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この記事は私がまとめました

fujiken1979さん

100年に1度――馬車が自動車に置き換わって以来の大変革とされるモビリティ革命が、今まさに進行している。

クルマ社会の将来を考えるときに、知っておかなければならない言葉が「CASE」(ケース)と「MaaS」(マース)

クルマの進化する方向を示す「CASE」

「Connected(コネクテッド)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Services(シェアリングとサービス)」「Electric(電動化)」の頭文字をつなげたもの。

Connected(コネクテッド)でできること

コネクテッドとは、自動車がインターネットに常時接続した状態のことを意味しています。

車が常にインターネットにつながっているということは、センサーで集めた車の情報を外部に送ったり、逆に外部から映像のコンテンツを受け取ったりすることができるということ。
具体的には、
・緊急時に自動で救急センターに通報する
・走行距離・速度・急発進・急ブレーキなどの運転情報を集めて保険に活用する
・車内エンターテイメントを充実させる
・走行データを集めて自動運転への活用する
といったことができるようになるようです。

Autonomous(自動運転)でできること

運転手の不用な完全なる自動運転を理想としますが、それだけではなく、理想に至る道程となる運転支援システムなども、この「A」に含まれます

レベル1
ほとんどは運転者が担いますが、運転操作の一部を制御システムが担います。

速度を一定に保つクルーズコントローラーなどがこれに当たります。

レベル2(部分自動運転)
加速・操舵・制動のうち複数の操作を一度にシステムが行います。例えば、LKAS(車線からはみ出さない)とACC(前の自動車について走る)を組み合わせることで、「追い抜き」や「高速道路での自動合流」など、より高度な運転が可能になっています。
ただし、レベル2でも基本は運転者が周囲を認識し、運転する必要があります。

2020年2月現在は、レベル2まで開発が進んでいます。基本的には人間が操作し、一部をシステムがアシストしてくれるという段階です。

レベル3(条件付自動運転)
システムがすべての運転を行います。ただし、システムが要請した場合はドライバーが運転を行います。
例えば、高速道路では、追い越しや合流、分岐など、運転操作に関しては制御システムが行います。レベル3では周囲認識も基本はシステムが行い、ドライバーは周囲を監視する必要もなくなります。ただし、走行領域が決められた領域(運転設計領域: Operational Design Domain)を外れる場合などではドライバーが運転することになります。
政府は2020年代前半(2020~2024年)までに高速道路でもレベル3自動運転車を走らせたいと考えています

「運転設計領域」というのは、きちんと自動運転システムが作動して安全に走れる道路のことです。

レベル4(高度自動運転)
運転者はなにもしない「ほぼ」完全自動運転となります。システムは限定された条件下(運転設計領域内)で作動すればよいことになっています。例えば、AとBを結ぶ道路、低速運転時など、設定された条件下であれば良いことになっています。

運転者がほぼ何もしなくていいというのがレベル3との違いです。

レベル5(完全自動運転)
レベル4で付けていた「走行(運転設計領域)の条件」を取っ払ってしまったものです。
すなわちなんの制限もなく、自動運転車が街中を走行しているイメージです。
もちろん、走行領域の条件をなくして走行させる為には、技術的な課題や法整備がされないと実現ができません。日本政府もレベル5の達成時期を設定していません。

Shared & Services(シェアリングとサービス)でできること

これまでクルマは、「個人が買って使う」という所有が基本でした。そこを、「必要なときだけ借りる」「必要のないときは貸す」「みんなで共同所有する」などといった新しい使い方も広めていこうという考えです。より、便利でコストの安いクルマの使い方が模索されています。

スマホなどで車種や利用時間を予約して自分で駐車場に行ってICカードで開錠して乗るタイプのカーシェリングも出てきています。利用料金はガソリン代と15分200円程度の従量制料金です。使い終わったら掃除をして元の駐車場に戻して施錠することになっています。
昔からあるレンタカーのお店と比べると、レンタカーの店舗まで行く必要がなく、手続きの待ち時間もありません。

E=エレクトリフィケーション(クルマの電動化)でできること

ハイブリッドや電気自動車(EV)を増やしていこうという意味です。これは,地球の環境問題対策とも関わるもの

車とインターネットを常に接続させておくにはたくさんの電力が必要です。ガソリン車の場合はパーツで車体が埋め尽くされているので、容量の大きなバッテリーやその他の部品を格納することができません。一方、電気自動車は構造がシンプルなので、それらを格納することができます。また、自動運転との関係でも電気自動車は適してます。ガソリン車はたくさんの小さな部品が集まってできており、エンジンの構造は複雑です。一方の電気自動車のモーターは構造がずっと単純なので、コンピューターによる制御が行いやすいのです。

MaaSとは

バス、電車、タクシーからライドシェア、シェアサイクルといったあらゆる公共交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけ、人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステムのこと

たとえば、サッカーを観戦するためにスタジアムへ行くとき。いまでもアプリを使えば自宅からスタジアムまでの最適経路と利用すべき交通機関、所要時間や料金などを簡単に知ることができるが、MaaSではこの検索機能にプラスして予約や支払いも、スマホなどの端末を使い、まとめてできるようになるということだ。しかも、MaaSの場合、前述したように鉄道やバスだけでなく、タクシー、シェアサイクル、カーシェア、ライドシェアなど、ありとあらゆる交通手段が対象となる。

MaaS先進国フィンランドの取り組み

「ウィム(Whim)」というMaaSアプリを使って利用するこのサービスは、2017年から首都ヘルシンキで実用化

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