ、ゆる~いテンポも似てはいます。

◆その一方で現代日本を皮肉るようなリアルな子育て社会

【#伝説のお母さん】 #待機児童 100人⁉ メイ(#前田敦子)とさっちゃんが暮らす城下町は #保活 激戦区 すぐにでも入園手続きしたいメイ でも厳しい現実が… #感想募集中 公式掲示板 nhk.or.jp/drama/yoru/den… pic.twitter.com/5lstj6832F

職員には「子育てを後回しにした人類の負けですね。大人しく滅びましょう」「1つだけあります、優先的に保育所に入る方法。ご主人を殺してください……冗談です」と、冗談ともとれない辛辣なアドバイスをされる始末だ。

・家庭では「ワンオペ」育児に追い込むダメ夫の姿もまたリアル

メイの夫・モブ(玉置玲央)の役立たずっぷりはリアルで抜群だ。「イクメンとか今流行ってるし、なんかカッコいいじゃん。俺にまかせろって」などとのたまいながら、いざとなったら赤ちゃん放置。

「おしっこならまだいいけど、うんちのオムツ替えるの、男にはハードルたけえだろ?」という理由でオムツも替えず、ヘッドフォンをしたままゲームに夢中、「子育てとか、無理でしょ。俺、向いてない」と言ってのける。

挙句、罪悪感ゼロの爽やかな笑顔で言うのだ。「やっぱ考えたんだけどさー、仕事はお前じゃなくても良いじゃん。でもさ、子育てはさ、絶対に男親じゃなくて、母親のほうが良いと思うんだよ。母親のかわりは、誰にもできないだろ?」

『伝説のお母さん』は子育て真っ最中の女性の前に立ちはだかるいくつもの社会問題を描いた、社会派ドラマに見えない社会派ドラマなんです。

◆現実とリンクする前田の演技に共感の声

実際の前田さんも新米ママですから、子どもをあやす様子や育児でパニくる様子にリアリティーがあります。

「母」の揺れる心を見事に表現したセリフの数々にSNS上では、「今の私だ」「かなり身につまされる」「あっちゃん困難すぎるけど一生懸命がんばってて泣ける」など共感する書き込みが相次いでいる。

「1児の母」として奮闘する彼女自身と、ドラマの主人公・メイの立場が重なることで、完全に同一視している視聴者も多いのでは。そのため、メイが“子育て問題”を抱えつつ、再び魔法使いとして活躍しようと奮闘する姿を見て、視聴者は自然と応援したくなってくる。

◆大地真央など実力派の共演陣も好演

大地真央は、かつて伝説の魔法使いメイ(前田敦子)によって封印され、このたび蘇った魔王役だ。このドラマに出てくる人物は、全員コスプレ感いっぱいなのだが、この魔王は一番浮世離れしているはずなのに、すごくしっくりきているのである。

切れ長の瞳が特徴的な玉置は抜群の身体能力を備え、劇団「柿喰う客」の中心メンバーとして活躍。「伝説のお母さん」では、前田敦子演じるヒロインの頼りない夫を好演している。

玉置玲央

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